彼に浮気をされたとき、「悲しみに暮れる」「怒る」「浮気相手に連絡する」など対処法や反応は人それぞれ。この記事では、本人や浮気相手に復讐をした女性たちの体験談を紹介します。
やられたら、やり返す! そう決めて、浮気をした彼や浮気相手に復讐を決めた女性たち……。これを読んだら浮気しようとする気が失せるかも?
ホラー映画よりも怖い、5つの浮気復讐体験談を紹介します。
■私たち、こうして復讐しました
浮気の復讐から結婚へのウルトラC
美容系会社に勤めているSさん(35歳)には、結婚を前提に付き合っている彼(38歳)がいました。Sさんの彼は3歳年上で、いわゆる「九州男児」「亭主関白」と呼ばれるようなタイプだそうです。
“オレ様”的なところはありますが、もともと頼れるタイプが好きなので、そういう性格が好きでした。ただ、女性に対しては結構積極的に行くタイプな上に、体育会系のさわやかな雰囲気だから必要以上にモテるんです。
そんな彼の浮気にSさんが気付いたきっかけは、ほんの些細な変化でした。
あれ? って思ったのは、彼がそれまで興味がなかったサーフィンについて話したときです。陸上系の体育会なのでサーフィンやスノボみたいなスポーツにはそれまで全く興味を示さなかったのに「最近は女性にもサーフィン人気が高い」みたいな発言があったんですね。「誰からの情報?」ってアラートが鳴りました。
Sさんの嫌な予感は的中します。彼は同じ職場に入ってきたサーフィンが好きな契約社員の女性と浮気をしていました。
浮気の証拠はLINEのやりとりです。デートの待ち合わせをしているときに、早く着いていた彼がスマホをチェックしていました。驚かせようと彼の後ろから近付いていったら、その浮気相手の彼女とのやり取りがばっちり目に入りました。
「愛してる」とか「好き♡」という文字は浮気の証拠ですよね。
浮気されても彼と別れる気になれなったSさんは一か八かの賭けに出ます。彼の実家には何度か遊びに行っていたため、彼の浮気を彼の両親に泣きながら暴露したのです。
彼のご両親には気に入られている自信がありました。なので彼の浮気で悩んでいると、思い切って彼の両親に相談したんです。そうしたら、ご両親が全面的に味方になってくれて、そのまま結婚まで説得してくれました。
彼の実家は地主の資産家。ご両親にたてつくことだけはNGな家庭で育った彼は、両親には逆らえないそうです。
Sさんは浮気の復讐として彼の両親を巻き込み、さらにうやむやになっていた結婚の話まで固めるというウルトラCを繰り出しました。すっかり反省した彼は今、とても良い夫になっているそう。
荒らしコメントで復讐完了
Aさん(32歳)の彼はバツイチシングル。自他共に認める“恋愛依存系”タイプのAさんは、「好きになったら止まらない、止められない」そう。
正直、重いと思います。でも仕方ないんです。好きになると四六時中彼のことばかり考えて他のことはどうでもよくなってしまうんです。
浮気をしたら一番ヤバいタイプなのに、Aさんの彼の浮気が発覚。相手は人数合わせで参加した合コンに来ていた女性だったそう。
今の時代、SNSを辿れば相手の素性を掴むのは難しくないです。明らかに彼との交際を匂わせる投稿を見つけたので、私は復讐用の新しいアカウントを作り、かたっぱしから彼女の投稿に「彼女がいる人に手を出すなんてどういうつもりなんですか?」とか「浮気相手ですよ?」とコメントをしまくりました。
浮気相手の女性はアカウントを閉じてしまったそうです。
今の時代、もしかすると名誉棄損で訴えられるかも? とは思いましたが、来るなら来てみろって感じです。彼にたかる害虫は徹底駆除します!
彼とは今も付き合っているそう。
「浮気したら相手もあなたも絶対許さない」って伝えたのでもう大丈夫かな? 今は安心しています。
敵にしてはいけない人のパートナーには手を出さないように!
彼の家の配線をこっそりと……
彼の浮気には何度も泣かされました。
Mさん(30歳)には大学時代から付き合っている彼がいました。派手な雰囲気ではないものの、女性から「彼氏にちょうどいいかも」と思われやすい人で、実はひそかにモテていたそう。
同級生で10年近く付き合ってるから、ほぼ夫婦のような状態でした。なので、彼がちょこちょこ浮気していたのは何となく気付いていたんですね。でも「本命は私だから」と自分に言い聞かせて見て見ぬ振りをしてたのが良くなかったのかもしれないです。
Mさんの堪忍袋の緒が切れたのは、自分の知り合いと浮気していたことが発覚したときでした。
私の知り合いと浮気するなんて、ナメてんのかって思いましたよ。それでもう彼への気持ちがさっと冷めたんですね。でもこのまま別れるのはむかつくから、彼の家にある家電の配膳をめちゃめちゃに繋ぎ変えました。
テレビとHDレコーダーの配線をオーディオに繋いだり、PCモニターとPC本体の配線を抜いたりと、ただでさえストレスのかかる配線を繋ぎ変えてしまったそうです。
いきなりテレビの録画ができなかったり、パソコンが映らなくてきっと困ったと思います。修正に何時間も悩んで対応している彼の姿を想像するだけで、ちょっとすっきりしました!
