ラトルは、ガラガラとも呼ばれる振ると音が出るおもちゃです。生まれたばかりの赤ちゃんでも遊ぶことができるので、赤ちゃんの初めてのおもちゃとしておすすめです。ラトルの選び方のポイントや人気商品、手作りで作る方法などを紹介します。

ラトルとは? いつからいつまで遊べるの?

ラトルの選び方や手作り方法は? 月齢ごとのおすすめ14選も紹介
(画像=はいチーズ!Clipより引用)

ラトルとは赤ちゃんが生まれて間もない頃に使う、知育効果のあるおもちゃです。「ガラガラ」や「にぎにぎ」の呼び方を聞き慣れている人も多いかもしれませんね。赤ちゃんは、周りの音をとてもよく聞いているもの。パパママがやさしく話しかけながら音を聞かせてあげれば、きっと赤ちゃんもリラックスしてくれますよ。

初めのうちはラトルにあまり反応がないかもしれませんが、赤ちゃんが成長してくると次第に目で追ったり、手を伸ばしたりして興味を示すようになります。また、種類によっては新生児期の赤ちゃんが、自分で音を出せるものもあります。ラトルにはたくさんの種類があるので、赤ちゃんの成長に合わせて選んであげることが大切です。

ラトルでいつまで遊んでくれるのかには個人差がありますが、1歳になる頃にはラトルで遊ばなくなる赤ちゃんが多いでしょう。もし、赤ちゃんがラトルで遊んでくれなくなったら、もう少し複雑な音がでるおもちゃを与えたり、自宅でのリトミックにチャレンジしてみるのもおすすめです。

赤ちゃんのラトル選ぶ時のポイント

ラトルの選び方や手作り方法は? 月齢ごとのおすすめ14選も紹介
(画像=はいチーズ!Clipより引用)

ラトルは、形状や素材などによって赤ちゃんの好みが別れることがあります。選ぶときに押さえておきたいポイントを見ていきましょう。

まずはラトルの種類(形状)を知ろう

ラトルの選び方や手作り方法は? 月齢ごとのおすすめ14選も紹介
(画像=はいチーズ!Clipより引用)

■ラトルの種類1:リストバンド型 リストラトルとも呼ばれます。手首や足首に巻いて使うので、月齢が低くてまだ上手に物をつかめない時期でも音を鳴らして楽しむことができます。

■ラトルの種類2:リング型 輪っかになっていて、握力が弱くても持ちやすい形状です。ちょっとした動きでも音が出やすくなっているものが多いです。

■ラトルの種類3:スティック型 棒状のものや、マラカスのような形をしたタイプです。音を鳴らすためには少し握力が必要です。昔ながらのがらがらを思い浮かべると分かりやすいですね。

■ラトルの種類4:ボール型 音を鳴らすだけでなく、転がしたりしてボールとしても使うことができるので、赤ちゃんのおもちゃとして比較的長い期間活躍できるものも多いです。

月齢に適したラトルの形状を確認しよう

月齢ごとに適したラトルの形状は下記のようになっています。赤ちゃん自身の好みもあるので、様子を見ながら選んであげてくださいね。

0~3ヶ月
リストバンド型・リング型 まだ握力が弱い時期なので、手首に巻いたり、握りやすい形のものを選びましょう。柔らかい素材なら顔に当たっても痛くないので安心です。

3~6ヶ月 スティック型 握力がついてくるので、自分の力で振って楽しめるものがおすすめです。

6~12ヶ月 ボール型など おすわりやハイハイが上手になる時期。形が複雑なもの、動きがあるものに興味を示します。歯が生えてくる頃なので、固めの素材を選べば歯固めとして使うこともできます。

ラトルの素材を確認しよう

ラトルに使われている素材は、プラスチックや布、木、樹脂など製品によってさまざまです。素材によって固さや重さなどが違うので、赤ちゃんの成長に合わせて適した素材を選んであげることが大切です。素材ごとの特長を見てみましょう。

■布製のラトル~軽くてやわらかいため月齢の低い赤ちゃんでも扱いやすく、汚れてしまっても丸洗いできる製品も多いです。

■プラスチック製のラトル~軽さが特長で、赤ちゃんのよだれなどで汚れても洗いやすく、乾きやすいです。

■木製のラトル~温かみがありインテリアにも馴染むデザインで素敵ですが、布製やプラスチック製のラトルに比べると固いため、赤ちゃんが自分でしっかりと握れるようになってから選ぶといいでしょう。また、木製のラトルの場合、赤ちゃんがなめても安全な塗料が使われているかどうかもしっかり確認することも大切です。

※月齢の低い赤ちゃんの場合、ラトルを振り回したり落としたりして顔にぶつけてしまうことがあるので、まだ月齢が低いうちは布製やプラスチック製など赤ちゃんの顔に当たっても痛くない素材を選ぶのがおすすめです。