5月は初夏を迎えて気温も上昇し、咲き誇る花々やみずみずしい新緑が全国各地で楽しめる、お出かけにぴったりの季節。ゴールデンウィークや週末旅行など、5月のお休みにおすすめの国内旅行先をご紹介します。
1.【茨城】国営ひたち海浜公園
四季折々、さまざまな花が開花する国営ひたち海浜公園。4月下旬から5月中旬にかけては、約3.5ヘクタールもの広大な敷地を埋め尽くす、ネモフィラの花畑を楽しめるシーズンとして特に多くの人が訪れます。
ネモフィラはライトブルーの可憐な花で、満開の時期はまるで丘一面に明るいブルーの絨毯を敷き詰めたよう。国内で花の名所は数あれど、ネモフィラの花畑をこれだけの規模で楽しめるのは、ここ国営ひたち海浜公園だけです。
2.【福岡】河内藤園
海外のサイトで“世界の絶景10”に選ばれたことをきっかけに、国内でも一躍有名になった河内藤園。私営の藤園ながら3,000坪もの広さをほこる園内には、トンネルやドーム状の藤棚に、約22種の彩り豊かな藤の花が咲き乱れます。
園内で特に人気の見どころは、藤棚がトンネル状に形作られた「藤トンネル」。一般的な紫の一色だけでなく、白やピンクがかったものなど、色とりどりの藤の花がまるで虹のように色彩を重ねています。
3.【長野】上高地
年間150万人が訪れる憧れの山岳リゾート・上高地。雄大な北アルプスの山々を目の前に、鳥のさえずりを聴きながら気持ちよくハイキングを楽しめます。
冬は雪で山が閉ざされるため、ようやく開山するのは例年4月下旬ごろ。新緑の芽吹きが盛んになる5月後半〜6月前半ごろの訪問が特におすすめです。
4.【山口】秋吉台
日本最大のカルスト台地である秋吉台。一帯は牧草地のように草原が広がっており、特に5月はみずみずしい新緑の草原が楽しめるおすすめの時期です。
秋吉台とあわせて訪れたいのが、秋吉台の地下100mに広がる大鍾乳洞・秋芳洞。約8.7kmもの長さがある大洞窟で、そのうち約1kmほどを観光路として公開しています。