8月17日、お笑いコンビの雨上がり決死隊がオンライン解散報告会で解散を発表しました。結成から32年の大きな決断に、芸能界や視聴者からは残念という声もあがりました。

 2人がコンビ揃った姿を見せたのは、宮迫博之の闇営業問題から約2年ぶりのことでしたが、雨上がり決死隊のように、コンビ揃った姿をなかなか見かけない芸人が多くいます。

 そこで今回は、「テレビなどでコンビでは見かけない」「コンビだと忘れていた」芸人をまとめました。

DonDokoDon 解散はあえて言わない

雨上がり決死隊解散で振り返る「コンビだと忘れがちな芸人」7選
(画像=『女子SPA!』より引用)

 “ぐっさん”こと山口智充(52)と平畠啓史(53)のコンビ、DonDokoDon。2006年にコンビ名義でレギュラー出演をしていた『ワンナイR&R』が終了して以降、コンビでの活動をほとんど見なくなりました。

 2013年放送の『さんまのまんま』で明石家さんまからコンビ活動について問われた山口は、「解散って言葉はマイナスイメージなので、あえて言うことはないんじゃないかと」と言及。正式に解散は発表していないものの、コンビは自然消滅しているようです。

 所属事務所である吉本興業のホームページでもコンビページはなくなり、個人ページのみとなっています。

 平畠はJリーグウォッチャーとして「ひらはたフットボールクラブ」というYou Tubeチャンネルを開設しています。

麒麟 劇場ではコンビでネタ披露

 川島明(42)と田村裕(41)のコンビ、麒麟。川島は朝の情報番組『ラヴィット!』(TBS系)の総合MCに抜擢されるなど、バラエティ番組では欠かせない存在です。

 一方、自叙伝『ホームレス中学生』がベストセラーになった田村は、その後テレビ露出が激減していました。

 2人揃った姿をテレビで見る機会は減りましたが、今年1月にコンビで『バナナサンド』に出演。田村は自身がテレビに出なくなった理由を「実力不足」と自虐していましたが、真相はいかに。

 また、同番組で田村は、「5年、6年くらい前」には飲食店で皿洗いのアルバイトをしたものの、ベンツで通勤していたエピソードも明かしました。その後、収入は回復したそうで、2017年11月23日に「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(テレビ東京)に出演した時には、直近の月収は「50、80、60(万円)」と話していました。

 2人は、今でも吉本興業の劇場に週一でコンビ出演をしてネタを披露しています。

ますだおかだ まれにコンビが揃うことも

『女子SPA!』より引用
(画像=『女子SPA!』より引用)

 増田英彦(51)と岡田圭右(52)のコンビ、ますだおかだ。岡田は人気番組『クイズ!脳ベルSHOW』(BSフジ)など数々の番組で司会業を、増田は『ゴゴスマ』(TBS系列)情報番組で曜日コメンテーターを務めるなど、それぞれ個別に活躍しています。

 コンビが揃う機会はなぜかめっきり減りましたが、岡田がMCを務める『お笑い成人式』(BSフジ)に増田が審査員として出演するなど、2人が揃う場面もあるようです。

アンジャッシュ 渡部の復帰時期未定

 児嶋一哉(49)と渡部建(48)のコンビ、アンジャッシュ。もともと個別の活動が多かった2人ですが、2020年に渡部の女性スキャンダルが発覚するまではコンビの冠番組『白黒アンジャッシュ』をはじめ、バラエティ番組でも時折コンビ揃って出演をしていました。

 渡部の復帰時期が未定の現在、2人揃って公の場に姿を表す未来があるのかは不明です。

インパルス 堤下の不祥事きっかけでコンビ出演激減

 板倉俊之(43)と堤下敦(43)のコンビ、インパルス。2017年に堤下が2度にわたる自動車事故を起こしてからは、コンビでのテレビ出演が少なくなっています。

 テレビ露出は少なくなったものの、皆無ではありません。2018年に『ネタパレ』(フジテレビ系)でネタを披露、2020年には『水曜日のダウンタウン』(TBS系)でコンビ出演を果たすなど、2人揃った姿をときおり見せています。

 堤下はYouTubeで配信している料理動画が人気で、多い時は動画の広告収入が3桁行くときもあったとか。