宅配で届く料理キットで普段作らない料理に挑戦！

コロナの影響で生活のさまざまな部分が制限されていた期間、我が家で大活躍してくれた食材キットの配達サービスがあります。その週のメニューの中から好きなものを選び、レシピとそれに必要な材料を人数分配達してもらうというサービスです。

(画像=こんな感じで届きます。ここ数年、郵便事情はかなりよくなったとはいえ、中がぐっちゃぐちゃになって届くことも多いのがフランスです、『PARIS mag』より引用)

ここ数年パリで人気が高まって、提供するサービス会社の数もどんどん増えていたのですが、この１年半ほどのコロナ渦において、我が家もかなり助けてもらいました。

バリエーション豊かな料理キットのサービス

(画像=レシピを見ながら料理するのですが、材料が足りないこともときどきあって…そのあたりのラフさもフランスだなあ…と思っていました、『PARIS mag』より引用)

ちょっと高級系のもの、かなり庶民的な感じのもの、各社のサービスを比べると出来上がりの写真もお値段もさまざまなのですが、私が利用しているのはその中でももっともスタンダードな会社のひとつ「Hello Fresh」のもの。ドイツのベルリンに本社があり、ヨーロッパとアメリカ中心に世界10ヵ国以上で食材キットの配達サービスをしている会社です。

スーパーもレストランも閉じていたロックダウン期

(画像=ついつい同じような食材で同じ用なものばかり作ってしまいますが、食材キットの宅配サービスで新たなレパートリーが増えました、『PARIS mag』より引用)

感染予防対策によりレストランやカフェが長い間閉まっていたフランス。最近やっと解除されたロックダウンでは、半年以上もどこもかも閉鎖されていて外食は不可能でした。家で作るかレストランのお持ち帰りサービスを使うかしかなかったので、この食材をレシピと一緒に運んでくれるサービスは本当にありがたかった！

(画像=勉強になることも多く、初期の頃は自宅で料理教室に通っているような気分も楽しめます、『PARIS mag』より引用)

レストランやカフェの閉鎖どころか、18時にスーパーも何もかもが閉まるという期間もあって、そうなると夕飯の買い物すら難しい日も多かったのでとても助かったのです。

日本では24時間オープンのコンビニもスーパーもいっぱいあり、何かしらどこかでお惣菜が手に入るという環境があるので、何も買えない、手に入らない！というピンチはそうそうやってこないと思うのですが、パリではそれが現実だったんです。そもそも普段から24時間営業のスーパーなんてないですしね。

豊富なメニューから選ぶのも楽しい

(画像=フレンチはもちろん、イタリアンやアジア料理などの異国料理も豊富。調味料などを買わなくて異国料理にトライできるのもこのサービスのメリット、『PARIS mag』より引用)

食材キット配達サービス、基本的に人数は2人以上、１週間3食以上からの注文可能です。我が家はこの最低ラインの契約中。例えばその場合、１食分（1人分）が7ユーロ、配達料が5.95ユーロほど。週に夫婦の3食分で47.95ユーロ（約6300円）となります。

(画像=『PARIS mag』より引用)

大体毎週20種類くらいのメニューの中から好きなものを3つ選ぶような感じです。4つ以上注文したり人数を増やしたりするとどんどん割安になっていきます。

(画像=『PARIS mag』より引用)

安いか安くないかはその人の価値観次第だとは思いますが、外食やお持ち帰りをするよりは安く、何より買い物をしなくても材料がきっちり揃っているというのはとても助かりました。

今はレストランやスーパーの営業も通常通りに戻ったこともあり、正直、続けて注文していると、メニューのレパートリーがなんとなく限られていることに気づき、ちょっぴり飽きてくるので、最近は気が向いた時しか頼んでいません。しかし、自分ではあまり買わない食材を使ったり、食材やスパイスの意外な使い方や組み合わせを覚えたり、フランス語の勉強にもなったりと楽しくていいこともたくさんありました。たまったレシピを自分流にアレンジして、レパートリーもちょっと増えたような気がします♪

提供・PARIS mag（シンプルで上質なライフスタイルを提案するWEBマガジン）

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