軽い気持ちでの浮気が、後に大問題を引き起こすことに……。浮気がバレたときの代償は想像以上に大きいものです。この記事では、浮気をして後悔している男女のエピソードをご紹介。読んだら浮気を思いとどまれるかも？
■浮気して後悔する前に……
浮気で人生が変わってしまったり、大切な人を失ったり。リスクが高いとわかっているのに浮気をしてしまう人は、いつの世にもいるものです。
今浮気の誘惑にさらされている人が軽はずみな気持ちで浮気に走って後悔することがないよう、大後悔した浮気のエピソードをご紹介します。
■浮気して後悔してます〜男性編〜
ケース１：結婚したかった彼女を失ってしまった
始めは軽い気持ちでした。あまり理解してもらえないんですが、彼女がかわいくてモテるタイプだったので自分も他の女性からモテるという実感を得て、彼女に相応しい男だって思いたかったんです。浮気をしたいとか、彼女に飽きたという理由じゃなかったので、浮気相手には申し訳ないけどほんの軽い気持ちだったんです。
モテるタイプの彼女へゆがんだマウンティングのような動機で浮気をしてしまったAさん。けれど事態は彼が望んだとおりには動きませんでした。
いつの間にか浮気相手の彼女が本気になってしまい、僕のSNSから本命の彼女のアカウントを突き止めて「別れてほしい」とDM（ダイレクトメッセージ）を送り、そこから浮気がバレて本命の彼女に振られてしまいました。
結婚を考えるくらい好きな彼女だったので、いまだに忘れられず新しい恋愛もする気になれないでいます。自分が悪いんですが後悔しています。（32歳／男性）
ケース２：友達が狙っていた子とは知らずに浮気
浮気をしたのは、付き合っていた彼女と倦怠期というか、会ってもケンカばかりという時期でした。たまたま誘われた合コンに参加したときに積極的にアプローチをしてくる子がいて、なんとなく流れでそのまま彼女の家に。
浮気のきっかけはたまたまタイミングが重なってというケースが少なくありません。Bさんもそんな“たまたま”のケースです。しかし……
ところが、その女性は合コンをセッティングしてくれた男友達が狙っていた子だったんです。知らなかったとはいえ、彼女がいるのに手を出しだってことで男友達から「あり得ない」と大ひんしゅくでした。なんとか彼女にはバレなかったものの、それ以来友達からは合コンや女性絡みの誘いはなくなった上に「節操がない男」というレッテルを貼られ、彼らの彼女を交えたカップル同士の遊びにも誘ってくれなくなりました。（28歳／男性）
ケース３：社会的信用を失い会社も辞める羽目に
浮気により人生が狂ってしまった。それに気付くのはすべてを失ってからという代表的なケースです。
浮気はトラウマになっています。同僚でもある本命の彼女と交際を続けるか別れるべきか悩んでいたときに相談にのってくれていた同じ職場の女性の先輩と一線を越えてしまい……。たまたま同じプロジェクトチームで一緒にいる時間も長く、出張したり同行も多かったので、そのまま仲は深まっていきました最初はバレないようにと用心してましたがだんだん大胆になってしまい、外回りと称してデートしたことも。本命の彼女は同じ職場でも部門が違うので仕事中は一緒にいることがないんですね。
ある日、ふたりでホテルに入るところを別の同僚に見られてしまい浮気がバレました。浮気よりも業務時間中に仕事をさぼってデートしていたことや、浮気相手の先輩は役職者だったのでセクハラやパワハラを疑われるなどと全社員が知るスキャンダルに。
結局本命の彼女とも浮気していた先輩とも別れ、会社も辞めました。同じ業界には二度と就職できません。（35歳／男性）
■浮気して後悔してます〜女性編〜
ケース１：離婚を言い渡され実家からも勘当状態
いわゆるセレブ婚だったんです。夫は外資系コンサルで年収は1000万円以上で、見た目も悪くなく結婚したときは周りの友達から羨ましがられました。彼が忙しいので、できればしばらくは仕事は辞めて家にいてほしいと言われ、もともと働くことに執着がなかったから喜んで専業主婦になりました。
そう話してくれたDさん。しかし、その幸せを後々自分の手で壊してしまうことに……。
港区のタワマンに住んで「人生勝ち組だな」なんて悦に入ってたんですね。暇だったので料理教室に通い始め、そこで何人か私と同じようなセレブ婚をした友達ができたんです。彼女たちのほとんどが浮気をしていて、それを楽しんでいました。
その浮気は割り切ったというか、離婚する気はなくセフレに近い関係でしたけれど、その話を聞くうちに浮気相手がいない自分が負けているような気になってしまい……。
