酔ってついた嘘から彼氏の髪を切ることになった
「昨年の春頃、コロナの恐怖におびえている様子をインスタにアップしていたら、しばらく連絡をとっていなかった元カレ(Fさん・29歳・会社員)が心配してLINEをくれたんですよ」
と話すN子さん(27歳・契約社員)はそれがきっかけで、元カレとなんと復縁したそうです。
「それから私がFの部屋に入り浸るようになり、コロナでの孤独感が吹っ飛びました。なるべく二人で家にいようねって、おうち時間を楽しんでいたんですよ」
そんなある休日の昼下がり、彼の髪がだんだん伸びてきたねという話になり…。
「その日は、おつまみをいっぱい並べてご機嫌で昼飲みしていたんです。そうやって外に遊びに行けない鬱憤を晴らしていたんですよ」
まだちょっと美容院に行くのは怖いし、どうしようかと悩む彼氏。
「つい、酔って気が大きくなり『私が切ってあげるよ。いつも妹の髪を切っていて得意なんだ』と嘘をついてしまったんです」
怒った彼に家を追い出された
その言葉を信じたFさんは、新聞紙を敷いてゴミ袋をケープ代わりにかぶりN子さんに身をゆだねました。
「まぁ、なんとかなるだろうと切り始めたら、ハサミの切れ味が悪くてガタガタになってしまい、それを修正しようとしたらかなり短くなってしまって…」
鏡を見て「どうしてくれるんだよ? こんなんじゃ外に出られないよ!」と涙目でキレる彼氏。
「結局、帽子を被って近所の美容院に行き手直してもらい、まともな髪型にしてもらいましたが…怒ったFに家を追い出されてしまったんですよ」
いきなりスポーツ刈りのような髪型にされた彼のショックは大きかったようです。
「何度もLINEをしましたが無視され続けました…でも必ず1日に1回謝罪LINEをし続けたんですよ」
すると4ヶ月位してやっと彼から連絡がきて、なんとか許してもらえたそう。4ケ月もスルーとは、彼の器が小さいのか、髪以外にも気に触ることが積もり積もっていたのか…。
「酔って調子に乗って、大事な人に捨てられる所でした。信用を失うのは一瞬で、取り戻すには時間がかかるって事がよく分かりました」
―人間関係でやらかした話―
<文&イラスト/鈴木詩子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 鈴木詩子 漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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