顔に似合いにくい形のアクセは、避けるべきなの?
――でもこれもお洋服と同じで、「自分の顔に似合いにくいデザイン・素材のアクセ=身につけてはいけない」というわけではないのですよね?
熊谷「その通りです。顔のパーツや形は目安になる大きな要素ではあるものの、理想のイメージを作るためのツールの一つとして使ってもらってもいいと思います!
たとえば私の場合、『パーソナル顔タイプ診断』の結果に当てはめると大きいサイズのアクセサリーは似合いにくいタイプ。ですが顔の形が逆三角形かつ“なで肩”でショートカット、首も長いため、全体で見たときにアクセサリーが小さくて短いと(フェイスラインと肩の間に)スペースが空きすぎて顔まわりが淋しく見えがち。なので、大ぶりで長さのあるアクセサリーでバランスを整えています」
――顔まわりのバランス(髪型・フェイスライン・パーツの大きさ・首の長さなど)を見て、アクセサリーの大きさやデザインを調整すると良いのですね。
熊谷「はい! 初めからそれを見極めるのは難しいかもしれませんが、慣れてくるとご自身にとってバランスの良いアクセサリーの特徴をつかむことができますよ」
顔まわりのバランスをアクセサリーで整える方法
最後に、熊谷さんのアドバイスを踏まえて「顔まわりのバランスをアクセサリーで整えるポイント」をまとめます!
バランス上、理想的だと言われている顔のカタチは卵型。この卵型を目指して、アクセサリーやヘアアレンジでそのバランスを整えていくとわかりやすいそう。
顔の形が逆三角形かつなで肩の熊谷さんは、大ぶりで長さのあるピアスで耳下から肩にかけてのボリュ―ムを足しています。
面長さんの場合は、横にボリュームのあるデザインのアクセで顔まわりにワイド感をプラスすると好バランス。丸顔さんは、ロングなものを選び、長さを出すと卵形に近い理想的なバランスが取れやすいそうです。