兵庫県の代表的な温泉地「城崎温泉」と側にある景勝地「玄武洞」。行ったことはあっても、意外と知らない観光スポットやおみやげになるおいしいものもたくさんあります。1度の訪問ではなかなか網羅できない、城崎の魅力をご紹介します。
城崎温泉
関西エリアから行きやすく、馴染み深い城崎温泉です。筆者も何度も訪れていますが、意外と知らない場所や食べたことのない物も多くあります。
以下では、温泉街をぷらぷらと歩きながら探すことができるグルメやお土産と、それにちなんだスポットをいくつかご紹介します。
城崎地ビール
城崎温泉の源泉である元湯には、足湯やベンチなどゆっくりと過ごせるスペースがあります。こちらのカフェ「城崎ジェラートカフェChaya」は、温泉卵や城崎ジェラートを食べさせてくれることで有名ですが、サーバーから注いでくれる城崎地ビールもいただくことができます。
城崎地ビールは、「空(ピルスナー)」「川(ヴァイツェン)」「海(レッドボール)」「雪(かにのビール)」の4種類あります。かにのビールは、城崎名物カニ料理に合うモルトのビール。このカフェでは全種類を飲むことはできませんが、瓶入りであればおみやげ屋さんなどで買うことができます。
城崎の伝統工芸・麦わら細工
麦わらを染色し、切り開き、土台に貼り付けて美しい図柄を作り出す麦わら細工は、約270年の歴史を持つ城崎の伝統工芸です。意外と知らない人も多いのではないでしょうか。
そこでぜひおすすめなのが、こちらの「城崎麦わら伝承館」。制作行程をビデオ上映で観ることができ、その細かさ、手間のかかり方、見事な色彩に驚かされます。
こじんまりとした建物ですが、麦わら細工のおみやげコーナーや体験コーナーもあり、中味の濃い充実したスポットになっています。
こちらは、伝承館の方におすすめしていただいたお隣の「むぎせん民芸店」で購入した、麦わら細工のしおり。筆者が訪れた際は、「出来立てほやほやですよ」と手渡していただきました。
城崎ビネガー
体に良いお酢を、ジュースのようにいろんな果物とブレンドして提供しているフルーツビネガーのお店。ほんとうにたくさん種類があって迷いますが、試飲もさせていただけますよ。
水や炭酸で割って飲む他、ヨーグルトなどのソースとして使用したり、お酒で割っても美味しいそうです。お料理にも使えそうですね。
城崎温泉のおもしろ手ぬぐい
ご当地Tシャツや手ぬぐいが好きな方も多いと思いますが、こちらの城崎温泉の手ぬぐいは特におすすめ。但馬地方の方言で温泉の入り方を教えてくれている、おもしろいデザインです。筆者は「まるさん物産店」で購入して、ふきんとして使わせてもらってますが、吸収力はかなりありますよ。