年下彼氏との恋愛。その先に結婚をうっすら考えてはいるけれど、彼はまだ実感がなさそう。年下彼氏に結婚を考えてもらうにはどうしたらいい? そもそも年下彼氏と結婚してうまくいく? 実体験を交えて紹介します。
年下彼氏との恋愛の先に結婚を意識し始める人も多いと思います。彼氏が同世代や年上であれば「そろそろ……」と話を切り出すこともできますが、年下彼氏と付き合う女性にとって、結婚は自分にだけ突きつけられた現実になりがち。
年下の彼氏が実感を持てない話はしづらいし、変に迫って引かれてしまったら……。今回は、年下彼氏と付き合っていて、結婚を考えるようになった女性の本音を調べてみました。
■年下彼氏との結婚が不安な理由
まずは、年下彼氏との結婚を不安に感じる理由をご紹介します。
1.彼に結婚に対するリアリティがない
来年30歳になるAさんの話です。職場で新卒採用の時に出会った6歳年下の彼と付き合い始めて2年が経ちますが、仕事を覚え始め必死に成長しようとしている24歳の彼の中に、結婚がリアリティーをもってイメージされているとは思えません。お互いに大好きだし、彼もずっと一緒にいたいと言ってくれているけれど、彼が結婚を意識し始めるのが20代後半だとすると、私はもう30代中盤。子どもも欲しいし、職場に復帰するなら早いほうがいいし……という不安を抱えているそう。
2.経済的な不安
アパレル業界で働く31歳のOさんの彼は、23歳。居酒屋でアルバイトをしながら休日はクラブハウスでライブをするバンドマンです。お互いファッションやサブカルが好きで、年の差をまったく感じないほど仲良しですが、いずれ結婚したとして不安になるのが経済的な面。自分の業界もこれからどうなるかわからないし、バンド活動をしていて収入が少ない彼と幸せな家庭を築けるか、不安ばかりが先に立ってしまいます。コロナ禍でさらにその不安が大きくなったとOさんは語ります。
3.趣味や価値観が合わない
年齢関係なく趣味や価値観が合う相手もいますが、年の差恋愛は長く付き合えば付き合うほど世代間の壁が浮き彫りになってきます。見てきた世界も付き合う友人も違うし、当初は新鮮だったお互いの差異も少しずつ「世代間ギャップ」として実感するように。結婚して、この先、20年、30年一緒に過ごすことができるのか……不安がつのります。
4.甘えん坊の彼を支えきれるのかという不安
「姉さん女房」という言葉が昔からあります。若くて世間を知らない年下彼氏にあれこれと世話を焼き、時にきびしく接することが嫌いではない人も、自身に余裕がないときに甘えられると一抹の不安を抱き始めることも。結婚して子どもができたら、家にもうひとり大きな子どもがいるようなものにならないか……「恋愛関係」の中の甘えは楽しいけれど、「生活」となると……と現実的なことを考えます。
5.相手の親が理解してくれない
年の差を越えて結婚を決意したふたりに、両親との顔合わせで「待った!」がかかることも。女性が自立し、年の差婚がめずらしくなくなったのは最近です。母親世代の女性の中には「妻は年上の夫に尽くし支えるもの」という価値観を持った人も少なくありません。年上で自立している女性を「大丈夫なの?」と家族が心配するなど、結婚を心から祝福してもらえるかどうか不安という声もあります。
■年下彼氏が結婚を決意する瞬間
“年の差”が、時に大きな結婚の障壁になることもあるようです。では、その障壁を越えてでも年下彼氏が結婚を決意する瞬間はどんなときでしょうか。
1.彼女が結婚を意識していることを理解したとき
まだまだ結婚は先……と思っていた年下の彼も、年上の彼女から「結婚を前提に付き合えないのであれば別れたい」と宣言されることで、結婚を意識するというケースがあります。「結婚」か「別れ」かという究極の2択を迫られたとき「人生を共にしたいのは今の彼女だ」と決意を固めるきっかけに。
2.人生経験が豊富な年上彼女と一緒に暮らしたい
年上彼女との付き合いに不安を感じて別れ、その後同世代や年下の彼女と付き合い始めた彼が、新しい彼女の精神的に未熟な部分に遭遇し、年上彼女の魅力を再確認したケースもあります。年上彼女がいかに大人で、豊富な人生経験をもって自分と接してくれていたかを実感し、結婚という日常においては、年上女性の安心感は同世代との刺激的な恋愛に勝る……と感じることも。
3.「年上の女房は金のわらじを履いてでも探せ」!?
