忙しいママから「使ってみたいけどなんとなく敷居が高く感じる」と声がある育児サポートサービス。

そこで今回は「育児サポートサービス」をテーマに、

・働くママが「利用したいサービス」はなに?
・育児サポートサービスの実態 気になる価格は?
・育児サポートサービスの実態 体験談

についてご紹介します。

働くママ、利用したいサービスはなに?

育児サポートサービスとは、育児や仕事、家事で大変な主婦の方向けに、育児に関するさまざまなサポートを依頼できるサービスです。

まずは働くママたちが利用したい・関心がある育児サポートサービスについて、しゅふJOB総研のレポートを見てみましょう。

◆もしあなたが子育てと仕事を両立させなければならない場合、補助等で金銭負担を考慮しなくて済むとしたら、利用してみたいと考える民間サービスはありますか?

働くママが利用したい「サポートサービス」ランキング!利用した方の体験談もご紹介します
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

利用したいサービスのトップ3は、


1位:家事代行

2位:民間学童保育

3位:塾などへの送迎サービス

でした。


回答の中には、

・夕飯を作って宅配してくれる。洗濯もの洗濯して乾燥して分けて畳んで宅配してくれる(40代:パート/アルバイト)

・子供うけする可愛いお弁当を作ってくれるサービス(40代:フリー/自営業)

・ペットの散歩(40代:パート/アルバイト)

・保育園で利用する縫い物の代行(50代:派遣社員)

といったコメントも。

各家庭で「時間がかかっている」こと、「他に優先順位が高いものがあり、時間が確保しにくい」ことをサポートサービスの手を借りたい!と思うのではないでしょうか。

また、回答者のママさんたちが「自分にも提供できる!」と考えるサービスも見てみましょう。

◆もしあなた自身の家事や子育て経験を活かすことができるとしたら、サービスを提供する側として従事してみたいと思う仕事はありますか?

働くママが利用したい「サポートサービス」ランキング!利用した方の体験談もご紹介します
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

提供できるサービスはの上位3つは


1位:塾などへの送迎

2位:民間学童保育での勤務

3位:施設での保育

でした。


コメントを見てみると、

・子育てに悩んでる人のお話を聞くこと(40代:派遣社員)

・近所のお家・子供の見回り、施設などでの読み聞かせ(40代:今は働いていない)

・プログラミングインストラクター(50代:派遣社員)

といった声が聞かれました。

2つのアンケート結果を見てみると、

大多数の方が「家事代行」、「塾などの送迎」を頼みたいと答えていて

提供したいサービスについては「塾などの送迎」、「悩んでいるママさんや子どもの相談相手」というものが多く見られました。

需要が高いものは「家事代行」、需要と供給が釣り合っているのは「塾の送迎」と「民間学童保育」という結果です。

働くママが利用したい「サポートサービス」ランキング!利用した方の体験談もご紹介します
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

育児サポートサービスの実態1 気になる価格は?

育児サポートサービスについて需要がある、もしくはママさん間での供給が可能となるサービス、

「家事代行」

「民間学童」

「塾などへの送迎」

では、この3つのサービスについて実際に利用しようとすると、価格はいくらくらいになるのでしょうか?

月当たりで試算してみましょう。

•家事代行(1回2時間、月2~3回お願いする場合)


基本料金1時間あたり2000〜3000円程度

延長料金 10分あたり500円程度

スタッフ交通費 1000円程度

その他:カギ預かり、指名料など 1000〜1500円(鍵の預かりは、月あたり、指名料は1時間あたりでの目安)


1回あたりの合計=7000円程度〜

月換算すると2万円程度が平均になります。

•民間学童(平日の放課後にほぼ毎日預けた場合)


月額利用料 月4~5万円程度(入会金は別途 2~3万円は別)

食事、送迎、習い事などのオプション 1回あたり500〜1000円程度


オプションによりますが、月に4~7万円程度が一つの目安となります。

•塾の送迎(週に1回往復の送迎を頼む場合)


利用料金1時間あたり3700円程度~(待ち時間含む)

2時間で7200円程度

交通費実費別途(子、シッター分)


月に4回頼むとして、合計2万8800円程度となります。

※上記はベビーシッターサービス会社の料金を参考にしています。

ちなみに、タクシー会社でも子どもの送迎サービス(キッズタクシーなど)を展開しています。

料金は、最初の1時間が6000円前後、その後30分ごとに2500円前後が目安になります。

働くママが利用したい「サポートサービス」ランキング!利用した方の体験談もご紹介します
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

育児サポートサービスの実態 体験談

家事代行や塾の送迎を頼んだ場合は月に2万円台、民間学童を利用すると4万円ほどかかるようです。

共働き家庭だとしても、気軽に出せる金額ではないですよね。

参考のため、育児サポートサービスや家事代行サービスを利用したことがある方の声を聞いてみましょう!


•家事代行を利用したことがある方の体験談

・忙しくて家のことがまったくできないときに数か月利用。家が片付くし、整理しやすいように収納を工夫してくれたので今でも助かっている。

・作り置きおかずを作ってもらうサービスを利用。たったの3時間で本当に1週間分のおかずを作ってくれて感激!今も定期的に頼んでいる。

•民間学童を利用したことがある方の体験談

・公立の学童が定員で入れず、数年間お世話になった。設備が充実、スマホで定期的に状況を知らせてくれたりカメラで動画を送ってくれたりと安心感があった。

・英語のクラスを一緒にお願いしていた。別に習い事をさせるより良かったのではないかと思う。

•塾の送迎を利用したことがある方の体験談

・家から塾へ送るだけお願いし、迎えは自分で行くことにしたので30分のスポット利用で安く済んだ。

・いつも同じ人でないと子どもが警戒してしまうので、1カ月先まで予約を入れるようにしていたので、逆に辞め時が難しかった。


利用した方の声を聞いてみると、ポジティブな感想が多いようです。

忙しい生活を続けていると、ふとした拍子に子どもにキツイ言葉をかけてしまったり、些細な表情や感情の変化に気づけないこともでてきます。

でもそれは、ママ・パパのせいではなく、忙しさで心に余裕がないからかもしれません。

スポット的に、専門の人の手を借りて、時間と心にゆとりを作ってみてはいかがでしょうか。お金以上の喜びがあるかもしれません。

まとめ

働くママは、仕事から帰ってから夕方の家事が大変!「時間が足りなくてイライラ…」という状況になりがちです。

精神的にも体力的にもきつくなってきたら、育児サポートサービスの利用も視野に入れてみることをおすすめします。定期利用でなくても、一時利用ができるサービスもたくさんありますよ。

育児サポートサービスは、ホームページのほか、会社の福利厚生サービス、生協などから気軽に申し込めるものもあります。お試し期間がある会社もありますので、気になる情報があればストックしておくとよいでしょう。

また、家事や育児の経験を活かして需要があれば働きたいという方は、この時間帯に労働力を提供してみてもいいかもしれません。

家事代行、ベビーシッター、保育園や学童の補助スタッフ……子どもや子育て中の家族のためにできるお仕事はたくさんあり、これからどんどん需要が増えていくと見込まれています。

未経験から始める人が多いので、研修が充実しているのも特徴の業界です。どんな会社で、どんなサービスを提供しているか、まずは比較してみてくださいね。

提供・しゅふJOBナビ



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