新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターにて、64歳以下を対象にした接種が始まりました。18~64歳で「地方自治体から送付された接種券を持っている」「今回が1回目のワクチン接種」という2つの条件を満たしていれば、予約可能です。(※6月28日現在、予約は一旦満了となっています)
今回は、これから接種される方のために東京大規模接種センターでのワクチン接種の様子をお伝えします。
会場に入ってから約15分で接種完了
東京の大規模接種センターの会場は、大手町の合同庁舎。地下鉄大手町駅で降りると、いたるところに大規模接種センターへの道順が書かれたポスターが貼られているので、迷子の心配はありません。いざ、受付の白いテントへ。
予約していても、接種券と身分証明書を持っていないと受付してもらえません。くれぐれもお忘れなく。(筆者はまんまと接種券を忘れ、家族に届けてもらいました)
会場内では、受付で渡されるファイルの色ごとに効率よく案内してもらえるので、移動も予診も非常にスムーズ。スタッフの方々も親切です。 あれよあれよという間に、接種ブースに到着。注射の痛みはごく普通だし(私はインフルエンザの予防接種の方が痛いと思った)、ほんの数秒で終わります。
会場に入ってから約15分で、接種が完了しました。広い会場内であれだけの人数をスムーズにさばけるシステムを考えた人、すごいです。 なお、会場内は撮影禁止となってますので、ワクチン接種配信は諦めましょう。
2回目の予約は混雑で遅め
接種が済んだら、2回目のワクチン接種の予約ブースに移ります。
現在、国内で接種できるワクチンは、ファイザー社製とモデルナ社製の2種類。どちらも基本的に1回目の接種から3~4週間後に2回目の接種をうけます。(2回とも同じ種類のワクチンを打たないといけないので、要注意)
東京大規模接種センターではモデルナ社のワクチンを使用しており、標準として1回目から4週間後の同じ曜日に2回目を接種することになっています。しかし、現在は65歳以上の方々の2回目の接種を優先しているため、当面の間は2回目の予約が5週間後になるとのこと。
「そんなに過ぎちゃっていいの!?」とびっくりしましたが、厚生労働省の「接種についてのお知らせ」によると、「WHO、米国や、EUの一部の国では、3週間(ファイザー社のワクチン)または4週間(武田/モデルナ社のワクチン)を超えた場合でも、1回目から6週間後までに2回目を接種することを目安として示しています」ということらしいので、6週間の間に2回目を打てば大丈夫みたいです。よかった。