●自分とAさん、Bさんとの関係を見つめ直す

同僚のケンカに巻き込まれてしんどい…伝言を頼まれたり、にらまれたり
(画像=『女子SPA!』より引用)

ふたりの言い分を聴いたら、“自分にとってのAさん”、“自分にとってのBさん”を考えてみます。もし「Aさんが、Bさんにとって許せないことをした」として、「AさんはBさんにひどいことをしたのだから、私も付き合うのをやめるね」としますか?

 それもひとつの判断ですが、私は“Bさんを介したAさん”でなく、“Aさんがあなたに対してどう振る舞ってきたか?”で決めるのがいいと思います。“Aさん、Bさんがふたりで解決すべきこと”と、あなた自身が思うことをごちゃまぜにするとややこしくなります。ふたりが揉めていたとしても、あなたがどちらかを“選ばなくてはいけない”いわれはありません。

●ふたりにどう接していくか伝える

同僚のケンカに巻き込まれてしんどい…伝言を頼まれたり、にらまれたり
(画像=『女子SPA!』より引用)

Aさん、Bさんから話を聴いて、自分と彼女らの関係も整理できたら、これからどう接していくつもりかふたりに伝えましょう。どちらかと距離を置くにしても、いきなり無視したり、ぎこちない態度に出るのは大人げのないことです。

 “3人一緒”は難しくても、それぞれと関係を絶ちたくない場合は、“ふたりの話を聴いておたがいの言い分はわかったけれど、これについてはふたりの問題なので、自分は介入しない”、“悪口は聴かない”、“Aさん(Bさん)と付き合わないでほしいという要望には応じない”など、自分の立ち位置をはっきりさせておけば、自分の身を守ることができます。うまく話すのが難しいときは、同じ文面をメールかLINEでふたりに伝えてもいいですね。