「せっかく準備して面接に臨んだのに、この会社では働きたくない…

「求人情報じゃわからなかったけど、すごくいい会社!絶対ここで働きたい

せっかく働くなら、採用選考中でも安心できて、いざ働き始めてからは「ずっとここで働きたいな」と思えるような仕事につきたいものですよね。

今回は、パート求職者の主婦を中心に456名の方にアンケートを実施し

「ここで働きたい!」「ここは辞退したい…」と思った選考エピソードについてご回答いただきました。

ぜひ参考にしてお仕事探しの参考になさってみてください♪

アンケート調査概要

1.応募~就業決定までの間に「この会社で働きたい!」と思ったことがある 70.6% 2.応募~就業決定までの間に「この会社では働きたくない」と思ったことがある 77.0%

3.内定承諾を決めるポイントは「訪問した際の職場の雰囲気」26.3%

仕事が決まる前に「この会社で働きたい!」思ったことがある 70.6%

◆問1.応募から就業決定までの間で「この会社で働きたい!」いう気持ちが強くなった経験はありますか?

採用選考中の体験談「ここで働きたい!」「ここは辞退しよう…」と採用される前に思った理由
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

はい…70.6%
いいえ…29.4%

アンケート回答者のうち7割の人が、採用選考中に「この会社で働きたい!」と思ったことがある、と回答しています。

就業開始前なのですから、接点があるのは採用担当者など面接に関わった人だけ…という人が多いはずです。

一体、選考中にどのようなことで就業意欲が高まったのでしょうか?

◆問2.「はい」と答えた方は、どのようなところでそう思いましたか?(複数回答)

採用選考中の体験談「ここで働きたい!」「ここは辞退しよう…」と採用される前に思った理由
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

回答者のうち約半数が「求人情報を見て、この会社で働きたい!という気持ちが強くなった」と回答しています。

家事や子育てで多忙な主婦は、家庭や環境にもよりますが、働ける日数・時間・場所、許容できる通勤時間など、就業希望条件はさまざまです。

自分が探している希望の就業条件とピッタリ合っている求人条件には期待も高まりますよね。

2番目に多かった理由は

面接に行った際の職場の雰囲気」「面接官の対応で」と4割の方が回答しています。

それぞれの理由について、フリーコメントを見てみましょう!

•フリーコメント


◆面接に行った際の職場の雰囲気と回答した人

・面接の際、落ちることを覚悟して子育て中のため仕事に穴を開けてしまう可能性を話したところ「うちの会社は何かあれば皆さんフレックスで働いているので全然大丈夫ですよ」と仰っていただいたこと。

・上司が気さくな方で、職場の雰囲気がとても穏やかだった。ここなら気持ちよく働けそうと思いました。

・実際の就業場所を面接時に通りかかり、社員の電話でのやりとり等を聞いての応対の良さ、就業場所の清潔感ある内装、机や椅子およびPCの新しさを見る機会があったため。

面接官の対応と回答した人

・面接官が、緊張しないで大丈夫ですよと、優しい言葉をかけてくださった。仕事に対して初めての募集で、同期入社もいるとわかり、心強くなったため。

・面接官が3人と聞いて行ったが、社長が外出で不在でした。私としてはドキドキだったので、1人減って良かった、と思ったら少し遅れて入ってきました。でも、その社長が明るくて面白くてカチカチの雰囲気を柔らかくしてくれたからです。

・面接官の2人がジーパンにトレーナーというとてもカジュアルな服装で、雰囲気も落ち着いているのに、ジョーク等が面白く、とても楽しい面接だったので、採用の連絡をいただいて、すぐに働くことを決めました。

上司(店長等)になる人の対応と回答した人

・話をちゃんと聞いてくれて困った事があればなんでも言って下さいと言ってくれる。教育係がどんな対応をしているのかをそれなりに自分自身で確認している。

・輝く眼差しに意欲を掻き立てられ、少々の抜け感に安心感を覚えました。

・人材をまず大切にしようとしていることが伝わってきた。条件面は何が譲れるのか、何は無理なのか説明が明確で、無理無駄のない感覚が好感を持てた。

◆応募後のメールや電話連絡と回答した人

・丁寧で正しい敬語で対応していただいたこと。面接後の連絡が迅速だったこと。

・最初に電話でお話を伺ってから、少し考える時間を頂いていた時のこと。最終的に勤務時間が自分の条件と先方の条件が合わず、そこでお断りすることにしたのですが、お断りの最後のメールを送ったあとのやり取りの中で「我が社の求人にご興味を持って頂けたことだけでも十分有難く感謝申し上げます」といった趣旨の文面があり、また仕事を探すことがあってその会社の求人があったら、そこで働きたいな。と思いました。

・面接案内の電話連絡を受けたとき、電話を下さった人事の方の印象があまりにも良く、それがきっかけで他の内定を断って決めました。

面接日程調整のタイミングと回答した人

・面接日をこちらに合わせてくださったこと。「この方ならちゃんとやってくれそうだから質問は特にないです」と上司のかたに直属の上司となるかたがおっしゃってくださった。時間通りにちゃんと帰れますよ、などはっきりとおつたえくださったこと。など。

その他と回答した人

・面接で伺った時、出入口付近の待ち合いの椅子で待っていましたが、そこを通るすべての社員の方が目を合わせて挨拶をしてくれました。結局そちらでお世話になりませんでしたが、とても雰囲気がいいなと好印象でした!

