海あり山あり、歴史や温泉など、様々な魅力が詰まった福井県。その中でも、福井を訪れたら絶対に一度は足を運んでもらいたいおすすめスポットを、ジャンル毎に一つずつ、計11か所ご紹介します。
【1】博物館:福井県立恐竜博物館
福井県と言えば、やはり「恐竜」です。県内では、フクイティタンなど日本で最も多くの恐竜が発掘され、まさしく恐竜県。そんな福井で博物館を訪れるなら、やはり「福井県立恐竜博物館」がおすすめです。
館内は、生命の誕生から人類の進化にふれる「生命と歴史ゾーン」、水と火をテーマにした「地球の化学ゾーン」、展示のメインとなる「恐竜の世界ゾーン」から構成されています。
中でもメインの「恐竜の世界ゾーン」では、全身骨格の9割以上が実際の化石で組み上げられているカマラサウルスをはじめ、40体以上の恐竜骨格が展示されています。おとなも子どもも、恐竜の世界を堪能できる博物館です。
【2】お城:丸岡城
江戸時代には越前国(現福井県)のまさに中心であった「福井城」や、戦国時代に越前の中心として繁栄した「一乗谷」、季節によって雲海の上に姿を見せる山城「越前大野城」など、福井県内では様々なお城があります。
その中でも福井県でおすすめのお城は、福井県内のお城で唯一現存天守を持つ「丸岡城」です。国内に12ある現存天守の1つで、日本の名城100選にも選出されています。
【3】お寺:永平寺
お寺部門でおすすめは、福井を代表する観光スポットでもある「永平寺」です。鎌倉時代に開かれたお寺で、禅道場の最高峰と言われています。現在でも多くの僧侶が毎日修行を行っていますが、一般の人も予約を入れておくと、座禅や写経などの修行体験ができます。
【4】大仏様:越前大仏
福井県では小浜市を中心に国宝や重要文化財となっている大仏様が多くありますが、今回は建物内に鎮座している大仏の中では日本一大きい「越前大仏」をおすすめします。有名な奈良の大仏様より一回り大きい像高17mの大きな大仏様は、近くで見ると迫力満点です。
その他にも大仏殿の中には11.2mの菩薩像や10.3mの羅漢像をはじめ、1,281体の仏様が安置されており、見ごたえ十分の大仏殿となっています。
【5】神社:気比神宮
白山信仰の拠点であった平泉寺白山神社や、北陸三大祭りの一つ三国祭が開催される三国神社、織田家発祥の地である剱神社など、県内では多くのお社が点在しますが、おすすめは敦賀市にある「気比神宮」です。
創建は702年と伝わる歴史あるお社で、最近では「恋の社」として多くの参拝者でにぎわっています。日本三大木造大鳥居と言われる立派な鳥居もこのお社の見所でもあります。