お仕事探しの定番&最初の一歩といえば…ハローワークでのお仕事探し!

主婦のパート探しにも、ハローワークは使えるのでしょうか??

今回は、ハローワークでのお仕事の探し方についてご紹介します。

当日準備して持っていくと二度手間にならないコツもまとめたのでぜひ参考になさってみてください。

ハローワークの利用方法を知って、効率よくお仕事探しができるように準備していきましょう!

ハローワークの役割とは?

•そもそもハローワークってどういうところ?

「職安(公共職業安定所)」とも呼ばれるハローワークは、都道府県労働局が運営している公的施設です。

日本全国にあり、多くの企業・求職者が無料で利用できることが特徴です。

ハローワークではどんなことができるのでしょうか。


<ハローワークで求職者ができること>

・求人を探す

・失業保険の給付手続きをする

・職業訓練の申し込み手続きをする


特に「お仕事探し」において見てみると

・求人数が多い

・正社員の求人からアルバイト・パートまで様々な雇用形態の求人がある

・無料で仕事を探せる

・窓口の担当者に、職業相談をすることができる

など、いろいろなメリットがあります。また、最近は専門的な相談ができる機関もできてきました。

新卒採用のための新卒応援ハローワーク、第二新卒や若手の転職に特化した**、ママのお仕事探しのためのマザーズハローワーク、IターンやUターンのためのふるさとハローワーク**など、求職者のニーズに合わせたサービスが提供されているのです。

パート・バイト探しでもハローワークは使える!求人閲覧のやり方・お仕事の探し方について紹介します
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

ハローワークの使い方&手続きの手順

ハローワークを利用したことがある方も、初めて利用する方も、実際に「ハローワークに行ったら、何をするの?どう利用したらいいの?」と迷わないように、訪問前に使い方をチェックしておくと安心です!

まず、ハローワークの開所時間。地域によって差がありますが、基本的には平日の8時30分~17時15分まで開所しています。※土日に開所している場合もあり

利用する際には、開所日・時間を確認してから行きましょう。次に、利用の流れを説明しますね。

•まずは受付から!

ハローワークに着いたら、まずは受付で求職申し込み書をもらいましょう!

下記の情報を記入し、求職者登録をしてもらいます。


・氏名、住所、家族構成など個人に関わる情報

・学歴

・職歴

・保有資格

・希望する求人条件(職種・給与・勤務地など)


登録が終わると、ハローワークカードが発行されます。

とりあえずハローワークに行くか…と足を運ぶと、この登録の際に職歴がすぐに記入できず、改めて出直すことになってしまった……ということも。これはハローワークあるあるです!

あらかじめハローワークに行く前に履歴書・職務経歴書などを作成しておくなど、自分の職歴情報を整理してから登録に行くことをおすすめします。

登録をしなくてもお仕事を探すことはできるのですが、一部のお仕事の公開のみになるので注意してください。

•次に、お仕事を検索!

設置されているパソコンから求人情報が検索できます。

ハローワークインターネットサービスでは、実際にハローワークに行かなくても、自宅で求人の検索ができますよ。

パート・バイト探しでもハローワークは使える!求人閲覧のやり方・お仕事の探し方について紹介します
(画像=9-400x224.jpg)

登録をしていなくても求人情報の閲覧が可能ですが、一部の情報が閲覧できない場合があるので気を付けましょう。

※2020年1月にリニューアルがありました。詳細は厚生労働省:2020年1月6日からハローワークのサービスが充実します!

•カウンセラーに相談しましょう♪

希望の求人を見つけたら、情報を印刷して、職業相談員(カウンセラー)に職業相談をします。

企業の募集要項と、自分のスキル・経験があっているかを確認しましょう!ジョブカードなどを活用して、職業相談に乗ってもらえます。

また、地域により心理カウンセリングを受けることも可能です。

就職活動は、ストレスが溜まり、うまくいかないと自分を追い詰めてしまうことも。そのため、地域によっては臨床心理士が常駐していることもあります。

職業相談員(カウンセラー)との相談や、心理カウンセリングを上手に活用しましょう。

パート・バイト探しでもハローワークは使える!求人閲覧のやり方・お仕事の探し方について紹介します
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

•企業に連絡&応募をしよう!