「金のわらじを履いてでも探せ」は本来、丈夫な金属のわらじを履いて、重さに耐えてでも苦労して探し回る価値のあるものを求めて歩く……という意味のことわざです。そこから派生して、「男性の気持ちを理解し、うまく男性を転がす度量を持っている貴重な年上女性は探し回る価値がある」と言われるようになったとか。男性が年上か同世代というカップルが多数を占めるなか、年上の女性を選ぶ男性は、夫婦の本質を見極めることのできる人と言えるのかもしれません。こんなことわざを知ってか(?)筆者の周りには「結婚するなら年上の女性」と決めた男性もいました。
4.落ち着いた結婚生活を過ごしたい
同世代や年下の女性と結婚すれば、男性側が必要以上に「リードしなければいけない!」と気負ってしまうケースもあります。一方で、年上女性と結婚すれば、安定した落ち着いた結婚生活を送ることができると考える男性も。20代、30代を仕事ばかりで過ごし、気付いたら40代になっていた……という女性も、ふと年下男性に目を向けてみると、思わぬ出会いが待っているかもしれません。結婚生活に必要なのは、刺激ではなく安定した生活。そう考えている年下男性にとって、人生経験を積んだ年上女性のまさに理想のパートナーです。
5.経済的に安定したい
コロナ禍で景気が落ち込み、仕事や収入において、若い世代にしわ寄せがきている昨今。経済的に余裕のある年上の女性との結婚は、生活を安定させ、幸せに生きるための選択肢となってきています。仕事が好きで高収入な年上女性と結婚し、自分は専業主夫として家庭を守りたいと考える男性も。
■【エピソード】私たち、年下彼氏と結婚しました
では実際に、年下彼氏と結婚した女性のエピソードをご紹介します。
会社の後輩とプロジェクトを乗り越えたことで……
新入社員として入社してきた9歳年下の彼のことを、最初は「右も左もわからないくせに、自意識だけは過剰な若者」だと思っていたというAさん(33歳)。同じプロジェクトのメンバーになり、手取り足取り仕事を教えていくうちに、次第に親心が恋愛感情に変わっていったのだとか。今は「姉さん女房」と周囲にからかわれながら、幸せな結婚生活を送っています。社内恋愛は、同期や上司との不倫がピックアップされがちですが、中には、女上司と部下の素敵な関係もあるのかもしれませんね。
バツイチの私に訪れた、思ってもみなかった年下男性からのプロポーズ
20代前半で結婚したものの、夫のモラハラが原因で2年で離婚。あっという間に10年が過ぎた頃、取引先相手だった20代中盤の男性から交際を申し込まれたNさん。てっきり遊びかと思っていた彼に対し、自身に離婚歴があることを伝えると「それをわかった上で告白した」という言葉が。順調に交際を続け、今は一回目の結婚生活と同じ轍を踏むことなく、彼と幸せな家庭を築いています。一度離婚したからこそ相手を見極める能力をもって、年下男性にも目を向けたというエピソードです。
■年上女性のほうが結婚生活はうまくいく?
「男性は年上で女性は年下」という固定観念は、いったいいつ生まれたのでしょう。「年上の女房は金の草鞋を履いてでも探せ」ということわざにもあるように、筆者の周りでも、女性が年上の夫婦の方が結婚生活がうまくいっているケースが多いように感じます。
男性が女性を引っ張っていく……という価値観は過去のもの。精神的にも成熟した大人同士の恋愛では、どちらが年上か年下かは問題ではないのです。
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