・見学に行った時、施設設備が合理的だったので、仕事もよい仕事をしているのでは、と思った。

コメントを見てみると、採用担当者や面接官、上司とよいコミュニケーションがとれ、仕事を開始したあとの明るいイメージが持てることが大きな決め手になっているようです。

こちらの記事では、「こんな職場で働きたい!」というコメントを集めてご紹介しています。みんなが働きたい理想の職場とは、どのような環境なのでしょうか?

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では、反対に、採用選考中ですら「この会社では働きたくない」と思ったことがある人はどのくらいいるのでしょうか。

採用選考中の体験談「ここで働きたい!」「ここは辞退しよう…」と採用される前に思った理由
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

仕事が決まる前に「この会社では働きたくない」と思ったことがある 77.0%

◆問3.応募から就業決定までの間で「この会社では働きたくない」と思った経験はありますか?

採用選考中の体験談「ここで働きたい!」「ここは辞退しよう…」と採用される前に思った理由
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

はい…77.0%
いいえ…23.0%

アンケート回答者のうち7割の人が、採用選考中に「この会社では働きたくない」と思ったことがある、と回答しています。

一体、どのような理由でそう思ったのでしょうか。

◆問4.「はい」と答えた方は、どのようなところでそう思いましたか?(複数回答)

採用選考中の体験談「ここで働きたい!」「ここは辞退しよう…」と採用される前に思った理由
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

回答者のうち半数が「面接に行った際の職場の雰囲気で、この会社では働きたくないと思ったことがある」という結果となりました。

求人情報を見るだけではわからない、職場の環境、周辺環境、働いている人の雰囲気などもあるようです。

2番目に回答が多かったのは「面接官の対応で」という回答がほぼ同数を集めました。

それぞれの項目について、フリーコメントも見てみましょう。思わず顔をしかめてしまいそうです…。

•フリーコメント

◆面接に行った際の職場の雰囲気と回答した人

・実際に職場見学をさせて貰ったら、ピリピリした態度の従業員?上司?みたいな人がいた。働いている従業員の表情を見たら覇気がない死んだ様な表情の従業員ばかりだったから。

・暗い雰囲気、ひとりひとり、黙々と仕事をしている感じ。

宗教っぽかった。面接なのに朝礼に参加させられ、今日笑顔になった事など何項目かをみんなの前で発表させられた。2時間ほど業務内容の説明をされた。

・接客業の求人で、店舗での面接だったのですが、実際に働いている方に一切笑顔がなかったことが残念に思った経験があります。たまたまではなく、挨拶や態度、店員さんの表情を見ればいつもそのような接客の仕方なのだなと分かりました。その場にいた店員さん全員が同じような感じでしたので、今後その方達と共に働くのはちょっとどうかなと感じました。

・これから働く職場に会長に案内され、そこで働いている人が「今日で私はここ辞めるのよ」と話しかけて来て、どうしようかと思った。

面接官の対応と回答した人

とにかく忙しい職場だと言う事を言われた。現在勤務してる職場とは比べ物にならないと言う様な事まで言われたが、私が現在勤務してる職場の様子は知らないと思う…

・面接の時に子供が体調を崩した時に休むのかしつこく聞かれた。まるで、子供が悪者のように存在を否定されているように感じるぐらいの事を言われて、とても傷付いた。面接で落とされたが、後日、募集しても誰も来なかったのか、もう1度話を聞きに来ないかと連絡があったが、2度と行きたくなかった。

募集要項と異なる内容を聞かされた(日数、時間、仕事内容)。同じ質問をされたとき、聞いていないのかと思った。

・「うちは就業期間、短いよ!早いと2、3日。私のせいでみんな辞めると会社に言われたけど、どう思う?」と聞かれた。

・求人応募してから2週間以上経ってから面接の連絡がありました。面接予定日を2選択で連絡頂いた時は、複数社の面接を予約していたので困りました。面接して下さった方の「この求人は本部で出したものですので。ウチとして人材が欲しい時間帯は…」と話された時には、とても不愉快に思いました。

◆上司(店長等)になる人の対応と回答した人

・あまりにも横柄な対応された時。面接時に上から物を言われた時そう思いました。

・面接時に今働いているパートの悪口が酷い。使えないとか、バカが多くて疲れるとか。

・根性を試すかのように、面接の最後に1分間ほど目を合わせて睨みつけられたことがあった。負けん気で私もにこやかに目を逸らさなかったが、絶対働きたくないと思った。

・小さいお子さんは居ますかと尋ねられたので 居ると伝えると急に声も変わり 「あー、小さいお子さんが居る人って急に休んだり、早退したり迷惑なんですよ!働けると思わないでくださいよね笑」と電話で言われました。 凄く雰囲気の良い店舗ですが、以来、客としても行きたくありません。