「いざ、応募をしよう!」…と思っても、企業に電話をかけるのは緊張するものですよね。

初めての連絡は、何を伝えていいか不安になったり、思うように話せなかったりすることもあります。

ハローワークでは、職員が最初に企業にコンタクトを取ってくれるので安心です。

電話で企業へ連絡し、応募状況の確認、応募手続きの仕方、応募書類の作成などをヒアリングして伝えてくれます。

また、紹介状を書いてもらえるので、それを持って面接に行くことができますよ。

パート探し、他にもできます!情報収集の仕方とそれぞれのメリット・デメリット

ここまでは、ハローワークでのお仕事の探し方をご案内しました。次は、他の探し方もご紹介しましょう。

お仕事はWEBで検索したり、新聞の折り込みに挟まれていたり、派遣会社に登録して紹介してもらったり、探し方はいろいろありますよね。

求人サイト・ハローワーク・フリーペーパー・派遣会社など、実はそれぞれに得手・不得手があるのです。

それぞれのメリット・デメリットをご紹介していきます。

パート・バイト探しでもハローワークは使える!求人閲覧のやり方・お仕事の探し方について紹介します
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

•求人サイトでお仕事を探す

ネット検索などでお仕事を探すと最初に出てくるのは、求人サイトに載っているお仕事。

タウンワーク、はたらいく、しゅふJOBなど、さまざまな求人サイトがあります。

それぞれメリット・デメリットがあるので見ていきましょう。


【メリット】

・パソコンやスマートフォンなどインターネットにつなげる環境であれば、いつでもどこでも情報を得られる、応募できる。

・他の媒体に比べ、圧倒的に情報量が多く旬の情報が集まっている。

・全国区の情報が入手可能なので、夫の転勤等で引っ越す場合も事前に引越先での求人情報を入手できる。

・検索機能があるので、自分の希望にマッチした情報のみピックアップすることができる。

【デメリット】

・情報量が他媒体に比べ圧倒的に多いので、情報を絞り込むスキルが必要。

・どんな仕事を希望するのか勤務条件や働き方はどうしたいのか。自分のパートさがしの基準を明確にしておく必要がある。


求人サイトは検索機能が特徴です。こういう仕事がしたい、という希望に合わせて職種や業界からお仕事探しができます。

最近はCMでもおなじみの「indeed」もありますね。インディードは”求人検索エンジン“です。

インディードは、サイト上にいろんな求人サイトの求人をまとめて表示しています。Googleやyahooも、検索して表示されたURLをクリックしたら別のサイトが表示されますよね。

同様に、インディード上から良いな!と思ったお仕事をクリックして詳細を見に行くと、別の求人サイトが表示されることも多いんですよ。

また、求人サイトには

「タウンワーク」や「はたらいく」など日本全国さまざまな求人を掲載している「全国版求人サイト

「〇〇県お仕事ネット」などのように都道府県ごとの求人に特化した「地方版求人サイト」があります。

どうせならたくさん求人が載っているほうがいい!と掲載求人数〇万件!と書いてあるサイトを選ぶ方も多いのですが、実際に通勤できる距離のお仕事となると、お住まいの場所によってはあまり求人が出てこないこともあります。

その点、地方求人サイトは求人数こそ全国版に劣りますが、通勤できる範囲のお仕事だけ掲載されていると考えれば魅力的なサイトです。

・通勤時間がかからない、近所でパートのお仕事を探したい

・全国版求人サイトに載らないご当地もののレア求人に出会いたい

という方におすすめです。

他にも、特定の条件に特化した求人サイトもあります。

たとえば、

「定年退職後の再就職をしたい。年齢を気にせずチャレンジできるお仕事だけ見られるサイトはない?」

という方は、シニア向けの「シニアワークス」。

体力がそれほど必要でなかったり、年齢相応のスキルを活かせるお仕事があったりします。

「子育て・家事もあるから、無理なく続けられる仕事がしたい。子どもの発熱や呼び出しなど急なお休みや遅刻・早退も相談できる職場だけ見られる求人サイトはない?」

という方は、主婦・主夫向けの求人を扱う「しゅふJOB」。

小さな子どもがいてもお休みが相談しやすい職場や、主婦・ママが活躍していて生活環境が似ている人がいて働きやすい職場など、などそれぞれの生活スタイルにあったお仕事を絞りやすくなります。