軽い気持ちで始めたマッチングアプリで知り合った年下の男の子とそういう関係になりました。セレブな夫がいて、素敵な年下の彼がいる状況の中で「人生楽勝だな」なんて思ってましたが、長くは続きませんでした。私の様子に不信感を抱いた夫が興信所を使い、私が浮気している証拠を集めていたんです。ある日帰宅すると、実家の両親と彼の両親がいる前で、その浮気の証拠とともに離婚届を突き付けられました。
離婚と同時に両親からも勘当され、今は契約社員をしながらタワマンとは大違いな狭いアパートでひとり暮らしをしています。（28歳／女性）
ケース２：浮気相手と結ばれたものの……
たかが浮気と軽い気持ちでスタートしたら本当に好きになってしまった。スタートは許されないかもしれないけれど、ハッピーエンドだったら浮気でなくホンキの恋愛だったと許されたかもしれません。
彼と知り合ったのはお互い本命の彼氏、彼女がいるときでした。お互い最初は割り切った浮気のつもりでした。けれど、お互いの本命の恋人に対する愚痴を言い合ったり、一緒に出掛けたりするうちに好きになってしまい、「ちゃんと付き合おうか」とお互い本命だった恋人と別れて付き合い始めました。
けれど付き合い始めたら、浮気していたときには見えなかった相手の嫌なところや考えが浅いところが見えてしまい、「なんでこんな人と付き合ってるんだろう」と冷めていきました。
本当に好きだったわけでなく、浮気だからこそお互いの嫌なところを見ずに済んだし、必要以上の期待をしなかったから優しくなれていたんだって気付きました。
本命の彼と別れてまで付き合ったのに、結局３カ月で別れてしまいました。やっぱり本命の彼と復縁したいと連絡をしたら、すでに新しい彼女ができていて結婚することになったそうです。しょせん浮気をするようなタイプは自分も含めてろくな人間じゃないんだなって後悔しています。（33歳／女性）
ケース３：何をしても疑われるようになった
浮気がバレても、その後パートナーには許してもらって、付き合いを続けています。ですが、一度浮気をした前科があるので何をしても疑われてしまいます。女友達と会うと言っても「そこに男がいるんじゃないか」とか、仕事で関わる男性に対してもやきもちを妬いたり軽いストーカー状態に。
浮気された側の心の傷は想像以上に深く、それは何年経っても癒えることはないのかもしれません。
でもそんな風にしてしまったのは自分なので、ひたすら疑いが晴れるように、会えないときは一緒にいる女友達との写真を送ったり、仕事で関わる男性とは仕事以外で会わないようにしたりと気を遣っています。あまりにもやきもちが酷いときは「信じてほしい」とお願いするんですが「前科持ちだから」と。失った信頼を取り返すことは難しいですね。
彼のことは好きなのでこのまま付き合っていきたいのですが、事あるごとに「浮気をした」とか「前科持ち」と言われるのかなと思うと気が重いです。失った信頼って取り戻すことができるのかな……。（38歳／女性）
■浮気したあと、改心はできる？
パートナーが浮気をした場合、また自分が浮気という前科を背負ってしまった場合、二度と浮気をしないと誓えるのか気になりますよね。
探偵興信所（社）の独自調査によると、浮気を経験したことのある男女50人に「浮気を繰り返したことがありますか？」というアンケートを行ったところ、約80％が「浮気がバレても繰り返し浮気をした」と回答したそうです（※）。浮気の再犯率は非常に高いといえます。
けれど言い換えれば、20％は浮気に凝りて改心したということ。つまり５人中ひとりが改心し、残りの４人は浮気癖が治らない可能性が高いと言えます。
浮気を二度としないと誓った人は、今回ご紹介したエピソードのような経験をしたことで、失ったものが大きい人たちなのかもしれません。逆に一度目の浮気で後悔するような事態にならず上手くコトを収めてしまうと、浮気癖がついてしまう可能性が……。
■後悔先に立たず。一度の浮気ですべてを失う可能性があることを忘れずに！
今は浮気相手とのLINEのやりとり、SNSに投稿された画像やコメントが削除する前に記録されたり、残ったデータが数年後に流出したりするリスクのある時代です。「たかが浮気」と軽く考えていると、思わぬ落とし穴にハマってしまうかもしれません。
浮気は人の信頼を裏切る行為です。そして失われた信頼を取り戻すのはたやすいことではありません。信頼を裏切った人が禊と称し、信頼を回復するための行いをしたとしても、浮気により傷つけられた人が相手をやすやすと許すことはないと考えましょう。
浮気を軽く考えずに、人の愛情や信頼を裏切る行為だということを忘れないようにしましょう。
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