皆さんの周りには感情的な人はいますか?普段から感情的になりやすい人とはどのような特徴があるのでしょう?またその心理は?今回は、感情的になりやすい人の特徴や性格に加え、その対処法まで詳しくご紹介していきます。ぜひ、参考にして見てください。
感情的な人とは?
女性に多い
感情的な人は、どちらかというと男性より女性に多い傾向にあります。これは、男性脳と女性脳も関係していて、男性はもともと理性的に考える脳をしているので感情的な人は少ないのですが、女性の場合は感情的な脳をしているので、それが強く出てしまうということも多いためです。
例えば、カップルや夫婦で喧嘩するときなど女性の方が怒りに任せて色々なことを言ってしまうことが多いですよね。これくらいだと、まだ大丈夫ですが本格的に感情的な人は普通の人が考えられないところまで感情的になってしまうので危険です。
めんどくさがられる
感情的な人は周りからめんどくさがられます。その理由は、感情的な人に振り回されてしまうからです。例えば、職場の人も感情的な人と一緒に仕事をすると相手が理論的にものを考えられなくなり怒り出すと、一向に仕事が進みません。職場の人からすると、一緒に仕事したくない人と思われてしまいます。
また、比較的に親しい関係の家族や恋人なども、感情的な人はかなりめんどくさいです。特にこのような親しい関係の人は、親しいがゆえに一緒にいる時間が長いため、苦痛を感じます。その人がいつ感情的になるか気を使ったり、構えたりしないといけないのですから大変ですよね。
感情的な人の性格・特徴10選
感情的な人の性格・特徴①子供っぽい
感情的な人の性格や特徴として1つ目に挙げられるのが、子供っぽいということです。感情的なのは子供によく見られる特徴ですが、大人にもその特徴が現れることがあるんですね。例えば、人が大勢いる中でいきなり叫び出したり、明らかに怒り出したりなどです。
子供のやることならわかりますが、こんなことを大人がしていたらこちらも恥ずかしくなりますし、呆れてしまいます。これだけではなく、自分の思いど通りにいかないことに対しても感情的になり、周りに迷惑をかけてしまうこともあります。
感情的な人の性格・特徴②他人に依存しやすい
感情的な人の性格や特徴として2つ目に挙げられるのが、他人に依存しやすいということです。経済的な面ではなく、精神的な面で依存してしまうことが多いのですが、自分のやってほしいことや理想を押し付けたりする傾向にあります。
他人に依存し、それがいい方向いくと自分が認められたような気持ちになり、感情を落ちつかせることができるようになります。周りの人にとってはとても迷惑な話といえるでしょう。
感情的な人の性格・特徴③人の話を聞かない
感情的な人の性格や特徴として3つ目に挙げられるのが、人の話を聞かないということです。感情的な人は、一度怒って感情的になってしまうと、人の話を聞かなくなります。相手がどのように説明しても、感情的になっている以上筋道の立った話が全く頭に入ってこないため、聞いても意味を理解しようとしません。
このように怒っている時にはどんなことを言っても無駄なので、一旦怒りが収まるのを待った方が得策です。また、この時にこちらの方も感情的になってしまうと全く意味がなく、さらに状況は悪化するばかりですので、やめましょう。
感情的な人の性格・特徴④怒りっぽい
感情的な人の性格や特徴として4つ目に挙げられるのが、怒りっぽいということです。感情的な人は、日常の小さなことに対してでも機嫌を損ねてしまうことがあります。普通の人であれば理解できたり、軽く受け流せることも、感情的な人の場合はそうはいかず、すぐに怒り出してしまいます。
そうなってしまうと手がつけられない場合も多いです。また、怒り方も尋常ではない場合もあります。例えば、いきなり外で相手を大声で罵り始めたり、泣き出したりなど、普通の大人なら絶対にしないこともしてしまいます。
感情的な人の性格・特徴⑤自分の非を認めたがらない
感情的な人の性格や特徴として5つ目に挙げられるのが、自分の非を認めたがらないということです。感情的な人は、変にプライドが高く、自分は絶対にまちがっていないと思い込んでいます。そのため、何か衝突があった時は、絶対に自分は悪くない相手が悪いという考え一択です。
この場合、たとえほかの周りの人があなたは間違っているよと言っても、絶対にそれを認めず、自分一人が当たっているという風に言ってきます。しかも、論理的な説明をしても理解せずに、話も聞いてくれるかわからないため、本当に厄介です。
感情的な人の性格・特徴⑥喜怒哀楽が激しい
感情的な人の性格や特徴として6つ目に挙げられるのが、喜怒哀楽が激しいということです。感情的な人は基本的に喜怒哀楽も激しいため、さっきまで激しく怒っていたとしてもいきなり笑い出したり、楽しそうにしたりします。こんな人が周りにいると少しぎょっとしますよね。
