自然あふれる群馬県藤岡市。三波石峡や桜山公園などの観光地が有名です。この地にある名湯、八塩温泉近くには「あじさいの里」があり、シーズンを迎えると美しい花を見せてくれます。里内には八福神も鎮座し、蛍が見られるスポットも!八塩温泉郷、あじさいの里の魅力と、美味しいご当地スイーツもご紹介しましょう。
群馬の名湯 八塩温泉
藤岡市を流れる神流川沿いにある八塩温泉は、知る人ぞしる群馬の名湯。3軒の温泉宿と1軒の日帰り温泉があります。今からおよそ200万年前、この一体は海で、その頃の地層から塩分の高いお湯が湧き出るため「塩の湯口八ツ所」と呼ばれていました。これが由来となり、現在の八塩という名前が付けられたのですよ。
八塩温泉に隣接する八塩あじさいの里
八塩温泉近くには「八塩あじさいの里」があり、例年6月下旬から7月上旬まで、およそ5,000株もの紫陽花が咲き誇ります。
緑に包まれた里内には遊歩道があり、のんびりお散歩気分で散策できます。紫陽花と温泉、この季節だけのスペシャルな旅を満喫できますね。ちなみに、八塩の由来となった「塩の湯口八ツ所」の源泉もあじさいの里にあるんですよ。
あじさいを眺めながら八福神巡りも
あじさいの里の遊歩道沿いには、あじさいはもちろんですが、七福神ならぬ八福神が鎮座します。それでは、あじさいを鑑賞しながら、八福神めぐりをスタートしましょう。
まずは、鬼石観光ホテルのそばにある駐車場からあじさいの里へアクセス。入り口からすでに紫陽花が顔を見せてくれます。
左手に進むと、まず目に飛び込んでくるのがブリッジアート。橋に美しい八福神がパステルカラーで描かれていて美しいです。
その目の前には、藤岡市鬼石エリアならではの福鬼神が鎮座します。木彫りの鬼神は少し怖さを感じるほど迫力満点!
先へすすむと、寿老人、そして橋を渡った先、丘の上には弁財天が鎮座しています。
さらに遊歩道を進んでいくと福禄寿、恵比寿、毘沙門天が姿を現します。
その先を八塩館から右手に進むと、布袋尊、大黒天が鎮座しています。その先の鬱蒼とした森では、静かに大黒滝が流れ落ちています。
遊歩道の両脇には、もちろん紫陽花が美しい姿を見せてくれますよ。