2019年の闇営業問題からコンビ活動を休止していた雨上がり決死隊が、ついに8月17日にコンビ解散を発表。同日に、動画配信で宮迫博之さんと蛍原徹さん本人から、正式に解散を報告しました。

雨上がり決死隊、署名の筆跡からも蛍原の解散への強い覚悟が
(画像=『女子SPA!』より引用)

 動画では、32年間という長い時間を共にした相方との決別を決意した、蛍原さんの厳しい顔が印象的でしたが、ファンにとっては「こんな結末になるとは……」とショックが大きかったのではないでしょうか。

 解散発表の動画を観ると、収録の最後に二人は直筆の挨拶を署名入りで書いていました。掲示された字を見ると、なにやらとても気になることが……。

雨上がり決死隊、署名の筆跡からも蛍原の解散への強い覚悟が
(画像=『女子SPA!』より引用)

 そこで宮迫さんと蛍原さんの字を分析してみることに。筆跡に表れた二人の今の心情を見てみましょう(名前以外の字をどちらが書いたのか、動画では判断できなかったため、今回は署名の部分のみで分析します)。

かみ合わない熟年夫婦に見られる筆跡

 宮迫さんの「博」と蛍原さんの「徹」の字を見ると、へんとつくりの間がとても狭い……というよりも、もはやくっついています。

雨上がり決死隊、署名の筆跡からも蛍原の解散への強い覚悟が
(画像=『女子SPA!』より引用)

 へんとつくりの間の広さは、器の広さ。信念の強さはあるのですが、その分他者の意見や言葉を聞き入れない頑固さを持ち合わせています。今のお二人はどちらも気持ちに余裕がなく、かたくなになっている可能性があります。

 動画の中でも、蛍原さんの頑固さについて触れている場面がありましたが、恐らくもともと、決意を固めたらテコでも動かない性格なのかもしれません。

 実は「最近夫婦でかみ合わなくなった」「ケンカが絶えない」と悩む方で良く見るのがこの筆跡パターン。夫も妻も、へんとつくりの間がくっつく(ひどいときは重なる)ほど、心の器が狭くなっているのです。

心の間口を開けていたら、違う結末になったのかも

 今回の解散劇も動画で「熟年離婚」と例えていましたが、まさにお互いがちゃんと意見を言い合えない、聞けない状態になってうまくコミュニケーションが取れなくなっていた可能性が。

 特に宮迫さんはコンビを休止する原因の問題を引き起こした張本人でもありますし、蛍原さんの職人気質な頑固な性格を考えても、いつも以上に心の間口を開けていたら、違う結末になったのかもしれません。

 筆跡改善の観点で言うと、宮迫さんはへんとつくりの間をもっと開けて、多くの方の声を拾えるようにするとよいでしょう。ピンでの活躍でも、他者との関わり方が改善できれば、今後の道も開けると思われます。

角の書き方にふたりの心情が……

雨上がり決死隊、署名の筆跡からも蛍原の解散への強い覚悟が
(画像=『女子SPA!』より引用)

 四角い字の部分を見ると、宮迫さんは角ばっていますが、蛍原さんは丸みを帯びています。

 角ばって書く人は几帳面でルールを守るタイプ、丸みを帯びている人は融通が利いて合理的な傾向が強いもの。なんとなく、イメージ的に「逆では?」と思えますよね。

 おそらく心理として、宮迫さんはフラれた側。解散が正式に決まったことで「本当に解散したんだ。これからはピンでしっかりしないと」という気持ちと、自身の不甲斐なさ、申し訳なさが出てしまい、力が入って角ばって書いているのではないでしょうか。

 一方、蛍原さんは肩の荷が下り、サラサラっと軽く筆を走らせているので、角に丸みが出ているのです。

 角の書き方に、二人の心情が強く出ていると感じます。

距離から蛍原さんの解散へのスタンスがあらわに

 この字のバランスをよーく見たとき、蛍原さんは宮迫さんの名前と1文字分に近い距離を開けて署名しています。この距離、コンビならもう少し近づけて書くはず。実際、結婚発表で書く署名は、たいてい皆さんかなり近づけて書いています。

 つまりこの署名のバランスは、もう宮迫さんと並ぶ関係性ではない、という蛍原さんの心情が表れているように感じます。しかも字が書けるギリギリまで下に下げていますので、この期に及んでもやや遠慮すらしている可能性が……。

「雨上がり決死隊は宮迫さんが大きくしてくれた」と言う蛍原さんは、32年間ずっと宮迫さんを立て続けてきたはず。その感情とスタンスが自身の名前をかなり下に書かせているのかもしれません。

雨上がり決死隊、署名の筆跡からも蛍原の解散への強い覚悟が
(画像=『女子SPA!』より引用)

 動画内で、FUJIWARAの藤本敏史さんが涙を流しながら解散撤回について訴えていましたが、再結成を諦めていない宮迫さんに対して、蛍原さんはきっぱり否定。その言葉はこの名前の距離感を見ると、ウソではなさそう。かなりリアルな心情が表れていると思われます。

 筆者も「雨上がり決死隊」は好きで、長く応援していたファンの一人。解散のニュースは衝撃的でしたし、今もとても残念でなりません。

 とはいえ、蛍原さんの苦悩と宮迫さんとの方向性や価値観の違いは、やはりコンビ継続が難しいのだろう、というのも理解できるもの。今後はそれぞれの道で、また面白いものを築き上げてほしいと願うばかりです。

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<文/関由佳> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 関由佳 筆跡アナリストで心理カウンセラー、カラーセラピストの資格も持つ。芸能人の筆跡分析のコラムを執筆し、『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』(関西テレビ)などのテレビ出演も。夫との死別経験から、現在グリーフ専門士の資格を習得中。Twitter/ブログ

提供・女子SPA!



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