心を開き“甘えん坊”に大変身

 マナくんの警戒心はなかなか薄れず。おうちに迎えてから数か月間は逃げ回っていましたが、コンドリア水戸さんはたとえずっと懐かなくても愛情を持ってお世話していこうと奥さんと話していました。

 そんな温かい気持ちが伝わったのか、マナくんは次第に心を開いてくれ、無防備ポーズをたくさん見せてくれる甘えん坊さんに変身します。

えっ、ファラオ…?保護猫シェルターで出会ったマナのユニークな寝姿にクスッ
(画像=甘えん坊さんに大変身したマナくん、『女子SPA!』より引用)

 しかし、今でも見知らぬ人は苦手で、来客があると脱兎の如く逃げ、隠れるのだとか。

 ちなみに掃除機も大の苦手。けれど、臆病であるからこそ、マナくんは観察力が優れており、時にはあっと驚く行動を見せることもありました。

「他の猫が何かかわいい行動をして褒められたり喜ばれたりしていると、すぐにそれを真似して褒められようとします」

えっ、ファラオ…?保護猫シェルターで出会ったマナのユニークな寝姿にクスッ
(画像=『女子SPA!』より引用)
えっ、ファラオ…?保護猫シェルターで出会ったマナのユニークな寝姿にクスッ
(画像=僕を見てアピールにキュン…、『女子SPA!』より引用)

 マナくんならではの知的な「ボクを見てアピール」。それを目にするたび、コンドリア水戸さんの心はとろけています。

同居猫たちの“かすがい”のような存在に

 マナくんは現在ボスくん、なだちゃん、ことくんという3匹の仲間と生活しています。

えっ、ファラオ…?保護猫シェルターで出会ったマナのユニークな寝姿にクスッ
(画像=左から、ことくん、ボスくん、右:なだちゃん。手前がマナくん、『女子SPA!』より引用)

 ボスくんは自宅の庭に来ていた地域猫。なだちゃんとことくんは、同じ保護団体さんからお迎えした子です。シェルター時代から猫好きだったマナくんはどの子とも仲が良く、「猫たちのかすがい」のような存在になってくれています。

 例えば、一番年下のことくんはマナくんにくっつき、喉を鳴らしながら寝るのが大好き。

えっ、ファラオ…?保護猫シェルターで出会ったマナのユニークな寝姿にクスッ
(画像=一番年下のことくんに寄り添うマナくん、『女子SPA!』より引用)