納豆パックの汚れには「酢水」! スポンジは使わないで

 ネットでは納豆パックの洗い方として「水にしばらくつけると汚れが落ちやすい」と紹介されていますが、それでもスポンジに臭いやぬめりがついてしまいます。また、手で洗うにしても「ヌルヌルしているから気持ち悪い」と思う人も少なくないはず。どのように洗えば良いのでしょうか?

「スポンジで洗うとスポンジ内にネバネバが入り込んでしまうので、スポンジは使用しないほうが良いですね」(タカノフーズ株式会社、以下「」内コメント同)

納豆の“ぬめぬめ”がスルンと落ちる洗い方。意外な調味料がお役立ち
(画像=食器洗いのついでにスポンジで洗いたくなるところですが……、『女子SPA!』より引用)

 たしかに、納豆パックを洗った後のスポンジって……洗うのが大変ですよね。

「納豆のネバネバ成分は水溶性のため、『ぬるま湯に1~2分漬けておいて、流水で洗い流す』、『漬ける時間がない場合は、そのままぬるま湯で流し洗いする』ことですぐに汚れを落とすことができます。また、酢がネバネバ成分を切る役割をしますので、酢水につけておくとより洗いやすくなるでしょう。  ちなみに、手で洗うのにどうしても抵抗がある方の場合は、(ゴミが増えてしまいますが)キッチンペーパーなどを使用して流水で洗うと良いと思います」

 まさかの調味料、お酢が活躍するとは意外でした。わざわざ別容器で酢水を作るのが面倒な場合は、納豆を入れた容器に少し酢を垂らし、上から水を入れる方法でもいいのかも。この技、テーブルにこぼした納豆を拭くのにも使えそうですね。

「納豆は混ぜれば混ぜるほど栄養価が高まる」ってホント?

 せっかくなので、納豆の「食べ方」についても質問してみることに。納豆の美味しさを最大限引き出す、混ぜ方やタレを入れるタイミングの“正解”はあるのでしょうか? ネット上では「納豆は混ぜれば混ぜるほど栄養価が高まる」なんて噂もありますが……。

納豆の“ぬめぬめ”がスルンと落ちる洗い方。意外な調味料がお役立ち
(画像=『女子SPA!』より引用)

納豆「納豆の粘りについては、納豆を混ぜていくと、粘りの中に空気が含まれることで舌触りがまろやかになってきます。混ぜる回数によって、この舌触りが変化します。様々な好みがありますので、どの食べ方が美味しいか一概には言えません。ご自分だけのお好みの回数を見つけるのも良いと思います。  タレを入れるタイミングですが、タレを入れる前にかき混ぜて粘りを出し、後からタレを入れると、よりタレの風味を感じられ美味しく召し上がれます。納豆の栄養素は、混ぜ方や回数、タレを入れるタイミングによって変化しません」

 やっぱりそうですよね。では最後に、夏バテを引きずって食欲がない人に向けて、おすすめの食べ方など教えて下さい!

「香味野菜(ネギ、青じそなど)を加えていただくと、食欲が刺激され美味しく召し上がっていただけると思います。夏場は麺類の登場が多かったご家庭も多いと思いますが、麺類は薬味だけだと栄養が偏ります。納豆は、うどんやそば、そうめんなどの冷たい麺類にも相性が良く、栄養もプラスできますよ」

<取材・文/網島レイビン> 網島レイビン ライター兼動画編集者。グルメ系やテック系などの記事を執筆する傍ら、シナリオライティングや動画編集もちょくちょくやっています。

提供・女子SPA!



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