今年5月、代々木公園駅から徒歩1分の場所にオープンしたカフェ『プルミエメ(PREMIER MAI)』は、1日を通して“理想の朝ごはん”が楽しめるお店です。人気メニューの「ムイエット」をはじめ、フレンチトーストやチーズトーストなど、パンをメインにした朝食メニューが充実し、カフェ巡りとフランス好きのオーナーこだわりのドリンクやインテリア、食器類も非日常感を高めてくれます。

隠れ家カフェ『プルミエメ』で味わう“ちょっとよそゆき”の朝ごはん
(画像=落ち着きのある洗練されたインテリアも素敵、『PARIS mag』より引用)

看板を出していないにもかかわらず、週末は行列ができるという話題店に訪れました。

フランスの朝ごはん「ムイエット」をとろとろ半熟卵に絡めて召し上がれ!

隠れ家カフェ『プルミエメ』で味わう“ちょっとよそゆき”の朝ごはん
(画像=『PARIS mag』より引用)

『プルミエメ』のコンセプトは「ちょっとよそゆきの朝ごはん」。店内のキッチンには大きな鉄板が設置され、じゅうじゅうと卵を焼く音や、パンを焼く香ばしい香りをダイレクトに感じることができます。

隠れ家カフェ『プルミエメ』で味わう“ちょっとよそゆき”の朝ごはん
(画像=『PARIS mag』より引用)

人気の「ムイエットプレート」はフランスの朝の食卓を参考にアレンジしたもので、鉄板でふっくらと焼き上げ、スティック状に切り分けた食パンを2種類の半熟卵にたっぷり絡めながら味わいます。

隠れ家カフェ『プルミエメ』で味わう“ちょっとよそゆき”の朝ごはん
(画像=『PARIS mag』より引用)

普段なかなか使う機会のないエッグシェルカッターを使って半熟卵をカットする瞬間はドキドキ、ワクワク!ガラス製のエッグスタンドも“よそゆき”気分を味わえるポイントです。

隠れ家カフェ『プルミエメ』で味わう“ちょっとよそゆき”の朝ごはん
(画像=食パンは『考えた人すごいわ』を使用。鉄板で焼くことで甘い香りとバターの風味、香ばしさがより一層引き立ちます。、『PARIS mag』より引用)

湯むきされたミニトマトや、色鮮やかなビーツのマッシュポテト、粒マスタードがアクセントのキャロットラペ…プレートを彩る季節のデリにも、ひと工夫が感じられ「上質なおもてなし」を体感することができます。

「野菜の味付けはシンプルに抑え、素材の味を楽しんでもらえるようにしました。プレートには旬の素材をたくさん添えて、ヘルシーさと特別感を演出しています」とディレクターのすずさん。

隠れ家カフェ『プルミエメ』で味わう“ちょっとよそゆき”の朝ごはん
(画像=ふわふわの白いオムレツにとろりホワイトチーズソースがかかった鉄板オムレツプレート。特別な卵を使用することで全卵でも白いオムレツになるのだそう。、『PARIS mag』より引用)

北海道の農場から買い付けている白い卵黄の卵を贅沢に3個使用して作られる「鉄板オムレツプレート」や、5cmの厚切りトーストにパリ発シチリア産のオリーブオイルと塩をかけて食べる「極厚鉄板オリーブオイルトースト」など、上質な素材を味わえるとあって、さまざまな年代のお客さんに親しまれています。

二層のコントラストが美しい!特別感を味わえるドリンクメニューも魅力

隠れ家カフェ『プルミエメ』で味わう“ちょっとよそゆき”の朝ごはん
(画像=2層のカフェオレ(写真左)と、アールグレイオレンジのヴィネガー(写真右)、『PARIS mag』より引用)

ハンドドリップコーヒーやカフェオレ、ヴィネガードリンクなどのドリンクメニューも豊富な『プルミエメ』。コーヒーは代々木公園の『ロストロ』でオリジナルブレンドを焙煎してもらい、ヴィネガードリンクは代々木上原の『ヴィネガーバー・バンクシア』で季節のヴィネガーを漬け込んでもらっているそう。

隠れ家カフェ『プルミエメ』で味わう“ちょっとよそゆき”の朝ごはん
(画像=『PARIS mag』より引用)

「ロストロもバンクシアもここから近い距離にある私のお気に入りのお店。このエリアに店をオープンさせることになり、それぞれのお店のオーナーさんに『トーストに合う味わいのドリンクを作りたい』と相談させてもらい実現しました」とすずさん。

グラスに注がれる色合いやコントラストも美しく、思わず写真を撮るお客さんの気持ちにも頷けます。

「特別な朝ごはん」を叶える、フランスのエッセンスを散りばめた店内

隠れ家カフェ『プルミエメ』で味わう“ちょっとよそゆき”の朝ごはん
(画像=趣味のカフェ巡りは全国各地延べ3,000件以上を訪れたというディレクターのすずさん、『PARIS mag』より引用)

こちらのお店を立ち上げた、ディレクターのすずさんは、趣味のカフェ巡りをする中で「いつか自分のお店を持ちたい」と考えるようになったそう。

「私自身、朝食の時間を大切に過ごしたいという思いがあり、自宅では味わえないような『特別な朝ごはん』を楽しむためのメニュー作りと空間デザインを意識しました。フランスのカルチャーやデザインも大好きで、店内のインテリアや食器など、さまざまなところにフランスの要素を散りばめています」。

隠れ家カフェ『プルミエメ』で味わう“ちょっとよそゆき”の朝ごはん
(画像=『PARIS mag』より引用)

フランスから買い付けたというヴィンテージのカトラリーや、アルミ製のアンティーク感あふれるプレートも、料理を美しく引き立てます。

普段は「SUZU PR COMPANY」の代表として、企業のPRを担うすずさん。お店で使用している食パンは、PRを手がけた高級食パン専門店『考えた人すごいわ』の食パンを使用し、「増永眼鏡」のメガネをスタッフに着用してもらうなど、店内を食材やプロダクトを発信するPR空間としても位置付けています。

「フルーツや野菜、スイーツなど、PR商材を取り入れ、いち早くお客さまに試してもらえる場としても活用していきたい」と話してくれました。

隠れ家カフェ『プルミエメ』で味わう“ちょっとよそゆき”の朝ごはん
(画像=『PARIS mag』より引用)

お店の告知や宣伝は、Instagramに限定しているにもかかわらず、週末には行列ができ、遠方から来るお客さんでお店は賑わいます。店内奥には予約制の個室もあるため、グループでゆったりと過ごすなら事前の予約がおすすめです(1時間2000円)。

旅行やレジャーに行きにくい状況の今、よそゆきの朝ごはんで、贅沢気分を味わってみてはいかがでしょうか。

■お店情報
プルミエメ
住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-6-10代々木公園ビル2F
定休日:水曜日
営業時間:8:00~17:00(16:15L.O.)
※現金支払い不可。完全キャッシュレス決済のみの対応です。


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