ほかにも、飲食店のお仕事に特化した求人サイトや、モデルやアパレルのお仕事に特化した求人サイトなどが存在します。

全国版求人サイトのように、たくさん仕事がありすぎて選びにくい!と思っている方は、こうした特定の条件に特化した求人サイトも活用することがおすすめです。

•折込求人広告や、フリーペーパーでお仕事を探す

新聞折込の折り込み求人広告や、地域密着型のフリーペーパーお仕事を探す方法もあります。


【メリット】

・地域密着の情報に特化しているので、求人サイト等に載っていないようなご近所の求人情報を得られる。

・とにかく近場で仕事がしたい場合、近隣の求人が見つかりやすい。

・職場の近くの地理感覚がある事が多いので、通勤・送り迎えのイメージがしやすく、長く続けやすい。

【デメリット】

・時期や地域性によって募集職種に偏りがある傾向があるため、希望の職種の求人情報がなかなか得られない可能性がある。

・電話での応募が中心となるので、応募できる時間帯に制限があることが多い。

・募集人数が少ない求人も多いため、地域や仕事内容によっては、倍率が高くなることも。


慣れた土地で働きたい、とにかく近場で仕事がしたい、という方には特にこの探し方がおすすめです。

パート・バイト探しでもハローワークは使える!求人閲覧のやり方・お仕事の探し方について紹介します
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

•派遣会社でお仕事を探す

派遣会社に登録し、コーディネーターに仕事を紹介してもらう方法です。


【メリット】 ・担当コーディネーターに第三者目線で過去の経験を活かせる仕事を紹介してもらえる。(登録した派遣会社専用のWEBサイトから、自由に応募できるケースもある)

・即戦力を求められるため、経験やスキル・資格を活かした仕事に出合える可能性が高い。

・パートに比べて時給が高い。

・未公開の求人情報を得ることができる。

【デメリット】

・担当コーディネーターの裁量で、希望条件等の調整を促されることもある。

・経験やスキル、資格等など、求人サイトや求人情報誌などに比べ、応募条件のハードルが高い傾向がある。

・企業の業務繁閑にあわせて働くことになるため、日数・曜日・時間帯などは業務にあわせることが多く相談しにくい。


派遣は、契約期間があり、契約を更新していく形で就業期間が決まる働き方。

退職・転職の予定があって期間限定で働きたい人には、仕事を変えるタイミングもはかりやすい働き方です。

反対に、長く安定して働きたい、数年ごとに就活をするのは避けたい…という人には、契約終了がいつなのか気になってしまう働き方ともいえます。

•ハロ−ワークでお仕事を探す

最後に、ハローワークのメリット・デメリットも整理してみました。


【メリット】

・地元のパート情報も多く、募集条件をハロ−ワークがチェック済みの紹介なので、安心感がある。

・自宅でインターネットが見れない人でも、ハロ−ワークのパソコンでWEB版の情報を検索しながら希望のお仕事を探すことができる。

【デメリット】

・時間帯や地域によっては、混んでいたり、パソコン台数に限りがある為、長時間待たされることもある。

・求人を掲載するのは無料のため、企業があまり管理しておらず、求人が出しっぱなしになってしまっていたりすでに決まってしまっている事もある。

・求人媒体を使わないで無料で募集をしたい企業のため、求人媒体に載っているお仕事より時給が低い求人もある。


ハローワークの利用について、求人の数/求人の信頼度/採用されやすさの3点に注目して、別の記事にまとめています。

志向別!賢い媒体の活用術

さて、いろいろご紹介しましたが、全部見るのは非効率!時間がかかってしまいます。

次は「お仕事さがしへのこだわり別」に、主婦による主婦のための媒体活用のヒントをご紹介します!

