手相は一日でも変わると言われています。いろんな手相を覚えるのは大変ですが、小指の下に範囲を絞って眺めてみませんか?基本的に縦線と横線、斜め線をチェックすることで、占うことができます。小指の下には財運線や結婚線など気になることが表れています。鑑定の始まりです!
小指の下の手相とは
運命引き寄せる手相
手相とは、手のひらにあらわれている線だけではありません。手の柔らかさや肉付きの良さなども参考になります。手相自体も一つの線に対して、さまざまな呼び名があります。ふっくらとした盛り上がりの部分は、呼び名は複数ありません。小指の下のふくらみは「水星丘(すいせいきゅう)」と呼んでいます。
「水星丘」はその名の通り、水星のエネルギーを受け取るところです。水星は英語では「マーキュリー」と呼びます。ギリシャ神話では、全知全能の神のゼウスの子供「ヘルメス」です。ヘルメスは赤ん坊の時に、兄であるアポロンから雌牛50頭を盗み出したそうです(言葉も出ませんね…)。
ヘルメスは人との交渉術やコミュニケーションに長けていたことから、ゼウスに気に入られました。また水星は太陽の周りを88日もかからずに一周してしまいます。ヘルメスは「伝令の神様」「商才の神様」と呼ばれるようになりました。小指の下の手相は、回転の速さや機転がきくなどの能力から、人生を切り開くと言えます。
財運線と結婚線でみる
小指の下には有名な手相があります。ひとつは横線である「結婚線」、これは多くの方が気になる手相です。もうひとつは縦線です。財運線と呼ばれます。人生の中ではもっとも気になる手相、と感じる方もいることでしょう。結婚相手や恋人の財運線も気になるところです。
財運線は単に「お金持ち」が「貧乏」か、という断定ではありません。「価値観が違う」理由で分かれるカップルや夫婦は多いと思いませんか?財運線はお金に対する考え方が見て取れます。パートナーとのお金に対する価値観が似ているのであれば、人生の荒波をすすむ指標となり、同じ方向を目指すことができると思います。
小指の下の手相の意味【縦線】
小指の下の手相1:薄い縦線がある
小指の下の財運線はたいていの方にあります。小指の付け根から、感情線のあたりまで薄い線がある方が多いです。これが普通のパターンです。もっとくっきりと濃い線があれば、嬉しい財運線と言えます。財運線とは「財産を蓄える才能がある」ということですので、自覚することでさらにくっきりした手相になるかもです。
ただし、薄い縦線が何本もある場合は財運線とはいいながら、お金が入ってもすぐ散財してしまう意味をあらわしています。お金があっても使ってしまう、なくても使ってしまうタイプです。4本以上あるのが目安です。
小指の下の手相2:縦線が2本以上ある
前述の「薄い線が」2本以上あるのなら、「散財タイプ」と言われています。くっきりした濃い財運線が見つかる場合は、まったく違います。サイドビジネスなど、複数の仕事などで財産を積み上げられるかも知れません。しっかり商売の才能があるということです。もちろん頭脳明晰に違いありません。
小指の下の手相3:縦線に横線が入る
もし、綺麗な財運線に、横線がつきさすように重なっていれば要注意です。この場合の横線は「障害が入る」という意味です。新しく起業する場合や、新しい仲間と活動を始める場合などは、心の準備が必要です。
小指の下の手相4:縦線がない
「そもそもないんだけど!」という方。慌てないでください。もしかしてまだ学生さんでしょうか?財運線がないという方は、お金に不自由していない立場の方が多いのです。特に若いうちは、生活のすべてを両親や保護者が面倒を見てくれます。働くようになってから財運線がじょじょにあらわれてくると思います。
また、お金に関していえば、財運線は「蓄える能力」があるということです。お金を「稼ぐ能力」を表す手相とは違います。そのため「社会人になってるのに財運線がない」と悩むのは早計です。普通に働いていれば、欲しいものややりたいこともたくさんあると思います。交友関係も広がる時期にも、お金はたまりません。
小指の下の手相5:縦線の先が枝分かれ
財運線の先を良く見てください。小指の下から向かっているその先が、枝分かれしていませんか?「切れる」「分かれる」は気になる言葉ではあります。手相の場合は「範囲が広がる」「才能が花開く」状態と考えてください。企業を考えている方は躊躇する必要はありません。高額な財産を手に入れることができるかも知れません。
小指の下の手相の意味【横線】
小指の下の手相6:薄い横線がある
小指の下に手の甲から伸びている横線は、結婚線です。結婚願望の強さの状態もあらわしている手相です。普通は手のひらを見て、小指の横幅半分位か、それよりも狭い幅位の長さです。小指の付け根と感情線の真ん中位が「30歳」と言われています。男性なら「35歳」です。これがだいたいの結婚する年齢です。
結婚線が薄い場合は「まだ結婚する時期ではない」と考えられます。女性は、小指の付け根と感情線の真ん中が「30歳」の年齢としています。感情線側(下)が30歳より若い年齢、小指の付け根側(上)が30歳より上の年齢と見てください。
小指の下の手相7:横線が2本以上ある
小指の下の結婚線が2本以上ある場合は、「複数回の結婚をする」と言われています。現代では「同棲」や「恋人とシェアハウス」などさまざまなパターンの恋愛があります。結婚を考えるほどの真剣なお付き合いも、この結婚線の回数に入ります。1本か2本の横線であればまずまず良好な結婚に恵まれます。
小指の下の手相8:横線がない
「横線ない!」と驚かないでください。まだまだ若く結婚年齢には程遠い方です。適齢期と思われる時期や恋愛において、将来に向けて真面目な感情を持ち始めた時にじょじょに結婚線があらわれます。「年齢に不足はないはずなのに」そんな風に不思議に思う方はいませんか?その方はきっと「結婚」そのものに興味がありません。
小指の下の手相9:横線が上に向かっている
結婚線の先が小指に向かって、上に伸びているのは良い手相です。緩やかに伸びている方は、結婚することで安心感を得ることができます。平穏な結婚生活が出来る方です。年下のお相手とも上手く行きます。もし、急激に上を向いている結婚線はありませんか?これはもう結婚するしかありません。夢のような結婚生活が送れます。
小指の下の手相10:横線が下に向かったり枝分かれしている
結婚線が下向きだったり、先の方が枝分かれしている場合はあまり良い手相ではありません。下向きといっても、若干の下向き結婚線は多いです。結婚してみて現実と向き合い、落ち着いている状態ともいえます。枝分かれしている場合は二人の気持ちや考え方に距離があるといえます。しかしどちらも当たり前のことですね。
問題は下向きの結婚線が、「どこまで下を向いているのか」ということです。感情線あたりまでは許せます。努力で二人の関係は補えるでしょう。しかし、感情線をも突き抜けてしまった下向きの結婚線は、良くありません。裁判を想定した離婚や未亡人になるなども想定した方が良いかも知れません。