また、一緒に過ごしているとこのように感情的な人の感情の変化に周りの人はついていけません。さっきまで相手が怒っているから気まずい雰囲気だったのに、いきなり楽しくなろうとするのも大変ですよね。
感情的な人の性格・特徴⑦自分のことをうまくコントロールできない
感情的な人の性格や特徴として7つ目に挙げられるのが、自分のことをうまくコントロールできないということです。そのため、理性を失うこと多くなり、場所や時間関係なく感情的になってしまいます。
他人にもコントロールできないのに、自分にもコントロールできないのはかなり困りますよね。しかし感情的な人は、自分でも感情のコントロールがきかないため、どうしていいかわからない人も多いようです。
感情的な人の性格・特徴⑧わがまま
感情的な人の性格や特徴として8つ目に挙げられるのが、わがままということです。自分のやって欲しいことや要望を相手が受け入れてくれないと癇癪を起こして怒り出します。しかも、自分の思い通りにならないと、ありとあらゆる手を使っていうことを聞かせようとするため、周りの人が驚くようなことも時にはしでかします。
しかし、自分の願いが叶った途端今までの怒りはどこへやら。感情的な人は喜怒哀楽が激しいため、わがままを通したあとはすごく機嫌がよくなります。これもまた周りを疲れさせ、混乱させる原因です。
感情的な人の性格・特徴⑨人から好かれやすい
感情的な人の性格や特徴として9つ目に挙げられるのが、人からすかれやすいということです。感情的な人は、喜怒哀楽などの感情表現が豊かな傾向にあるため、時には場の盛り上げ役にもなります。また、笑っている笑顔が魅力的なので、誰からも親しみを持たれやすいです。
これで終わればいいのですが、関係が親しくなっていくと喜怒哀楽の怒の部分が多く見えてくるので、離れて行く人が多いです。表面的に付き合うには楽しい人ですが、シリアスな関係になるとめんどくさくなります。
感情的な人の性格・特徴⑩理論的に考えられない
感情的な人の性格や特徴として10つ目に挙げられるのが、もの事を理論的に考えられないということです。先ほども言った通り、感情的な人は一度爆発してしまうと物事を順序立てて考えることができません。話をするときも、自分はこうしたい、こう思うなどの感情が先立ってしまい、なかなか理論的な話し合いが難しいです。
感情的な人の心理
感情的な人の心理①何か不安がある
感情的な人の心理として1つ目にあげられるのが、何か不安があるということです。感情的な人は、常に何かに不安を感じています。自分の思い通りにならないことが1つでもあったら、どうすればいいのかなど、基本的に自分の意思は全て通したいため、そうならなかった時の不安がとても大きいです。
また、自分が否定されることも強く恐れています。自分が全て正しいと思っているがためにこのような感情が生まれてしまいます。このように、感情的な人はその性格がが強く影響して自分で自分の首をしめてしまいます。
感情的な人の心理②自分に余裕がない
感情的な人の心理として2つ目にあげられるのが、自分に余裕がないということです。例えば、これから先がどうなるかわからない不安や、生活が安定しない不安などが影響して、心に余裕が生まれず、追い詰められてしまいます。
このような場合は、親しい人に相談をしたりすることで気持ちが落ち着きます。しかし、感情的な人は変にプライドが高いところもあるので、だれかに相談するのも一苦労かもしれません。自分の弱さも徐々に受け入れられるといいですね。
感情的な人の心理③理性を保てない
感情的な人の心理として3つ目にあげられるのが、理性が保てないということです。これは、一番問題でもあり、本人自身ももしかしたら一番悩んでいることなのかもしれません。理性がたもてないと、所構わず感情的になってしまい、周りの人からも白い目で見られてしまいます。
このような場合は、理性を保とうと思うのではなく、何か怒りたいことがあった時に何も考えなくすることです。そして、話している相手にいま怒りそうと伝えると、相手も場所を移動したりなど何かしらの対処をしてくれます。
感情的な人の心理④他人に相談できない
感情的な人の心理として4つ目にあげられるのが、他人に相談できないということです。感情的な人は、プライドが高いため何か困ったことや不安があってもほかの人に簡単に打ち明けられません。自分が否定されるのではないか、認められないのではないかと思うと怖くなってしまうのです。
こう考えると、感情的な人はある意味かわいそうな人でもあります。周りに感情的な人がいるのであれば、相手の心理を理解して、相談にのるときは相手をなるべく肯定しながら話していくべきだと言えます。