カンゼンは、10万部を超えるベストセラー『こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本』に続く、「こどもシリーズ」の最新刊として『こどもロジカル思考 なぜ論理的に考えることが大切なのかがわかる本』(茂木秀昭監修/バウンド著)1,430円(税込)を9月13日(月)に発売した。
「ロジカル思考」
「ロジカル思考」とは、ものごとを整理して筋道を立てて考えること。
こどもたちが、生きていくといろいろな人と出会う。どんな相手にでも自分の考えをうまく話して伝えるために、ロジカル思考が必要となる。
論理的な考え方を育むことで、論理的な話し方を身につけることができる。マニュアル思考でもなく、誰かの受け売りでもなく、自分の頭で考えることが大切だ。そのことがものごとを探求する習慣、問題を解決するものの見方を育み、やがて“生きる力”となっていく。
これから大人になっていくこどもたちが、 よりよい社会生活を送るために身につけるべき力、それがロジカル思考だ。
「はじめに」
“論理的に書いたり、話したりするには、まず論理的に考えられなくてはなりません。論理力を身につける最も効果的な方法はディベートという探究のための討論手法を学ぶことです。
本書は、ディベートから学べるロジカル思考のエッセンスについて、小学生でも学べるようにわかりやすく書かれたものです。ロジカル思考を身につけるには、日ごろの実践も欠かせません。「なぜ」「どうして」という素朴な疑問や好奇心を大事にして、課題を探究して、問題の本質や解決策を探ったり、真実を見出していく。その学びのプロセスのなかで、他人に質問したり、一緒に議論していくことで、自分だけでは気づかなかったことを発見することもできます。
アイデアを組み立てたり、他人を説得したりして、最終的に問題解決へとつなげていける、そうしたロジカルな思考力とそれに基づくコミュニケーション能力が、21 世紀の、情報過多で、変化が激しく、正解のない社会で、合理的な最適解を導き出す手法として求められているのです。”(本書「はじめに」より)