「夏休みや冬休みに子どもと一緒に過ごせる仕事はある?」

「残業があったら子どもが1人になってしまう!預け先も心配だし…」

と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

夏休み・冬休み・春休みなど、長期休暇を休みたい、残業ナシで働きたい主婦・ママに人気なお仕事が給食の調理補助のお仕事。

園・学校にあわせたスケジュールなので長期休暇はお休みになりますし、残業もほぼありません。

お子さんがいる方だけではなく、趣味の時間をとりたい人、海外と行き来する必要がある人にも人気のお仕事です。

今回は、給食の調理補助のお仕事についてご紹介していきます!

給食の調理補助、パートはどんなお仕事をするの?

給食に関わるお仕事といっても、内容はさまざまです。

栄養士、調理士、製造・配送など…給食を作って子どもたちに届けるためにたくさんの人が働いています。

パート募集が多いのは「調理補助」のお仕事。

調理をする社員さんのサポートとして、下ごしらえや配膳などが中心のお仕事です。たとえば、


・野菜やくだもののカット

・食器をクラスごとにセットする

・牛乳やパンなどを箱に入れる

・バット、食缶などの準備

・調理器具を洗う

・子どもたちが使い終わった食器を洗う

・その他の清掃


調理以外が主なお仕事になるので、料理の腕に自信がない方も大丈夫!

また、未経験からスタートする人がほとんど。特別なスキルがいらないので、誰でもチャレンジしやすいお仕事です。

子どもと同じスケジュールで働くなら「学校給食センターのパート!」 お仕事の探し方・志望動機の例もご紹介します
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

給食パートはここが大変?4つのポイント

「大変」「きつい」「激務」と聞くこともある給食調理補助のお仕事。どんなところが大変なのでしょうか?

•職場の環境が大変!

冷暖房完備の調理室もありますが、夏の調理場は暑く、冬は寒い環境です。

常に換気をしないといけないので、換気扇や送風で外気が入ってきます。

食材も野菜・肉を冷蔵庫から取り出してひんやり冷たい状態で扱ったり、加熱処理をするために高温の鍋で煮たりします。

また、食器を洗うので、洗剤や水で手が荒れがちです。

•仕事内容が大変!

給食は何百人、何千人分を一度に短時間で調理するので、テキパキ作業を進めることも大切です。

パートで働く場合は「調理補助」が中心なので、作業自体は楽なものが多くなります。

たとえば、野菜を切ったり、クラスの人数分食器をセットしたり、クラスごとのバットやバケツに調理したご飯やおかずを配り分けたり、子どもたちが使い終わった食器を洗ったり…

人によっては体力的にしんどい!と思う人もいます。

作業自体はカンタンですが、腰をかがめたりすることで腰を痛める方もいるようです。

また、子どもたちの給食の時間に間に合わせないといけないので、時間に追われて忙しい瞬間もあります。

ただし、給食は作る分量(人数)が決まっているので目の前の作業を時間内にやりきる!というところが大切です。

飲食店のようにお会計、配膳、注文…など、どの仕事が優先度が高いか判断しながら臨機応変に対応することが少ないのは良いところかもしれません。

•健康、美容が気になる!

感染症などが起きてはいけない職場なので、健康診断や細菌検査を受けなければいけません。検便があったり、毎日体温や体調を記録したりする職場もあります。

日ごろの食生活でも生ものを食べることを控えたり、風邪をひいたりしないように気をつけなければいけません。

また、お化粧やネイルがNGの職場がほとんどなので、おしゃれに気を使いたい方は夏休みや冬休みなどに楽しむことになります。

まわりがみんなノーメイクなので「みんなすっぴんだし気にならならない。化粧するのも面倒だし、いっそ気楽!」という声もありました。

•人間関係が大変!

パートの人数が多い環境では人間関係が大変!と思う方もいるようです。

学校給食は作る量が多いこともあり、社員・パート一丸となってみんなで料理を作って仕上げるので、チームワークが大切です。

ただ、給食の職場に限らず、オフィスワークでも飲食店でもどこでもありがちですが、お局さんがいる職場も中にはあるでしょう。

女性同士の集団になじめない人は大変かもしれません。仕事は仕事!と割り切ってしまうことも必要です。

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(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

給食パートはここがおすすめ!4つのポイント

反対に「大変だけど、一度慣れたら退職する人が少ない」「覚えちゃえば楽な仕事」という声も聞こえてきました。

どんなところがおすすめポイントなのでしょうか?

•子どもと同じタイミングで休める

夏休みや冬休みなどの長期休暇に、子どもと一緒に休暇をとることができます。

学校がない日は基本的に休みなので土日祝も一緒に過ごせますし、平日仕事が終わるのも早い時間帯なので子どもが帰ってくるタイミングで帰宅することもできます。

また、ママが多い職場でもあるので子どもや家庭の都合で休まないといけない時も、比較的相談しやすい環境といえます。

•料理のレパートリーが増える

パートの場合、給食調理補助のお仕事がメインなので、野菜や果物を切るなどの下ごしらえなどの作業が多いとはいえ、形を整えたり、きれいに盛り付けたり、切りかたが上手になったりします。

献立の料理を覚えられるので、レパートリーが増えるという一面も。季節の行事にあわせたイベント料理を自宅に取り入れることもできます。

また、職場によってはいくらか支払うと、給食を食べることができるところもあります。お昼にお弁当を持っていきたくない!という人にもおすすめです。

•調理師免許の取得資格がとれる

パートの調理補助のお仕事は資格がない未経験からでも始められるお仕事ですが、パートであっても2年以上働けば調理師免許の受験資格が得られます。

調理師免許を取得して社員にステップアップすることも可能!

