最近、すっかり定着しつつあるキッチンの片隅などで野菜やハーブを栽培する「キッチン菜園」。室内で作れ、場所も取らず、お手入れも簡単なので、気軽にトライできると人気ですよね。
今回は「キッチン菜園」にぴったりなスプラウト栽培キットを紹介したいと思います。
豊富な栄養素でパリジェンヌにも人気!
スプラウトとは、発芽したばかりの野菜の新芽のことで、簡単に言うと野菜の赤ちゃんのこと。もともと植物の種子には多くの栄養素が凝縮されており、植物の成長過程のなかでも種から発芽し成長する時間がもっとも栄養価が高いとされています。
普段のお料理に添えるだけでグッとおしゃれになり、また栄養分も豊富ということで、フランスのレストランの付け合せなどにもよく使用されています。以前、とのまりこさんのコラムでフランスのスプラウト栽培キットが紹介されていましたね。今回は日本で見つけたグラスジャーで作る栽培キットをご紹介します。
GLASS JAR SPROUTで簡単スプラウト栽培
今回使用したのは「GLASS JAR SPROUT」。カイワレダイコンとブロッコリースプラウトが入った「GREEN ASSORT」とレッドキャベツスプラウトとルビーカイワレダイコンが入った「RED ASSORT」があります。その中で、まずはブロッコリースプラウトとルビーカイワレダイコンを作ってみることにしました。
栽培方法はとっても簡単!
【栽培方法】
1.グラス、キャップを洗い、種子を入れます。
よく洗ったグラスに種子を入れます。レギュラーキャップはスプラウト栽培に使用しないので、保管しておきましょう。種子は2種類入っていますが使用しないものは冷蔵庫の野菜室で保管してください。
2.キャップをします。
専用メッシュキャップでしっかりとフタをします。
3.水を注ぎ、捨てます。
メッシュ部分から直接水を注ぎ、軽くゆすいだあと、容器を傾けて水を捨てます。
この工程を2〜3回繰り返し、キャップを一度外し、布巾などでキャップについている水分を拭き取ります。キャップや容器丈夫に種子が残る場合は、軽く揺すったりスプーンなどで下に落としましょう。
4.箱に入れて保管します。
メッシュキャップをしたまま、専用パッケージに入れ、風通しのいい場所で保管します。栽培初期から日光に当てるとうまく生育しない場合があるので、容器が見える小窓が空いた部分を壁につけるなどして、日光が当たらないようにします。スプラウトの発芽、栽培適温である20〜25℃の場所に置くとよいでしょう。
5.1日2回水やりをします。
[3]の水やりを1日2回(朝・夜)行います。
6.芽が伸びてきたら日当たりの良い場所に置きます。
5日ほどたち、5〜6cmほどになったら日光に当て緑化させます。緑化させることで、栄養価がアップします。[3]の水やりの工程は継続しましょう。
7.洗って食べましょう!
7日目頃、葉が全体手に色づいたら収穫します。ボウルに差し替え、しっかりと洗えば、お召し上がりいただけます。1日ごと、朝と夜で少しずつ成長していく過程もとってもおもしろい!
スプラウトちょい足しでおしゃれな食卓に
ベビーリーフとトマトのサラダにブロッコリースプラウトをオン!シャクシャクした歯ごたえが楽しいサラダになりました。ブロッコリースプラウトはクセがないので、サラダの他、サンドイッチやスープとも相性◎。
ルビーカイワレダイコンはアボカドトーストに載せていただきました。葉の緑、うっすらとピンクの茎の色合いがきれいで、アボカドのグリーンともマッチしています。カイワレダイコン同様ピリッとした辛味があるルビーカイワレダイコン。オリーブオイルとレモン果汁と混ぜ合わせたアボカドペーストと合わせてちょっと大人な味わいに。辛味が気になる方は加熱調理するか、マヨネーズなどの調味料と合わせるとよいでしょう。
アペロのお供として用意した、サーモンのカルパッチョもスプラウトがあるだけで、なんだかお店の1品のように。真ん中にブロッコリースプラウトをこんもりと載せて、ルビーカイワレダイコンは色合いと味のアクセントとして散らしています。キリリと冷えたスパークリングと一緒にいかが?
ちょっと盛り付けるだけで華やかな雰囲気になるので、急なおもてなしのときにもあると便利ですね。
簡単&短期間で栽培できるだけでなく、簡単に料理が華やかになるスプラウト。「キッチン菜園」の仲間に取り入れてみませんか?
※時期や環境により、栽培期間が多少前後します。
※煮沸消毒をすれば、2回目以降も同じ手順で楽しむことができます。
■販売元
ハクサンインターナショナル株式会社
提供・PARIS mag(シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン)
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