1位は海外でも評価の高いイ・チャンドン監督の最新作!
5月第3週は、韓国でも人気の日本人作家・村上春樹の短編小説が原作の映画「バーニング」が1位に!第71回カンヌ国際映画祭で、最高賞「パルムドール」を競うコンペティション部門に招待され、惜しくも「パルムドール」は逃してしまいましたが、公開前から注目を集めていました!
最近日本でも公開された「タクシー運転手」にも出てきたドイツ人記者のドキュメンタリー映画「5.18 ヒンツペーターストーリー」など、「光州(クァンジュ)事件」を扱った2作が4位と5位にランクイン。どちらも当時の実状をそのまま伝える作品で、全世代から関心を集めています。
来週以降は、2017年の釜山(プサン)国際映画祭で韓国映画の今日・ビジョン部門にノミネートされた「ホーム」や、撮影中に実際に7回も交通事故があったことで話題のミステリー映画「デジャブ」など、注目作が公開を控えています!
現在上映中の韓国映画興行ランキングTOP5
1位「バーニング」(버닝、ボニン)
運送会社でアルバイトをするジョンス(ユ・アイン)は、幼いころ同じ街で育ったヘミ(チョン・ジョンソ)に偶然再会し、お酒を飲むことに。そしてヘミは、自分がアフリカ旅行に行っている間、毎日ヘミの家で飼い猫にご飯をあげてほしいとジョンスに頼んだ。 旅行から帰ってきたヘミは、アフリカで出会ったベン(スティーブン・ヨン)という男をジョンスに紹介し、3人は仲良くなった。
ある日、ジョンスの家にやってきたベンとヘミ。そしてベンはジョンスにだけ、自分のある趣味について打ち明けた。 その後、ヘミを見かけなくなったことを不審に思ったジョンスは、ヘミの行方を知るためベンを尾行することに。そして、ある謎に迫るのだが…。
ジャンル:ミステリー 出演者:ユ・アイン、スティーブン・ヨン、チョン・ジョンソ他 監督:イ・チャンドン 公開日:2018年5月17日(木) © 2018 CGV ARTHOUSE, All Rights Reserved.
2位「レスラー」(레슬러、レスルロ)
20年前、レスリングの韓国代表だったクィボ(ユ・ヘジン)は、レスラーを辞めた後、愛する息子ソンウン(キム・ミンジェ)をレスリングの金メダリストにすることを夢に生活する、シングルファーザーになっていた。体育館でおばさんを相手にエアロビを教えながら、一生懸命にソンウンを育てるクィボだが、ある日ソンウンが韓国代表選手の選抜戦に出場しないと言い出した。 突然の反抗に動揺するクィボには、小うるさい母(ナ・ムニ)の存在や、愛の告白をしてくるソンウンの幼なじみ・ガヨン(イ・ソンギョン)、見合いで知り合ってから強烈なアプローチをかけてくるドナ(ファンウ・スレ)など、次々とややこしい問題が降りかかる。その上、ガヨンに片思いするソンウンはクィボにやきもちまで焼いて―。
俳優陣のコミカルな演技や、あちこちに散りばめられたアドリブの演技にも注目!韓国で大ヒットとなった「過速スキャンダル」「サニー」の制作陣が再集結した期待作。
ジャンル:コメディ、ドラマ 出演者:ユ・ヘジン、キム・ミンジェ、イ・ソンギョン、ナ・ムニ、ソン・ドンイル、チンギョン他 監督:キム・テウン 公開日:2018年5月9日(日) © 2018 Lotte shopping Lotte Entertainment Co.,Ltd, All Rights Reserved.
3位「チャンピオン」(챔피언、チェムピオン)
子どもの頃、アメリカに養子に出されたマーク(マ・ドンソク)は、かつては腕相撲世界チャンピオンを夢見ていたが、今ではアメリカのクラブで働いていた。そこに、最高のスポーツエージェントだと名乗るジンギ(クォン・ユル)が表れる。ジンギは、借金の返済に追われる生活を送っていて、マークを金づるにしようと企んでいた。
ジンギの説得で韓国に帰ってきたマークは、生き別れになった母の元を訪ねるが、そこに母の姿はなく、代わりに初めて会う妹のスジン(ハン・イェリ)と連れ子の2人の子供がいた。次第に情が芽生え、血の繋がった家族にやっと会えた幸せをかみしめるマーク。しかし、スジンは実の妹ではなかったことが判明し…。
アメリカでウエイトトレーナーをしていた異色の経歴を持つ、マ・ドンソク主演のハートフルな映画。
ジャンル:ドラマ 出演者:マ・ドンソク、クォン・ユル、ハン・イェリ他 監督:キム・ヨンファン 公開日:2018年5月1日(火) © 2018 Warner Bros. Korea, All Rights Reserved.
4位「5.18 ヒンツペーターストーリー」(5.18 힌츠페터 스토리、5.18 ヒンツペト ストリ)
1980年5月、過激化する民主化運動のデモや抗戦により、光州の街は崩壊状態。 この惨状を外に漏らすまいと、全ての電話線が遮断され、徹底的なマスコミ統制がされていた。 そんな中、ドイツ特派員記者のユルゲン・ヒンツペーターは、危険を冒してでも現状を伝えなければいけないと、自ら光州に潜入したのだった…。
当時、韓国の中で陸の孤島となっていた都市・光州の実状を、全世界に知らせたヒンツペーター。海外はもちろん、韓国内にも一度も公開されなかった残酷な現場から、彼が極秘裏に試みた3度の光州潜行の様子まで。ヒンツペーターが直接記録した、1980年5月の光州で起きた民主抗争の今まで知られていなかった姿を、初めて公開する注目のドキュメンタリー作。
ジャンル:ドキュメンタリー 出演者:ユルゲン・ヒンツペーター、チョ・ソンハ(ナレーション)他 監督:チャン・ヨンジュ 公開日:2018年5月17日(木) © 2018 Dreamfact entertainment, All Rights Reserved.
5位「主のための行進曲」(임을 위한 행진곡、イムル ウィハン ヘンジンゴッ)
1980年5月。 刑事たちに追われ、逃げていた法大生のチョルス(チョン・スヒョン)に出くわした、美大生のミョンヒ(キム・チェヒ)。デモをすれば、何か変わるのか?と世の中に無関心だったミョンヒは、古いシャツのボタンが落ちたことも知らずに人権を叫ぶチョルスの信念が何なのか、興味を持つことに。
2018年5月。 1980年5月で時が止まってしまったミョンヒ(キム・ブソン扮)は、日が経つにつれ、統合失調の症状がひどくなっていった。サイレンの音一つにも極度に不安がるミョンヒに、ただただ嫌悪感を持っていた娘ヒス(キム・コッビ)。しかし、今まで40年近くも母を苦しめているものが何なのかを知ったヒスは、大きな衝撃を受ける…。
ジャンル:ドラマ 出演者:キム・コッビ、他 監督:パク・ギボク、キム・ブソン、チョン・スヒョン、キム・チェヒ 公開日:2018年5月16日(水) © 2018 AI&O Entertainment, All Rights Reserved. ※集計期間:2018年5月14日(月)~5月20日(日) ※このランキングは韓国映画振興委員会(KOFIC)の観客動員数情報を参考にしております。 ※各映画の上映期間及び上映劇場については、各劇場の公式サイトをご覧下さい。
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