ダイソーのUSBハブは使えるのでしょうか。ダイソーのUSBハブについて、ネットで「使える」「使えない」と様々な議論がされています。USBハブとは何か、ダイソーのUSBハブの値段、通信速度、充電の可否はどうなのでしょうか。
USBハブとは複数のUSBをつなげる道具
ダイソーのUSBハブのポート数
ダイソーのUSBハブのポート数は、2～4個のものがあります。ポートとは、USBの差し込み口のことです。ポート数が多ければ多いほど便利になりますが、4個以上になると値段が変わる商品があります。
結論からいうと、残念ながらダイソーのUSBハブは通信速度は遅いです。ダイソーのUSBハブは規格がバージョン2.0ですので、理論上は60MB/s以下、実効値でおよそ25MB/sになるのですが、実測すると1.1MB/ｓしかありません。これはバージョン1.1の最大速度と同じ「ふた昔前」の通信速度なのです。
ダイソーのUSBハブの規格と速度
ダイソーのUSBハブの規格は、バージョン2.0もしくはバージョン1.1～2.0です。現在は100均以外ではバージョン3.0も出ているので、性能に違いがあります。規格が1.0大きくなると、性能の差は10倍以上も差があると言われています。
また残念ながら、ダイソーのUSBハブは通信速度は遅いです。ダイソーのUSBハブは規格がバージョン2.0ですので、理論上は60MB/s以下、実効値でおよそ25MB/sになるのですが、実測すると1.1MB/ｓしかありません。これはバージョン1.1の最大速度と同じ「ふた昔前」の通信速度なのです。
ダイソーのUSBハブの電源のタイプ
ダイソーのUSBハブの電源のタイプは、バスパワーです。USBハブの電源のタイプはセルフパワーとバスパワーがあります。セルフパワーはUSBハブ自体をACアダプタで使用するもので高価な機器に多いです。バスパワーはPCなどメインの接続機器から電気を分けてもらいハブを通して電気を分けます。
電流の大きなものを使用したい場合は、セルフパワータイプをつかうなど、状況によって使い分けましょう。バスパワーをセルフパワータイプに自己責任にて換装して使用する、電子工作が得意な方もいるようです。
ダイソーのUSBハブの中身は？
ダイソーのUSBハブのケース構造
ダイソーのUSBハブのケース構造は、上部と下部をはめ合わせる簡易なプラスチックケースです。接着剤は使われていませんが、通常に使用していれば簡単に外れることもないため、安心して使用できます。
ダイソーのUSBハブの基盤
ダイソーのUSBハブの基盤は、シンプルにコネクタのみです。IC（集積回路）は中に入っていている状態なので、詳しく見ることができません。基盤といえばごちゃごちゃしているイメージがありますが、ダイソーのUSBハブの基盤は「ザ・シンプル」です。
ダイソーのUSBハブのUSBケーブル
ダイソーのUSBハブのUSBケーブルは、シールドがないタイプです。シールドされているUSBケーブルであれば、ノイズが減り音がきれいなままです。ダイソーのUSBハブを使用してスピーカーなど音響機器をつなぐ場合には、きれいな音質には若干不向きかもしれません。
ダイソーのUSBハブがおすすめな理由
ダイソーのUSBハブがおすすめな理由①出先で値段が安く購入できる
ダイソーのUSBハブは出先で急にノートパソコンのUSBが足りないときなどに重宝します。普段は不要で持ち歩かなく、急にUSBポートが足りない！などというきには、ちょっとダイソーに行けば事足りてしまいます。
ダイソーのUSBハブがおすすめな理由②量販品のものと変わらない
ダイソーのUSBハブは弱い電流の製品を使う際は、量販店のUSBハブと何ら変わりがありません。例えばノートパソコンにマウス・テンキーなどを接続したいのに、USBの差し口が足りない！という場合にとてもお得に使えます。文書データで使用するカードリーダーも時間は少しかかりますが、使用することも可能です。
ダイソーのUSBハブが「使えない」と言われる3つの理由
ダイソーのUSBハブにも不良品がある
ダイソーのUSBハブにも不良品はあります。ただし、ダイソーの商品だから不良品が出やすいのではなく、購入したどんなメーカーの高級品でも不良品はあり得ます。
「ダイソーのUSBハブが使えない」と、SNSに投稿されていることがたまにあります。ダイソーのUSBハブが、認識しないようです。たしかに高級品よりは安価な商品に不良品がある傾向はありますが、他の理由が原因も考えられます。
ダイソーのUSBハブではなくパソコン等の接続機器に問題がある
ダイソーのUSBが使えない他の理由として、パソコン等の接続機器側に問題がある場合があります。理由はさまざまです。検証する時間がもったいないので、確認方法は簡単に行いましょう。USBハブを差し込む場所を変えてみたり、全部のUSB関連機器を抜いた後に一度電源を切って再起動してつなぎ直しましょう。
それでも別のUSB機器は認識するのにUSBハブが認識しない場合はUSBハブに問題が、別のUSB機器も認識しないのであればパソコン等接続機器側に問題があると考えます。
ダイソーのUSBハブと接続機器の相性に問題がある
ダイソーのUSBハブが認識しても、ポートに差し込んだ製品を認識しない場合もあります。その理由のほとんどは、ポートに差し込んだ製品との相性の問題にあります。特に4ポートにある多彩な性能で安価な製品は、消費電力が多い接続製品を認識することができないのです。
ダイソーのUSBハブで充電はできる？
ダイソーのUSBハブの電力は500ｍA
ダイソーのUSBハブの電流は500ｍAです。これはダイソーのUSBハブはバスパワータイプだからです。バスパワーの電流はおよそ500ｍAです。
ダイソーのUSBハブでiPhone等を充電するにはOTGケーブルが必要
ダイソーのUSBハブでiPhoneなど携帯やiPadを充電するには、OTGケーブルを接続します。スマホやiPadをつなぐには、片側がマイクロUSBになっているものが必要です。ただしUSBハブでの充電は、時間がかかることを覚悟しましょう。
OGTとは、USBホストケーブルのことです。スマホはマイクロUSBの種類が違うので注意しましょう。iPhoneに接続の場合は、「iPhone用」のマイクロUSBがついたOTGが必要です。OGTについてはこちらに記載があります。他の100均と比べてぜひ参照してご自分にピッタリのものを選びましょう。
