長瀬智也さんがジャニーズ事務所を離れて、約1週間になります。

「裏方としてゼロから新しい仕事の形を創り上げていく」として表舞台から去った長瀬さんですが、名残惜しくも得心が行くのは、行く道に彼の人柄と潔さがにじみ出ているからかもしれません。

この世にイケメンは数あれど、“スカッとしてスカしてない男前”の筆頭は間違いなく長瀬さん。1991年の事務所入所から30年。半ズボンから伸びやかな脚を剥き出しにしていた少年は、童心をそのままに精悍な美男子になりました。

男も惚れる男・長瀬智也の逸話にクスッ

 幅広い層から支持される長瀬さんですが、男性たちからは“スカしてない男前っぷり”と“小学生男子みたいな逸話”が好評です。

「ジュニア時代、合宿所に入りたての堂本光一さんを“ゲームしようぜ!”って誘ったけど、長瀬さんが負かされてしまった話が好き。光一さんも“(誘ってくれたのに)オレ、勝っちゃった!?”って焦ったとか、そういう空気感、わかりみが深い」(マサトさん)

「『LOVE LOVEあいしてる』(フジテレビ系、1996年~2001年)か何かに出てたときかな? 長瀬さんが“犬、来る? 犬、来る?”ってビクビク怯えながら『バイオ・ハザード』をやってて、ゾンビ犬が飛びかかってきたら“ぎゃあああ来たぁっっっ!”って悲鳴を上げて怖がってたっていうエピソードを見て大好きになった。自分も同じことしたし、こんなにカッコイイのに可愛いんだなぁって」(ユキオさん)

「“光一さんの家でドアを開けたまま用を足しつつガン見してくる”とか、“裸のおしりを突き出して「太陽!」って言う”とか、古き良きシモネタをやってのける無邪気さがたまらない。そういうことができちゃうところに憧れるし、変わってないと思うのでまた憧れる」(ヤスタカさん)

「自分は『ザ!鉄腕!DASH!!』でしか知らないんだけど、長瀬さんは顔も身長も体格も、男が欲しいもの全部持ってるのに、無頓着そうというか、何ひとつ自慢してないところに惚れる」(トモノリさん)

 弱みを見せられること。気取らないこと。腹をくくること。大人の、それも美しい男性であればどんどんやりづらくなることをケロリと飛び越えてみせる。長瀬さんらしい“スカさない生き方”は、息苦しい現代にとてもすがすがしく映ります。

『俺の家の話』と重なる生き様

 長瀬さん最後の主演ドラマとなった『俺の家の話』(TBS系)では、能とプロレスとジャンルは違えど、ともに人を魅了するエンタメの神髄に触れた主人公・寿一(長瀬さん)が、双方と関わり、離れ、また戻ることで家族の絆を結び、芸事への愛も深めていきます。

 この寿一の姿は、やはり長瀬さん本人とオーバーラップして見えるのです。一度は元いた場所を離れても、いつか、しばらく先の未来に再びゆかりの場で活躍することがあるかもしれないし、また別の形で旧来の仲間たち、TOKIOと合流することがあるかもしれません。

 長瀬さんなら、きっと愛あるスクラップ・アンド・ビルドの姿を見せてくれるはず――。

 そう思いながら、ずっと応援したいと思います。

<文/みきーる イラスト/二平瑞樹> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 みきーる ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!』

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