三段壁洞窟の楽しみ方
洞窟探検気分を味わう
三段壁洞窟内は、灯籠などの間接照明の明かりを頼りに、200mの順路をぐるっと周回します。薄暗い洞窟を歩くのは探検のようでワクワク感がたまりません。
洞窟に流れ込む荒波を堪能
洞窟内では、洞窟に流れ込んでくる荒波を間近で見ることができます。岩肌にぶつかり大量の水しぶきをあげながら押し寄せる波の大迫力を様々な場所からじっくり楽しみたいです。
洞窟内展望台
洞窟の海に面した先には展望スペースがあり、開けた海や洞窟内に押し寄せる波を近くで見ることができます。光に煌めく水面もとても綺麗です。
十像岩という、岩肌に10体の石像が見えるという珍しい奇岩も間近で見ることができます。
潮吹き岩
洞窟にある「潮吹き岩」は、海水が入ると圧力で上に空いた穴から海水がくじらのように吹き出すという珍しい岩。看板を頼りに波の流れに合わせて吹き上がる岩を是非探してみてください。
日本最大の「牟婁大辯才天(むろだいべんざいてん)」
洞窟内のたくさんの灯籠の明かりに照らされた祠には、日本最大の水の神「牟婁大辯才天」が祀られているパワースポットがあります。
珍しい湧泉を利用した温かい手水舎。良質な温泉で、手がすべすべになります。
たくさんの灯篭に照らされた空間はとても幻想的で美しいです。
地上の受付では、御朱印も授与していただけます。
歴史を感じよう
三段壁洞窟は、平安時代に活躍した熊野水軍の舟の隠し場所であったと伝わっていて、史実をもとに武具等を再現した資料が展示されている「熊野水軍番所小屋」があります。
また戦国時代に鉄砲伝来とともに鉛の需要が増大したため、こちらでは鉛の採掘もされていました。その「瀬戸鉛山鉱山採掘場跡」の鉱穴(まぶあな)を見ることができます。