最近、コロナ禍もあってぐんと進んだキャッシュレス化。そんななかクレジットカードは便利な存在です。複数枚を持っている人も少なくないでしょう。
数多くのクレジットカードが世にあふれていますが、どれがお得なのか迷ってしまいますね。今回は、お得なカードはどれなのか、またどのように付き合えばよいかをご紹介します。 (以下、佐藤治彦さんの寄稿です。)
クレジットカード、使い分けできてる?
これは買い物用、ガソリンを入れるときに得になるのはこのカード。このカードは通勤定期も兼用だし、ネット通販のときにはこのカードで払うのが断然お得で、こちらはマイルを貯めてるカード。
年会費が無料だから、キャンペーンでお得だからと、いろんな理由で入り続け、財布は分厚く、ちょっとうんざりしていませんか? 手を広げすぎたクレジットカード、どうやって断捨離したらいいのでしょう?
日本で発行されているクレジットカードの枚数は2億9000万枚。成人1人につき3枚弱です。
クレジットカードと付き合い方3ステップ
平均から考えてもカードは1人2~3枚に絞ったほうがいい。そう言う人もいます。もちろん不要なカードは退会したほうがいいのでしょうが、僕の場合は20枚近くのクレジットカードを手放せないことがわかりました。
え、そんなにクレジットカードを使ってるの?
いや、ほとんどはクレジットカードとしては使っていないんです。ただ、要るんですよね。
銀行のキャッシュカードにクレジットカード機能も付いている。電車やバスに乗る時に必要な交通系ICカードで、かつ量販店のビックカメラのポイントカード。そこに、クレジットカードの機能も付いていたりする。
そうです。会員証、ポイントを貯めるためのカード、交通系カード、銀行のキャッシュカードといったものとクレジットカードが兼用になっているものが多いのです。
今回はお得なクレジットカードを考えながら、どうやって大量のクレジットカードと付き合っていけばいいのかを考えてみたいと思います。
カードの役割を認識する。保管場所を決める。万が一に備える。この3ステップで考えます。
財布の中に残すもの/持ち歩くだけのもの/家に保管するもの
複数のクレジットカード ほとんど使わないけれど必要なクレジットカードが多いので、財布に残るものは厳選しましょう。
佐藤の場合は、週に一度は使うものは財布の中に残ってもらい、1か月~2か月に一度くらい使うかも?という程度のものはカード専用のポーチに入れて持ち歩く。そして年に数回あるかないかというものは、自宅に保管という扱いをしています。
断捨離といっても、年に一度だけ必要なカードもあります。年に一度だけ必ず購入するものなのですが、あるカードを持ってると2割引になる。1万円の差。捨てられませんね。でも他では要らない、使わない。だからハサミを入れるつもりはありませんが、持ち歩く必要もない。だから自宅に保管しておく。こうなるわけです。
財布の中に残すもの。持ち歩くだけのもの。家に保管するもの。そして、退会してハサミを入れて捨てるのものの仕分けを考えてみましょう。