夏のリゾートシーンのイメージが強いかごバッグ。しかし、最近はシーズンレスで使うのがトレンドになりつつあります。また普段使いしやすいデザインのアイテムも増えてきているんです。
今回は、ベーシックなものからデザイン性の高いアイテムまで色々なデザインのかごバッグをピックアップしてみました。これからやってくるかごバッグのメインシーズンを前に、自分のスタイルにしっくりくるかごバッグを探してみませんか?
フランス生まれ!遊び心あふれるEtincelles
1955年にスタートしたフランス発のバッグブランド「Etincelles(エタンセル)」。ほどよくトレンドを意識しつつも遊び心のあるデザインが特徴です。熟練した職人さんの手作業でひとつひとつ丁寧に作られたかごバッグは、デイリー使いにぴったり。
天然のナチュラルカラーにビビッドなブルーが映えるバッグです。立体的な刺繍と持ち手についたタッセルがクラフト感たっぷりなデザイン。持ち手は革なので、大人っぽさをプラスしてくれるのもうれしいですね。
マチも深さもしっかりある大容量。羽織りものやストールなどの軽衣料をばさっと入れて持ち歩くのにもぴったりですね。裏地なしのタイプなのでとても軽量なのもうれしいポイントです。
フランス人のように休日にはマルシェのお供に、使わない時はお花やグリーンなどを入れてお部屋のインテリアとして使っても素敵ですね。もちろんアンカーモチーフなので海などのリゾートにも連れて行きたいバッグです。
こちらは天然素材で編まれたシンプルな本体に、カラフルなタッセルがたくさんついたインパクトのあるデザインです。カラフルな組み合わせが気分を盛り上げてくれます。シンプルなコーディネートが一気に華やかになりそうです。
こちらもマチも深さもたっぷりあるタイプなので、荷物の多い方にもおすすめです。革の持ち手部分は長さがしっかりあるので、荷物を入れてもゆったり肩掛けできます。
タッセルは表だけではなく側面全てに付いているので、どこから見てもカラフルでかわいい!カラフルでポップですが、ベースがナチュラルなので子どもっぽくなりません。シンプルな着こなしのアクセントに持ちたいバッグです。
シンプルの中にこだわりとかわいいが詰まったラウゴア
2002年にブランドスタートしたバッグブランドLAUGOA(ラウゴア)。「SOPHISTICATED/洗練されたまなざしで切り取る、無限の世界」をコンセプトに、ハンドクラフトをブランドマインドとして、時代に呼応するノームコアの思想をもった上質でクリーンなBagを展開。
トレンドを抑えながらも、シルエット、パターンにこだわった作りで、普遍的に持ち続けたくなるアイテムをご提案します。
大きなラウンド型が持っているだけで目をひくデザイン。かごバッグというとトート型が多いですが、こんな遊び心がたっぷりの珍しいデザインはなかなかありません。リゾートのイメージが強いかごバッグも、これならタウンユースしても違和感なしですね。
口元は風呂敷のようにギュっと結ぶ仕様になっており、うっかり中身が出てしまうのを防げます。裏地付きで内ポケットもついているので、細々した持ち物が多い女性に優しい仕様に。
表面は素材のナチュラル感を生かしつつも、渦巻き模様の編み地がアクセントになっていてとってもおしゃれ。他にはない珍しい形なので、小物で差を付けたいおしゃれ女子におすすめのアイテムです。
こちらはワンハンドルが珍しいバケツ型のかごバッグです。フロントにはスマホやパスケースが入るアウトポケットが。ポケットの四つ角をリベットで留めているデザインはナチュラルな中にもエッジが効いた洗練された雰囲気に。
表のかご部分はラフィア(水草)で編まれており柔らかい質感ですが、裏地がしっかりしているので置いた時にバッグが自立するようになっています。
内側はポケットと同じ生地で総裏地仕様になっています。表のナチュラルな雰囲気と対照的なメタリックカラーに。表と裏のコントラストが何ともおしゃれ。口元はマグネットでとまるようになっているので、開け閉めが楽ちんなのも◎。
