定年退職後、主な収入は年金のみという人も多いでしょう。そんな人も、支出を抑えることでお金に困らずに暮らしていくことができるかもしれません。ここでは、年金生活で必要な支出と節約できる費用について考えていきます。

貯金がないとどうなる?将来を予想しよう

仕事をリタイアすると、定期的な収入は年金のみとなります。厚生労働省の発表によると、2018年モデル世帯の厚生年金額は22万1,277 円です。リタイア後の月の生活費を25万円と考えると、毎月2万8,723円足りません。65歳でリタイアして95歳までの生活費では、約1,000万円不足します。収入がないので、貯金がなければ、月の生活費を下げることになります。

住居費、食費、医療費、旅行にも行きたいし、孫にも何か買ってあげたい、とリタイア後の生活を妄想すると月の生活費25万円は決して贅沢できる金額ではありません。貯金1,000万円を目指して、将来の生活への不安を、少しでも軽減したいものです。

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