自家製天然酵母パンとフランス菓子の教室「MINAMINA(ミナミナ)」を主宰する山田美奈さんによる、自宅で気軽に作れる天然酵母のパンレシピを紹介する連載。第13回目は粉、酵母、オリーブオイルのシンプルなおいしさを堪能でき、具材でアレンジも楽しめるイタリアのパン、フォカッチャのご紹介です。
■天然酵母のパンレシピ#13「シンプルフォカッチャ」
イタリアンに行くと、料理と共にサービスされるパンに必ず見かけるフォカッチャ。
実はシンプルな配合でできていて、手作りにはとても向いています。粉、酵母、塩、オリーブオイルというミニマムさ。失敗もなく、しかもシンプルな味わいだからこそアレンジ無限!
作り手の想像力を刺激してくれるパンなんです。今回はひとつの生地でローズマリー風味、お野菜たっぷりの農園風を作ってみましょう。
■材料(8個分)
・強力粉 250g
・砂糖 5g
・塩 4g
・白神こだま酵母(顆粒状) 5g
・ぬるま湯(35℃) 150g
・オリーブオイル 20g
他に生地に塗るためのオリーブオイル
お好みの野菜
ローズマリー
にんにく 適量
1、ボウルに強力粉、砂糖、塩、酵母を入れ真ん中にくぼみを作る。
ぬるま湯とオリーブオイルをくぼみめがけて入れ、真ん中から壁を崩すようにヘラでまとめる。
2、粉っぽさがなくなったらまとめてこね台に出し、こね始める。
7~8分こね、生地がしっとりし、伸ばしてみて膜状になったらこね上がり。
3、オリーブオイルを少量塗った厚手のビニール袋に丸めた生地を入れ、冷蔵庫で一晩発酵させる。
下の写真は発酵後の状態の目安。
作業をそのまま進める場合は、丸めてボウルに戻しラップをかけて35℃のところで約40分1次
発酵させる。
ホームベーカリーをお持ちの場合は、「1次発酵終了までの生地作りコース」(*)で
生地を作っても楽です。
*機器によってコースの名称は異なります。
4、発酵後の生地は打ち粉を振ったこね台に出し、たまったガスを抜きながら長方形に広げる。
カードで印をつけて大体8等分にスパっとカットする。
5、軽く生地を押さえたら四隅をつまんで閉じる。とじ目を下にして軽く手で押さえ丸く整える。
6、ビニールシートなどをかぶせ10分生地を休ませたら、めん棒で8センチくらいにのす。
7、再びビニールシートをかけて、35℃で約25分仕上げの発酵をする。
(薄めに焼き上げるパンなので発酵時間は短めでOK。この間に具材を準備する)
オリーブオイルをたっぷりと塗り、指で穴をあける。
ローズマリー風味⇒ちぎったフレッシュのローズマリーと薄切りのにんにくをのせる
農園風⇒お好みの野菜を薄めに切ってのせ、野菜にも刷毛でオイルを塗る。
8、粗めの塩(おすすめは結晶状の岩塩)をふりかけたら、200℃に予熱したオーブンで約12分焼い
てできあがり。
<mina’s tips>
具材は彩を考えながらのせていくとカラフルで食欲をそそります。
粗めの塩は輸入食材店の塩コーナーに揃っているので、お好みのもので。
手に入れば、イタリア産の粉を使うと食感もより本格的に仕上がりに。
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