突然ですが、みなさんは自分のことをどれくらい理解していますか? 日常の中で自分に目を向けてあげる時間はありますか? そう問われて自信を持ってイエスと答えられる人は少ないのではないでしょうか。

忙しい日々を送り、なかなか自分を構ってあげられていない人におすすめしたいのが、さいきん書店でもよく見かける『MY LIFE ノート』(朝日新聞出版)。日記をつけたり文章を書くのが好きな人はもちろんのこと、そうでない人も気軽に書き込むことのできる“自分を再発見できるノート”なんです。

温かい挿絵に癒やされながら、じっくり自分を知るノート

まるで懐かしの“サイン帳”。書いて自分を知るノート、やってみたら楽しすぎた
(画像=朝日新聞出版の『MY LIFE ノート』1,320円、『女子SPA!』より引用)

『MY LIFE ノート』は、「好きノート」や「思い出ノート」など、11の項目によって構成されています。テーマごとに具体的な質問に答える形式で、書きたい部分から好きに始めてOK。決まりなども特にないので自由に、そして自分のペースで書き進めていけばいいんです。

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まるで懐かしの“サイン帳”。書いて自分を知るノート、やってみたら楽しすぎた
(画像=『女子SPA!』より引用)

 まず特筆すべきは、思わず手に取ってしまいたくなるデザインのかわいさ。筆者が個人的に好きなバンド、クリープハイプのツアーグッズデザインやビジュアルイラストも手掛けている三好愛さんがイラストを担当。不思議で温かみのある挿絵が、ちょうどいい温度感でこのノートに寄り添ってくれています。

まるで懐かしの“サイン帳”。書いて自分を知るノート、やってみたら楽しすぎた
(画像=『女子SPA!』より引用)

どう書き込んでいいかわからない時にはページの端っこの「HINT」に注目。たとえば「わたしのいいところ」のページのHINTには「いいところを思いつかないという人は、だれかにほめられたことを思い出してみよう」と書かれています。こうしたちょっとした部分にも良い言葉が散りばめられていて、記入するだけでなくつい隅々まで読んでしまいます。

質問がバラエティ豊かで、コツコツ埋めていくのが楽しい!

まるで懐かしの“サイン帳”。書いて自分を知るノート、やってみたら楽しすぎた
(画像=『女子SPA!』より引用)

趣味や特技などの基本的なデータのほかにも、自慢したい思い出、大切な場所、自分に送るほめほめ手紙、好きな歌や詞のワンフレーズなど、考えるのが楽しい質問が盛りだくさん!

まるで懐かしの“サイン帳”。書いて自分を知るノート、やってみたら楽しすぎた
(画像=『女子SPA!』より引用)

 枠内に書いていくことがほとんどですが、空白スペースを自由に使って書き込んでいい部分もあり自分の個性を存分に発揮することもできます。文字だけでなくイラストを描いたり、チケットなどを貼ったりしても◎。

まるで懐かしの“サイン帳”。書いて自分を知るノート、やってみたら楽しすぎた
(画像=『女子SPA!』より引用)

 自分が興味のある項目はスラスラと埋めることができるのに、逆になかなか筆が進まないページも……。そういったところでも自分の得意不得意や興味のありなしが浮き彫りになり、とても面白いです。