③熊野神社山門
観音堂をこえると、道はどんどんと険しくなっていきます。周囲が木々に囲まれ、地面には木の根が剥きだしになっています。
足元に注意を払いながら進んでいくと、次は大きな石や岩が数多く見られるようになってきます。
観音堂までの道のりに比べると、かなり歩きづらさは増してきますが、この付近から県指定の天然記念物の社叢(しゃそう)部分にあたります。
樹齢50年から300年近いシイノキやカシなどの照葉樹林や、アカマツやヒノキの天然林、山陰地方では稀少なクロバイの小林部などを見ることができるので、辛い登りのさなかではありますが余裕があれば、ぜひ周囲の景色も楽しんでみて下さいね。
更に進んでいくと、木の根の道からゴロゴロとした石の道へと変わっていき、木で造られた階段が出てきます。
すぐ横には巨石があり、間近で迫力を感じることができます。
登り切ると、3番目の目的地に設定した熊野神社山門に到着します。ここまでくると、山頂までだいたい2/3くらいの距離まで来ています。
歴史が感じられる山門を見終え、少し休憩をしたらラストスパートへと突入です。
④熊野神社(山頂)
山門をこえた山頂付近では、岩肌が露出し、奇岩や怪石を楽しむことができます。
石がゴロゴロとしていて足場に悩まされたり、巨岩と巨岩の間をすり抜けたりと、岩や石でいっぱいの道を登っていきます。
足場の悪い道を進んでいくと、整った石段が見えてきます。頂上へと続く最後の石段です。
登りきると、ゴール地点の熊野神社に到着です。