スターバックスでは2021年8月23日から閉店前に一部商品を割引する施策を開始しました。スタバ時間をリーズナブルに味わえるこの取り組み、どういうことでしょうか。

スターバックスのフードロス削減の取り組み状況

スターバックスの割引とは、時間帯割引のこと。世界中が取り組んでいるSDGs(エスディージーズ)で挙げられているフードロス削減の取り組みです。

スターバックスでは2030年までに、店舗などから出る廃棄物を半減することを目標に事業を行っています。店舗から排出される食品廃棄物はその約70%がコーヒーの豆かすですが、今回の取り組みは約15%を占める期限切れフードの廃棄の削減を目指しています。

スターバックスコーヒーでは、すでにマイカップ割引など独自の環境への取り組みが行われてきました。今回のフードロス削減の取り組みにより、さらに環境に負担をかけない店舗運営を目指します。

割引対象商品と目印

割引になる対象商品は、ドーナツやケーキ、サンドイッチなどのフード類。各店舗で売れ残り消費期限が迫ったものが対象です。閉店の3時間前をめどに、20%割引で販売されます。

目印は「フードロス削減を一歩ずつ SAVE FOOD」の表示。店舗の営業時間を踏まえて、閉店の3時間前ごろにお店へ行くと、食べたかったフードがお得に買えるかもしれません。