どぶろっく:安心感のある下ネタ
『あらびき団』(TBS系)で活躍し、2019年『キングオブコント』でも12代目キングとなったどぶろっく。しかし、彼らの名前を言えばそんな肩書より、「もしかしてだけど」や「大きなイチモツを下さい」というインパクトあるネタの数々を思い出す人も多いのではないでしょうか。
下ネタというベースがありながらも、披露する媒体によって強弱がコントロールされているプロフェッショナルぶりと、いつでも大爆笑をかっさらう技術には、業界内外から信頼のおける芸人として評価が高いといいます。
博多大吉さんも『アメト――ク!』(テレビ朝日系)の「芸人大好き芸人」にて、彼らの名前を上げるほどです。最近は『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)でも紹介された「イチモツ音頭」も注目度を増し、YouTubeでは170万回再生に迫る勢いを見せています。
『有吉の壁』でも毎回下ネタにもかかわらず、必ず笑わせてくれる安心感のある芸人さんの一組です。
U字工事:栃木・田舎ネタ一筋
『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)でも、有吉さんが「栃木ネタ一本でずっとおもしろい!」と絶賛していたU字工事。その通り、『有吉の壁』でも栃木あるいは田舎が絡んだネタで毎回挑んでいます。
ライバル扱いされている隣県の茨城弁を駆使するカミナリが、茨城ネタ以外でも漫才を披露したり、特技のラップなどで活動の幅を広げる中、クイズ番組や大食い番組に出ても真骨頂である栃木・田舎ネタを必ずはさむ彼ら。その人間味あふれる等身大の芸風に共感と親近感をおぼえます。
先日、ボケの益子さんが猫型リュックの購入詐欺被害に遭いワイドショーをにぎわせましたが、彼らしくて失礼ながらほのぼのしたニュースに感じてしまうのは気のせいでしょうか。
ここにあげた四組はたとえ王道スター街道に乗らずとも、独自に道を切り開き、息の長い活躍を見せている芸人さんたちです。彼らこそ、実は真の実力のある芸人さんなのかもしれません。現に、どぶろっくも阿佐ヶ谷姉妹も大きな賞レースのチャンピオンです。
『有吉の壁』は、芸風芸歴人気関係なく芸人さんの実力と正当に向き合え、評価される貴重な場所であると筆者は感じます。それが、子どもから大人まで幅広く愛される番組である理由なのでしょう。
<文/小政りょう> 小政りょう 映画・テレビの制作会社等に出入りもするライター。趣味は陸上競技観戦
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