身近なさまざまなものがデジタル化している昨今、デジタルネィティブという言葉も聞かれるようになりました。デジタルに対する年代的な慣れもあるようですが、都道府県によってもデジタル化の格差があるようです。デジタル化が遅れている都道府県はどこでしょうか。野村総合研究所(NRI)のアンケート調査をもとに考えていきます。

デジタル度合いを測る指標であるDCI

DCI(デジタル・ケイパビリティ・インデックス)とはデジタル化の進み具合を見る指標です。デジタル機器やサービスの活用能力、高速インターネットやスマホなどの普及率、地方自治体のサービスのデジタル化などをもとに度合を図ります。

TOP3は東京・滋賀・神奈川

DCIが高い都道府県は上から東京、滋賀、神奈川でした。都市圏が高いのはなんとなくうなずけますが、滋賀や熊本、三重なども上位に顔を出しており、必ずしも都市圏ばかりが進んでいるとは言えないようです。

例えば、滋賀県ではDX推進の取り組みを進めています。「暮らしのDX」「行政のDX]「産業のDX」デジタル技術を駆使し県民の生活を豊かにするために、この3つの柱を中心としスマート自治体を目指しているのです。