最近「境界知能」や「グレーゾーン」の子どもたちについて知られるようになってきました。

 とはいえ、発達障害や知的障害とは診断されないものの、学習に困難を抱えたり生きづらさを感じている「グレーゾーン」の状態にいる子どもたちの存在は、教育現場や家庭で見逃されがちなのが現状です。

これまで、そんな「グレーゾーン」と位置づけられる子どもたちを多数診療してきた児童精神科医の宮口幸治さんの新刊『困っている子を見逃すな マンガでわかる境界知能とグレーゾーンの子どもたち2』が話題になっています。

<マンガ>一見“よく嘘をつく子”には意外な「嘘にみえる背景」があった
(画像=最近「境界知能」や「グレーゾーン」の子どもたちについて知られるようになってきました。)

何かしらの課題があるけれどはっきりした原因や状態がわかりにくい子どもたちへの具体的な対応策がマンガで分かりやすく描かれた著書は、昨年の夏に刊行された宮口さんの著書『境界知能とグレーゾーンの子どもたち』の続編にあたります。

 今回は、最初に刊行された著書から、「よく嘘をついてしまう子」のケースを紹介しましょう。

<マンガ>一見“よく嘘をつく子”には意外な「嘘にみえる背景」があった
(画像=『女子SPA!』より引用)
<マンガ>一見“よく嘘をつく子”には意外な「嘘にみえる背景」があった
(画像=『女子SPA!』より引用)