子どもが小さいうちはパートで働いて調理師免許を取得して、子どもが大きくなってきたら社員に…というキャリアアップの可能性もあります。

•急な早退・欠勤に理解がある

残業など、時間外労働がほぼないのは魅力的ですね。

子どもたちのお昼ごはんに間に合わなければいけないので、出勤時間は早めなことが多いのですが、そのぶん帰りも早くなります。

ママパートさんが多い職場なので、小さなお子さんがいる家庭ではあたりまえの呼び出しや早退にも比較的寛容な職場が多いのもポイント。

お休みをしたぶん出勤できるときは交代で出勤したり、率先して人一倍働いたり、周りの方に気配りをしながら働くことも必要になりますが、

まわりのパートさんたちも子育て中だったり、子育てを経験してきているので、理解してくれる人が多いのです。

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(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

•給食にかかわるお仕事は、どんな職場がある?

お仕事内容について説明してきましたが、働き先はどんなところがあるのでしょうか。


・給食センター

・調理補助サービスを提供している会社

・幼稚園、保育園、小中高にある給食室や、大学の食堂


なかなか園や学校に併設されている給食室の募集は少ないのですが、子どもたちが笑顔で元気に過ごしているところを見られたり、自分の作った給食で健康に過ごしているのだと思えばやりがいも感じられます。

大学の食堂は先生方の出勤や寮が併設されているところもあるので、他の職場ほど完全に長期休暇が休み、という学校は多くはありません。

ただ、短縮営業をしたり、1週間まるまる休み期間があるなど、やはりお休みは取りやすいことが多いので、条件が合えば検討してみても良いのではないでしょうか。

•給食のパートで働くにはどうしたらいい?

給食のパートで働くには資格・経験は不問なので、まずは求人を探して応募することをおすすめします。

求人サイト『しゅふJOB』で「給食」と検索をしてみると、東京都では現在1,250件の求人がありました。

市区町村、沿線を追加して絞り込むと、お近くの職場が見つかりやすくなります。

志望動機を考えておこう!

応募したら、面接準備をしておきましょう!

面接で必ず聞かれる志望動機は、いざ聞かれてアタフタ…とする前に準備しておくことがおすすめです。

パート採用なので社員の採用試験ほど重視はされないものの、簡素過ぎて仕事が合わなかったらすぐやめてしまうのではないか?と思われるような志望動機では、あなたを採用したい!と思われにくくなってしまいます。

「家から近いので働きたいと思いました」

「子どもと休みが合うので志望しました」

という志望動機もとても率直でわかりやすいものですが、より好印象になる動機を考えてみましょう。

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(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

•キーワードは、「共感」!

採用担当者は「たくさんある似たような条件の求人の中から、どうしてこの仕事を選んだのか」が知りたいのです。

応募先の社風や、サービス、お仕事内容の、どこに魅力を感じて共感したのか。これを伝えられるとベストです。

給食のお仕事であれば

・子どもが好き
・料理が好き
・食育に興味がある

などがあげられます。

たとえば、

「子どもたちの成長をサポートできるという給食の仕事に興味を持ちました。勤務時間や休日が我が子の休みと合わせやすいので、長く働けるのではないかという点にも魅力を感じています。仕事を通じてこどもたちの健康な生活の手助けができるように精進したいと思います。」

などが伝えられると、このお仕事がしたい!ということが相手により伝わりやすくなります。

また、サッカークラブの合宿や、子ども会などでたくさんの子どもの食事を作る経験があったらそれをアピールポイントにすることもおすすめですよ。

•面接のポイントは?

パートさんの多い職場なので、人あたりのよさが伝わるように心がけてみることをおすすめします。

まわりの人と協力しながら仕事をしてくれそうだな、と面接官に思ってもらえることが大切です。

面接時の服装はどうしたらいい? パートの面接の場合、基本的には私服で良いことが多いです。もちろんスーツでもOK。

NGなのは、ダメージジーンズや、Tシャツにスウェット、ジャージ、サンダルなど、カジュアルすぎるファッションは避けましょう。

食品を扱うお仕事なので、服装で何より気をつけるべきは清潔感です。

明るい色のシャツやブラウスに、しわのないパンツやスカートを合わせることがおすすめです。

髪はきれいに梳かしてまとめておきましょう。椅子に座るときは、背筋をのばして姿勢よく話しましょう。

お化粧は薄めにして、香水など強い香りにも気をつけておきましょう。

あとは自然なほほえみを忘れずに!周りのパートさんたちとうまくやれそうだな、という印象を持ってもらえたらばっちりです。

まとめ

今回は、給食にかかわるパートのお仕事についてご紹介しました。

大変!という口コミもあれば、長く働けるし楽、という口コミもありました。

特におすすめなポイントは

・子どもが休みの長期休暇に一緒にお休みが取れる

・勤務時間が短いので早く帰宅できる

・調理師の資格を取ることもできる

反対に、大変なポイントは

・暑い/寒いなど環境が整っていない職場もある

・体力的にしんどい人もいる

・人間関係が大切

というところのようです。

大変なポイントはオフィスワークでも販売でもありがちなことなので給食パートに限った話ではありませんが、子どもの長期休暇に休みが取れるのはなかなか見逃せないポイントです。

新型コロナ感染拡大時には一斉休校で子どもが家にいるのに親が家にいられない、という家庭が多くありました。

学校や園の給食のお仕事であれば、学校とスケジュールは一緒なので子どもと一緒にいることもできます。

感染症や自然災害などの際にいち早くかけつけることができるので、安心感もあります。

職場によっても募集条件が変ってくるので、まずはお近くのお仕事をチェックしてみてはいかがでしょうか。

提供・しゅふJOBナビ



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