節約や貯金をしようと思ってはいるけれど、気づけばいつもお金がない……。そんな人にありがちなのが、財布の紐が緩みやすいタイミングで、意識せずにお金を使いすぎているパターンです。ここでは、無意識のうちに浪費しがちな要注意のタイミングを3つご紹介します。

非日常感から浪費に走りやすい「旅行中」

まず挙げられるのが「旅行をしているとき」です。旅先では非日常感を味わいたいという思いから、つい財布の紐も緩みがち。そのうえなかなか行けない旅先で気になるアイテムを見つけると、「ここでしか買えないかもしれない」と思い、衝動買いをしてしまう場合もあります。

旅行中くらいパーッとお金を使うのも、もちろん悪くはありません。けれど「使ってもここまで」という予算はきちんと決めて、予算オーバーしないように気をつけることが大切です。また旅先で衝動買いをしそうなときは、一旦その場を離れて冷静になることをおすすめします。

金銭感覚が鈍る「大きな買い物のあと」

財布の紐が緩みがちなタイミングとして次に挙げられるのが、「大きな買い物をしたあと」。扱うお金の額が一度グッと上がることで感覚が麻痺し、つい浪費をしてしまうのです。

大きな買い物をしたあとは、収支のバランスを取るためにも、むしろ節約が必要なタイミングです。普段は家計簿などをつけない人も、大きな出費のあとだけは、毎日の収支を細かく記録するなどの工夫が必要です。「自分がいくら使っているか」をきちんと把握して、金銭感覚を早めにもとに戻しましょう。