社会人としてのルールがまだしっかりと身についていない新入社員は、失敗がつきものですよね。しかし、中には上司や先輩社員の想像をはるかに超えるような、常識外れな行動をしてしまう新入社員も少なくありません。今回は、実際に出会った仰天新入社員のエピソードについて紹介します。

メモを取らず写真に撮る

「会議中、突然パシャっという音がして振り返ると、新人がホワイトボードに書かれた会議メモや資料を写真に撮っていたんです。『え、何をしてるの?』と尋ねると、『メモとるより手っ取り早いので写メ撮ってます。こっちの方が断然効率良くないですか?』と答える新入社員。その場にいた全員、目が点になりました。会議メモや資料は、顧客データや内部データなど、機密情報がたくさん記載された大切な情報です。『プライベートなスマホで当たり前のように撮影するなんて、一体何を考えているんだろう……』と唖然としてしまいました。上司に叱責されデータは削除しましたが、本人はあまり反省していない様子でした。これから教育していくことを考えると、途方に暮れてしまいます。」(30代女性/営業事務)

困ったら上司ではなく親に相談

「仕事で大きなミスをしてしまった新入社員に、『同じミスをしないために、どうしたらいいか考えて』と指導しました。数日経っても返答がないため、どういうつもりか聞いてみると『いまママに相談してるんですけど、返事が返ってこなくて……』と言われ、呆れて言葉も出ませんでした。自分で答えを出せないようなら、まずは先輩や上司を頼るのが筋だと思います。この年になって上司の前で母親を“ママ”と呼んでいる時点で、親離れできてないんだなとがっかりしました。」(40代男性/広告代理店)

敬語って知ってる?タメ口で話す

「5つ歳下の新人の教育担当を務めることになったのですが、敬語が使えない新人で驚いています。私のことを〇〇ちゃん呼ばわりするどころか、『了解!』『うんうん』『なるほどね』など、会話のほとんどがタメ口なのです。最初は明るくフレンドリーな性格なのかなと思うようにしていましたが、段々イラっとするようになってしまって……。こっちから敬語を強要するのも何だか気が引けるので、周りの先輩や上司に早く注意してもらいたいと心から願っています。」(20代女性/金融)