制度をお得に利用するには?
次世代住宅ポイント制度で注意しなければならないのが、2万ポイント以上から発行申請できるという点です。つまり、節水型トイレの設置(1.6万ポイント)や、掃除しやすいレンジフードへの取り換え工事(0.9万ポイント)などだけを行う場合、せっかくリフォーム工事をしても申請不可となる場合があるのです。
そのため、ポイントの少ないリフォーム工事を行う場合は、合計で2万ポイント以上になるように、まとめて施行するのがおすすめです。トイレをリフォームする際は、掃除しやすいトイレと手すりの同時リフォームで、1.8万ポイント+0.5万ポイント=2.3万ポイントとなります。玄関、水回り、段差解消など、住宅の複数箇所をこの機会にリフォームするのもいいでしょう。
制度を賢く使って消費税増税を乗り切ろう
住宅の建設に関する助成制度は複数ありますが、新しく始まる次世代住宅ポイント制度も上手に活用していきましょう。申請期間や申請条件が少し複雑なため、工期スケジュールと合わせて確認することが大切です。
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