パート・バイト探しでもハローワークは使える!求人閲覧のやり方・お仕事の探し方について紹介します
(画像=451554125-3『しゅふJOBナビ』より引用00x195.jpg)

•子どもが幼稚園や学校に行っている時間帯だけ、地元で働きたい勤務条件重視派

限られた時間内に効率的に働きたいなら、地元でパートさがしをするのがベストです。

向いている媒体としては、新聞の折り込み求人広告や、住まいエリア限定のフリーペーパーなど。

住まいがターミナル駅が近い場合は、求人サイトで、駅や地域を限定してさがすのも手ですよ。

また、近所のスーパーや行きつけのお店が募集していることもあるので、掲示板や店頭の張り紙をチェックするのも○!

行きつけのお店なら、仕事内容・職場環境のイメージがつきやすいのもメリットです。

原則、自分で探して応募の流れになるので、勤務時間帯や勤務日数、給料等の条件交渉は自分で行うことになります。

パート・バイト探しでもハローワークは使える!求人閲覧のやり方・お仕事の探し方について紹介します
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

•しっかり働きたい!仕事内容 重視派

社員として経理職に就いていたときの経験とスキルを活かし、シッカリ働きたい!という方は、派遣を選ぶのもいいと思います。

売りとなる経験・スキルがあり、より仕事内容にこだわるなら、派遣会社を活用するのがベストです

派遣会社の場合、担当コーディネーターが、自分の希望にあった仕事を紹介してもらえる他、事前に仕事内容について情報提供&確認してもらうこともできます。

経験やスキルによっては、自分が思いもよらないお仕事を紹介してもらえるなど、可能性の幅が広がるケ−スも。

担当コーディネーターが、勤務条件等の交渉もしてくれるのも魅力です。1人で就職活動するより、プロにサポートしてもらいならの方がいい!という人にもピッタリ。

また、求人サイトで活かしたいスキルや経験職種で検索するのも手です。

•在宅ワークでマイペースにお仕事したい派

新型コロナウイルス感染症拡大でテレワークが推奨され、職場でやっていた仕事のうち自宅でできるお仕事がどんどん切り出されています。そのため、在宅のお仕事も増えてきました。

一般的な求人サイトでも募集されてはいますが、より効率的に探すなら、新聞の求人折り込み広告やフリーペーパー、求人折り込み広告や、フリーペーパーを発行している企業が運営している求人サイトを活用することをおすすめします。

なぜなら、「在宅ワーク募集」には怪しいものも存在するからです。

仕事を始める前に契約金がかかったり、仕事に必要だから…と器具を購入させられるというケースも。また、極端に低い単価でお仕事を依頼されてしまい、働き損になるケースもあります。

まとめ

今回は、ハローワークの使い方についてご紹介しました。

ハローワークに行く前には、準備をしっかりしてから行くことをおすすめします。特に、職歴や学歴などは思い出そうとしてもなかなか時間がかかってしまったりするものです。

ハローワークでお仕事に応募する前だけでなく、求人サイトでお仕事に応募する前や、派遣会社で登録をする前にも、履歴書や職務経歴書など職歴を整理しておきましょう。

すぐに手続きができるだけではなく、自分にとっても安心感をもってお仕事探しができるメリットがありますよ。

また、求人サイトなど他のお仕事の探し方についてもご紹介しました。

ひとくちに「お仕事を探す」といっても、求人サイトや紙面ごとに強み・弱みがあります。それぞれの強みを使い分け、自分にあったパート情報を的確に入手していきましょう!

まずは自分がどう働きたいか?をイメージして、希望の仕事内容・労働条件などを整理し、重視する点を整理してみましょう。いいお仕事に出会えることを願っています!

提供・しゅふJOBナビ



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