故郷の友情は一生物といいますが、その分イザコザが起これば一生ついてくるともいえます。今回は、心安らげるはずの地元で少々揉めてしまった女性のお話です。
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都内在住の羽田茉里さん(仮名・31歳)に話を聞いてみました。
## 帰省のついでに友達と集まることに
「今から5年ほど前のことですが、お盆に実家の関西に帰省したんです。地元に帰るのは大学卒業以来で、SNSで帰ることを報告したら同級生からたくさん『遊ぼう!』というコメントが来ました」
地元に滞在する期間が短かったので、仲の良かった同級生5人と集まることになりました。
「数年ぶりに再開した友達は結婚した子もいたけれど皆、変わってなくて安心しました。懐かしい話をたくさんして、『次は年末年始に集まろうね!』と約束して解散しました」
## 友達の1人から「相談がある」とLINEが…
茉里さんとしては、友人と会うのはその日のみで、あとは実家でゆっくりしようと思っていました。しかし……。
「家に帰ってくつろいでいると、その日参加していた同級生のカナ(仮名)から、LINEが来たんです。『今日は楽しかったね!』というもので、私も普通に返信していました。
しばらくすると、カナから『茉里、明日会える? 実は相談したいことがあって……』と言われたんです。特に予定もなかったし、深刻な相談かもしれないし、『いいよ』と言いました。まさか、このやりとりが後にあんなことになるとは思ってもいませんでした……」
翌日、カナさんが指定したカフェに向かった茉里さん。カフェに入ろうとすると、カナさんはふいにこんなことを言い出したといいます。
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