7.世界の貴重なガラスの工芸品を1,000点収蔵「北澤美術館」

諏訪湖のほとりに位置する「北澤美術館」は、エミール・ガレやドーム兄弟、ルネ・ラリックをはじめとするガラス工芸を中心に楽しめる美術館。ガラス作品がおよそ1,000点所蔵されており、「小さくても個性の光る美術館」をコンセプトに世界的にも貴重な作品を間近で鑑賞できます。

山荘風で、切妻の三角屋根にクリーム色のタイル外壁が愛らしい外観の同館は、1階展示室にエミール・ガレの代表作「ひとよ茸ランプ」を常設展示。その独特のフォルムと柔らかな光を目の当たりにすると虜になってしまうはず。2014年に往来の2倍に拡張された「ガラス工芸展示室」には、19世紀末のアール・ヌーヴォー様式のガラス工芸を代表する名作たちが並べられ、その美しさにうっとり。時間を忘れて眺めてしまいます。

なお、現代日本画も常時30点展示されている展示室も併設。東山魁夷「白夜」「月明」、加山又造「鮎」をはじめ日本を代表する芸術家の作品を鑑賞できます。なお、中二階のカフェでは、諏訪湖の絶景を眺めながらのティータイムも。季節のケーキや「麗しのエナメル彩ガラス 特別限定メニュー」の「月光色フロート」「麗しソーダ」はぜひ味わっておきたい1品です。

【スポット詳細】

名称:北澤美術館
住所:長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
アクセス:
【交通機関】JR「諏訪」駅から徒歩約15分
【車】中央自動車道「諏訪IC」より約10分
営業時間:【4〜9月】9:00〜18:00【10〜3月】9:00〜17:00
定休日:無休、展示替えのための臨時休館あり
料金:大人1,000円/中学生500円/小学生以下無料

8.四季を感じる全長6kmの散歩ルートで楽しむ「横谷峡」

長野県・白樺湖の人気観光名所14選!モデルコース作りに便利なスポット紹介
(画像=PIXTA、『あそびのノート』より引用)

奥蓼科温泉郷に位置し「白樺湖」周辺で特に紅葉が美しい人気スポット「横谷峡」。信州随一の紅葉の名所といわれており、10月中旬から11月にかけて多くの観光客が紅葉シーズンには訪れるます。冬は荘厳な樹氷や滝が凍る氷瀑も見ることもでき、今では風物詩のひとつとなっています。

清流が力強く流れ続ける渓谷の脇には「横谷峡遊歩道」が整備され、「横谷峡」の四季を感じながら散策を楽しむことができます。遊歩道のいくつかの場所からは渓流近くまで降りることができるため、足元に注意しながら近づき清流の流れを間近に感じることも可能です。

散策道沿いには、2段に落ちるダイナミックな「王滝」や紅葉が素晴らしい「おしどり隠しの滝」に「乙女滝」「霧降の滝」など4つの滝を見ることができます。渓流沿い約6kmをトレッキングシューズ装備でゆったり歩けば、心も体もリフレッシュできるはず。なお、「乙女滝」周辺の温泉で疲れた足を休めるなど、周囲のスポットと組み合わせて訪れましょう。

【スポット詳細】

名称:横谷渓谷
住所:長野県茅野市北山
アクセス:
【交通機関】JR「茅野」駅からバス利用約40分
【車】中央自動車道「諏訪IC」より約45分

9.大自然のなかスポーツと冒険が体験できる「東急リゾートタウン蓼科」

ウェルネス&サスティナブルリゾート「東急リゾートタウン蓼科」では、森で食べる、森と遊ぶ、森に泊まる「森暮らし」をテーマに自然と触れ合いながらの滞在が楽しめます。

宿泊と合わせて楽しみたいのが、蓼科の大自然のなか、家族一緒に体を動かしてリフレッシュができるアウトドアアクティビティ。おすすめはフランス発の自然共生型アウトドアパーク「フォレストアドベンチャー蓼科」。自分の安全は自分を守るを大原則に森の特徴を活かしたダイナミックで難易度の高い樹上を冒険するコースや簡単なキッズコースなど真剣に森遊びが楽しめます。

なお、天然芝9ホールでプレイが楽しめるパターゴルフや、レーザーをチームで撃ち合うスポーツ競技「レーザータグ」など盛りだくさん。放流したニジマスなどが管理釣り場で釣れる渓流釣りでは、釣った魚をバーベキューにしてその場で味わうことも。とっておきの夏の思い出をファミリーで作りたいのならば、絶対に外せないスポットです。

【スポット詳細】

名称:東急リゾートタウン蓼科
住所:長野県茅野市北山 字鹿山4026-2 東急リゾートタウン蓼科内
アクセス:
【交通機関】JR「茅野駅」よりタクシーで約35分
【車】中央自動車道「諏訪IC」よりビーナスライン経由で約30分
営業時間:各アクティビティにより異なる
定休日:各アクティビティにより異なる
料金:各アクティビティにより異なる

10.影絵の世界へ旅に出よう「世界の影絵・きり絵・ガラス・オールゴール美術館」

「白樺リゾート 池の平ホテル」内に併設する美術館「世界の影絵・きり絵・ガラス・オールゴール美術館」は、世界的作家・藤城清治の作品を中心に、影絵やきり絵、ガラス、オルゴールなどが展示されている幻想的な美術館です。高原特有の澄んだ空気とともに「光」「影」「音」によって創りだされた凛とした強さの影絵の世界が広がっています。

一番の見所は、壁全面を埋め尽くす全長30mのパノラマ連作「白樺湖の四季」。作品世界の中に一気に引き込まれ、まるで影絵の中にいるような錯覚になるほど。また、作品の両側を合わせ鏡にし、無限の奥行きを感じる「鏡のイリュージョン」と同館ならではの藤城作品が展示されています。

なお、きり絵の第一人者・辰巳雅章の作品も展示。世界一大きい和紙のきり絵「赤ずきん物語」や「白雪姫」をはじめグリム童話の世界を切り絵で表現。着物の型染めの技法を生かし作風で鑑賞者を世界へと引き込みます。

ほかにもアンティークオルゴールも多数展示。コレクターもうなる世界の名品が並びます。さらに制作体験も楽焼や影絵制作などを用意。ファミリーで一緒に夏の思い出を作るのにぴったりです。

【スポット詳細】

名称:世界の影絵・きり絵・ガラス・オールゴール美術館
住所:長野県北佐久郡立科町芦田八ヶ野1526
アクセス:【交通機関】JR「茅野」駅からシャトルバス利用約40分
営業時間:10:00〜17:00 (最終入館16:30)
定休日:無休
料金:大人900円/小学生600円/幼児300円