福島県の南に位置するいわき市は、海と温泉に恵まれた自然あふれる場所。福島県で唯一の国宝や巨大スパリゾート、水族館に歴史感じる関所跡など魅力あるスポットを備えているので、宿泊しながらゆっくり散策や滞在を楽しみたい場所です。
いわき市とは?
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fuelle_画像挿入キャプション=写真:Olive 国宝・白水阿弥陀堂の浄土庭園
道後温泉、有馬温泉と並ぶ日本三古泉の一つ、いわき湯本温泉郷があり、江戸時代には年間2万人の湯治客で賑わっていました。近年では、映画『フラ・ガール』や『超高速!参勤交代リターンズ』の舞台であったことなどから注目を集め、年間35万人の観光客が訪れています。東北の地にありながら、日照時間が長く温暖なことでも有名です。
【1】塩屋崎灯台
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fuelle_画像挿入キャプション=写真:Olive
海抜73メートルの断崖に立つ白亜の灯台で、明治32年(1899年)に開設されました。頂上までは100段以上の階段を登るようになりますが、天気が良ければ海岸の景色がとても美しい場所で、日本の灯台50選の一つに選定されています。
灯台付近には、美空ひばりの歌碑『塩屋岬』が建立されています。古い映画ですが、『喜びも悲しみも幾年月』の舞台になった場所でもあります。今でも沖合40キロの海上まで光を放ち、船の安全を守っています。
【2】草野心平記念文学館
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fuelle_画像挿入キャプション=写真:Olive
小学校の教科書に掲載されている『春のうた』など、カエルの詩人として有名な草野心平(1903年~1988年)の記念文学館が、いわき市の小川町にあります。この地は、彼が16歳まで過ごした故郷です。「すべてのものと共に生きる」という独特の共生感が多くの詩に現れており、素朴で純粋な人柄を知ることができる文学館です。いわき市郊外の不便な場所ではありますが、文学館のある高台からは、自然あふれる景色が広がります。
【3】勿来の関公園/勿来の関跡
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江戸時代には、水戸と磐城、相馬、仙台をつなぐ浜街道に沿っていくつかの宿場があり、ここ勿来町(なこそまち)には、奥州三古関の一つ、関田宿という宿場町がありました。勿来の関は、紀貫之に小野小町、西行法師など、多くの歌人も和歌に詠んだ有名な歌枕としても有名です。
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fuelle_画像挿入キャプション=写真:Olive 吹風殿前の庭園
自然豊かな公園内には、詩歌の小径と名付けられた散策路、関連する歴史に触れられる勿来関文学歴史館、寝殿造りを模して建てられた吹風殿(すいふうでん)などがあります。