・応募先の病院の先生に、親身になれば友達紹介カードを受け取ってくれないお客様は絶対いない!と強く言われ、絶対ということは世の中にないし、その先生に狂気を感じて働きたくないと思いました。

◆応募後のメールや電話連絡と回答した人

・誤字のメールが連続で届いたため。

・面接の返信が少し遅い(返信日時の期限内)だけで、やる気がないようにいわれ、面接の集合場所に行ったのに会いもしないで、社会人失格とメールでなじられた。ムカついたけど、そこに入らなくて良かったと思った。

◆面接日程調整のタイミングと回答した人

・面接に伺ったら 「忘れてました。どうしますか?しばらくスケジュールがあかないんですよね…」と。即答で辞退させていただきますと伝えました。

◆その他と回答した人

・某大手派遣会社の営業担当に、派遣元との業務確認直前に「小さい子供がいることは絶対に言わないでください。言わないで決まっちゃえばこっちのもんですから」と言われた時。ショックでした。

・以前面接に行ったテレアポの会社で、すごいギャル?が出てきて「なんかー、面接ー?来てるけどー?」「おばさんじゃん。いらなくね?」と面接官に向かって、私に聞こえるように言われました。

・面接後の連絡期日を守ってもらえなかったから。

読んでいるだけで、ひどい!と声が出てしまうコメントがいくつもありますね…。

職場の雰囲気や、仕事を始めたら関わることになる人たちと接して、良いイメージが持てないことが辞退の決め手になっているようです。

※しゅふJOBに掲載されていた求人広告について、就業条件や内容が異なる場合、応募後・就業開始後を問わずご連絡いただけますと幸いです。

では、面接が終わって内定が出たとき、「この会社で働こう」と内定承諾をする理由・決めるポイントはどんなところなのでしょうか。

採用選考中の体験談「ここで働きたい!」「ここは辞退しよう…」と採用される前に思った理由
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

内定が出たあと、働くことを決めるポイントは?

採用選考中の体験談「ここで働きたい!」「ここは辞退しよう…」と採用される前に思った理由
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

最も回答が多かったのは「訪問した際の職場の雰囲気」という結果に。

ついで「主婦が働くことに理解がある」でした。

”その他”と回答した人の理由も見てみましょう♪

•フリーコメント


その他と回答した人

その仕事をやりたいか、できると思うかどうか。あと、シフトなら入れる範囲内かどうか。

・給料と通勤の便利性

残業がほとんどないかどうか

自分へのメリット。働いていて楽しいかどうか。自分がこの会社でどうなりたいかが明確にわかったとき。

・職場で過ごす時間が 自分にとって成長出来たりストレスにならないかが一番のポイント

直感!

「仕事そのものの内容や、やりがいについて重視する」というコメントも見られました。

残業がないか、というところも主婦が働くにあたって重視したいポイントです。

いざ働き始めてから、残業が思っていたよりもあった、通勤が不便だった…と気づくこともあります。

せっかく時間をかけて採用選考を通過して、仕事を覚えるのですから、できる限り長く働くためにも確認しておきたいポイントでしょう。

採用選考中の体験談「ここで働きたい!」「ここは辞退しよう…」と採用される前に思った理由
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

まとめ

今回は、アンケート結果をもとに【採用選考エピソード】をご紹介しました。

コロナ禍の影響もあり、パート主婦の就職活動も困難になってきています。

2020年10月に公開された、令和2年8月の有効求人倍率は、1.04倍。

求人募集の数よりも仕事をしたい求職者のほうが多い状況になっています。

業界別では、宿泊業、飲食サービス業が49%減、生活関連サービス業、娯楽業が41%減、製造業が38%減、情報通信業が35%減、卸・小売業で34%減となっています。

採用の窓口がなかなか開かれない今、就業条件や環境の理想がすべてそろったお仕事に就職することは難しいかもしれません。

仕事を始めてからこんなはずじゃなかった、と思わないよう「ここだけは譲れない」という就職活動の軸をもってお仕事を選ぶことをおすすめします。

例えば、「子どもの行事には絶対に参加したいからシフト勤務は絶対必須にしよう」「保育園料が月にこのくらいかかるから、〇円以上は絶対稼げる仕事を探そう」など。

働く仲間に恵まれるか…は、求人情報からだとなかなか読み取りにくいものですが、休みがとりやすい職場かどうか、は求人情報から読み解くこともできます。

手前味噌ですが、主婦向け求人を多数扱っているしゅふJOBでは、「家庭や子どもの事情でお休み相談ができる求人」や「当日欠勤相談OKのお仕事」を検索することができます。

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提供・しゅふJOBナビ



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