11月11日は「ペペロデー」!ペペロデーとは、ペペロという韓国のお菓子を親しい人に贈る一大イベントです。
毎年この日が近づくとスーパーやコンビニはもちろん、服屋や文房具店でもイベントが行なわれ、街はペペロ一色になります。
記念日が多い韓国で、バレンタインデーやホワイトデーに並ぶビッグイベントの1つと言われる「ペペロデー」。その由来や街の熱気をご紹介しましょう。
韓国版ポッキー・ペペロ!
韓国には日本のかっぱえびせんやきのこの山などによく似たお菓子があります。
ロッテ製菓のペペロもその1つ。1983年の発売以来、子どもから大人まで広く愛されている国民的お菓子ですが、見た目も味も、グリコのポッキーと瓜二つ!韓国ではその長細い形から、「ペペ(韓国語でヤセッポチ、ガリガリの意味)ロ」と名付けられました。
進化するぺペロのパッケージ
メッセージ付きや人気キャラクターとのコラボなど年々パッケージが進化しています。
29年ぶりにペペロのパッケージが一新された2012年当時には、日本人がデザインに携わったことでも話題になりました。
11月11日「ペペロデー」の由来は?
「ペペロデー」は1994年、釜山(プサン)に住む女子高生が数字の1がペペロの形に似ていることから、「お互いペペロみたいにスマートですらっとしたスタイルになろうね!」と、1が4つ並ぶ11月11日にペペロをプレゼントしあったことが始まりだとか。
今や第2のバレンタインとも言われるほどの定番記念日になりました。日本でも「ポッキー&プリッツの日」がありますが、国内でのイベント規模、認知度は韓国がはるかに上です。
もう1つの記念日「カレトッデー」
トックッ(旧正月(ソルラル)に食べる韓国式のお雑煮)に用いられるカレトッ(細長い餅)を食べるイベント。
有名IT企業「安哲秀(アン・チョルス)研究所」の設立者である安哲秀氏が、社長として在任時の2003年にペペロよりも韓国ならではの食べ物であるカレトッを食べようと、社内イベントを提案し実施したのが始まりです。
加熱するペペロ商戦
いろいろなお店のペペロ事情
毎年11月に入ると、街はペペロ一色!コンビニやスーパーマーケットはもちろんパン屋やドーナッツ屋、文具店でもペペロ関連の商品が売り出されます。
ペペロを手作りする女の子も登場し、ペペロデーはますます国民的行事に成長しています。ペペロデーの熱気に包まれた街の様子をのぞいてみましょう。
ペペロの巨大ハートをディスプレイした服屋
最近はポッキーも見かける?
日本の「ポッキー」も韓国のコンビニなどで簡単に見かけるようになりました。ペペロデーのディスプレイに「ポッキー」が並んでいることもまれにあります。
提供・韓国旅行コネスト
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