今年のトレンドであるバケツ型のバッグも、かごタイプだと柔らかい雰囲気がプラスされトライしやすいのではないでしょうか?小さめサイズでころんと丸みを帯びたフォルムは抜け感が出るので、トレンチコートなどのカチッとした春アウターに合わせてもバランスがいいです。
蓋の部分は柔らかさのある合皮でできています。荷物を入れて縛るとリボンのように飛び出す感じがフェミニンでかわいいですね。裏地付きで内ポケットもあるので、バッグの中で迷子になりがちな鍵やリップなどの小物も気持ちよく収まります。
生成りとベージュの2色が混ざった編み地はニットの様な立体感があり、複雑な素材の表情が生まれます。
とても柔らかい素材でできているので、肩掛けして衣服とあたっても衣服へのダメージも少なくGOOD。毎日持つものこそ気軽に使える物がいい!という方におすすめしたいアイテムです。
洗練された素材とテキスタイルの組み合わせ!Vegetal
手作業による味わいのある素材感と自由な発想の組み合わせで、洗練されたかごバッグを作っているブランド「Vegetal (ベジタル)」。ビンテージとボヘミアンのニュアンスをちりばめた、身に付ける人の個性にそっと寄り添うような1点物のようなアイテムが特徴です。
こちらもトレンドの円柱型の小さめのポシェット。持ち手の長さが調整出来るのでワンショルダーでも斜めがけでもOK。コーディネートの雰囲気に合わせて変えられます。
裏地は完全取り外しができる巾着が付いています。本体はインテリア用のかごに使用することの多い少し固めの素材を使用しているので、しっかりとした丈夫な作りになっています。小物を入れるバスケットとして、お部屋のインテリアにしても素敵ですね。
内袋の巾着口には大きめのリボンがついていて、かっちりした中にもフェミニン感がプラスされています。大人の女性も上品に持てるかごバッグになっています。
シンプルなトート型もかごバッグになるだけでグッとナチュラルで軽やかな雰囲気に。ベーシックなボーダーT×デニムのコーディネートも、バッグが変わるだけでイメージチェンジ!
ナチュラルなカラーにあえてカーキやレッドのテキスタイルをオン。パキッとしたコントラストが絶妙です。カーキやベージュ、ブラックなどベーシックなカラーに加えて、この夏からはレッドも登場。今シーズントレンドのレッドをかごバッグで取り入れて、着こなしにアクセントをプラスしてみて。
こちらも持ち手部分を残して、内袋を取り外せる仕様になっています。また、内袋のフラップ部分があるのとないので、雰囲気に変化を付けられるのでコーディネートに合わせて使い分けるのも良さそうです。
巾着タイプではなく、ふわっと持ち手の間に被せるようなデザインも他にはない素敵な仕様。形はベーシックですが、細部のディテールがとても凝っているアイテム。小さなこだわりを大切にするパリジェンヌ好みのかごバッグかも!?
乙女ゴコロをくすぐること間違いなしのころんとした丸いフォルムがかわいいかごバッグ。上下で編み方を変えていることで、表部分が単調にならず表情が生まれています。
こちらも内袋は完全に取り外せる巾着タイプになっています。藤だけのバスケットはスカーフやハンカチなどの小物を入れたりと、お部屋の中で見せる収納としても使えそうですね。持ち手の中心部分は革で包んであり、持つときも腕にかけるときも痛くならず持てます。
内袋の口が大きく開くので、大きな荷物も出し入れしやすくピクニックなどのお出かけシーンにもぴったりですね。マチもしっかりあるので水平に持ち運びたいお弁当などを入れても大丈夫そう!
かごバッグの進化が止まらない今シーズン。気になったのはベーシックなもの?他にはないデザイン性の高いもの?あなたの着こなしに足したいかごバッグは見つかりましたか?
どれもシンプルでありながらも、そこに遊び心をプラスしたデザインなので、夏だけじゃなくシーズンレスで使えるアイテムです。ジェーン・バーキンのように一年中かごバッグを楽しむなんてことも真似できちゃいますね!
とっておきのかごバッグとともに、おしゃれを楽しんでみてください。
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