プロの別れさせ屋に依頼
浮気されたら絶対許さないって決めてました。だから彼の浮気が発覚したときは、しっかり復讐しようって思ったんです。
Dさん(38歳)の彼は同窓会で再会した初恋の女性と浮気。彼の挙動がおかしいと感じたDさんは探偵を雇ってリサーチし、浮気の証拠を突き止めました。
証拠を掴んだあとは、ネットで調べて見つけたプロの別れさせ屋に依頼しました。
Dさんの復讐はこう。まず、プロの別れさせ屋に依頼してふたりを別れさせる。そして別れて自分のところに戻ってきた彼を思い切り振るという計画です。
プロってやっぱりすごいんですよね。2週間もしないうちに浮気相手の彼女に振られて、彼が私のところに戻ってきました。私に浮気を全部知られてるなんて思ってもみない彼は、私のご機嫌を取るように甘い言葉や高いレストラン、プレゼントと怒涛の接待。しっかりいただいた挙句に「ゴメン。好きな人ができたの」とLINEで振って速攻ブロック&削除しました。
浮気相手にも振られ、彼女にも振られた彼は、それを仕組んだのが彼女であるDさんだとは最後まで気付かなかったそうです。
浮気相手と結託して……
彼とは社内恋愛でした。ひとつ上の先輩で、仕事を教えてもらっているうちに付き合うことに。同じ会社だから付き合っていることは内緒にしていました。
Tさん(33歳)の彼が浮気をしたのも同じ社内だったそう。
「彼の職場に入ってきた派遣社員の女性といい感じになってる」って同期からの情報が入ったんですね。同期には彼と付き合ってることを言ってなかったから、その辺りの情報は社内ゴシップネタとして入ってきました。
「同じ職場の女ふたりに手を出すなんて許せない」と復讐を決意したTさんが接触したのは、何とその浮気相手。
私と彼が付き合ってることを伝え、写真やLINEのやりとりを見せました。彼は「彼女はいない」ということにしていたらしく、自分が浮気相手として遊ばれていたと気付いた彼女は彼への気持ちがトーンダウン。私ももちろん彼への気持ちはなくなっていたので、ふたり結託して彼の素行を会社の倫理委員会へ訴えたんです。
このご時世、ハラスメント問題に対しては敏感になっていた会社は、早速彼を地方に異動させることに。
本社で出世したがっていたのを知っていたからいい復讐になりました。浮気相手だった彼女とは戦友から親友に。お互い今は別の彼ができて幸せです。彼は未だに地方から戻っていません。うちの会社は一度のミスが出世に響きますし、シモの問題を起こす人は本流に戻さないと思いますよ。
浮気を軽くみると一生を棒に振るかもしれませんね。
■やっちゃダメ! な復讐法
けれども復讐をするということは、それが跳ね返って自分にも降りかかるリスクを伴う行為。こんな復讐方法は法律に抵触し、逮捕される可能性もあるのでご注意を……。
暴力に訴える
殴ったり、物を壊したりなど暴力に訴える行為は障害、器物破損罪に問われます。いくら酷い浮気をされたとしても、暴力に訴えることは止めておきましょう。
リベンジポルノ
相手の裸の写真や動画などを、本人の同意なく他人に共有したりSNSに掲載したりする「リベンジポルノ」。女性が被害に遭うケースが多いものの、性別関係なく罪に問われます。当然やってはいけません。
ストーカー行為
いくら未練があっても、話したいからといっても過度なつきまといや待ち伏せはストーカー規制法に抵触する恐れがあります。やめておきましょう。
■復讐をすべて否定はしないけれど……
浮気自体は許されない行為です。復讐したくなる気持ちも理解できますし、復讐行為も全てを否定はしません。
けれど、出会いがあれば別れがあり、別れがあるからこそ新しい出会いにつながるのも事実。浮気するような人とは縁が切れて良かったと、復讐に捉われることなく気持ちを切り替えて前に進んでいきましょう!
浮気をせずに誠実に人と向き合える相手は必ずいますから。
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