はじめに

このページでは新型コロナウイルス(COVID-19)に関連した韓国現地での最新情報をできる範囲でお届けしていますが、「今韓国に行っても大丈夫か?」などの個別のお問い合わせにつきましてはお答え致しかねますのでご了承下さい。

2020年3月9日時点から事実上、観光目的での韓国への入国ができない状態です。 コロナウイルスが鎮静化し、再び日韓間の自由な往来ができる日がいち早く訪れることを願うばかりです。

韓国のコロナウィルス感染現況

2021年8月10日00:00基準

情報元:中央災難安全対策本部 ()カッコ内は前日対比増加数 韓国のコロナウィルス感染現況

『韓国旅行コネスト』より
(画像=『韓国旅行コネスト』より)

韓国のコロナウィルス感染者数

情報元:保健福祉部

韓国のコロナウイルス状況(随時更新)
(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)

韓国内の地域別感染現況

2021年8月10日00:00基準

情報元:中央災難安全対策本部 ()カッコ内は前日対比増加数

韓国のコロナウイルス状況(随時更新)
(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)

韓国のコロナワクチン接種状況

2021年8月10日00:00基準

情報元:韓国疾病管理庁

韓国のコロナウイルス状況(随時更新)
(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)

今日本から韓国に行ける?

【日本からの韓国入国可否の概要】

韓国のコロナウイルス状況(随時更新)
(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)

旅行もビジネス目的も今は無理

コロナウィルス流行に伴い韓国政府は2020年3月9日0時より日本人の無ビザ韓国入国を全面中断すると発表しました。

これまでは 90日以内であればビザがなくても韓国への訪問が可能でしたが、現在はビザの発給を受けなければ韓国を訪問することができません。事実上日本人の観光目的での入国は不可能になってしまいました。

また、ビジネス目的の場合も「ビジネストラック」という制度で2021年1月13日までは条件付きで入国を許可していましたが、コロナウィルスの再流行に伴い現在は入国を制限しています。

留学などでビザを申請し取得できた人や、韓国籍の人は日本から韓国への入国が可能ですが、コロナ陰性証明書の提出が必須となり、さらに韓国入国後14日間は自己隔離期間として公共交通の利用や隔離場所からの外出が一切禁止されます。

いつから韓国旅行に行けるの?

「いつから韓国旅行に行けるのか?」については、日韓両国でのワクチン接種率や感染者数の状況を見ながら少しずつ制限を緩和していくことが予想されますが、現時点ではわからないというのが現状です。

【韓国在住者向け】

韓国在住外国人の再入国が許可制に

これまで長期滞在外国人は韓国に再入国する場合、外国人登録証があれば再入国許可は必要ありませんでしたが、2020年6月1日よりこれを廃止し、許可制となります。再入国許可を受けずに出国した場合は、すでに許可されていた在留資格(ビザ)及び在留期間は消滅してしまうので気を付けましょう。

また再入国の際にも医療機関の診断書の提出が原則義務となりますが、韓国を出国する前に「診断免除書」を申請すれば診断書がなくても再入国が可能です。

韓国の防疫ルール

韓国のコロナウイルス状況(随時更新)
(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)

ここからは韓国内で定められているコロナ対策の防疫ルール、「거리두기(コリトゥギ)」の情報を紹介します。 「거리두기(コリトゥギ)」は直訳すると「距離を取ること」と言う意味で「사회적 거리두기(サフェチョッ コリトゥギ)=ソーシャルディスタンス」と呼ばれる場合もありますが、一般的には防疫対策およびそのルール全般を指します。

基本的な10の防疫ルール

韓国にはまず「基本的防疫規則」というものがあります。 これはコロナウィルスの長期流行下で、不特定多数の人が集まる施設(韓国語で『多衆利用施設(다중이용시설;タジュンイヨンシソル)』と呼びます)において、流行度の段階に関係なく施設管理者・従事者・利用者が守るべき最も基本的なルールを明文化したものです。 全部で10個あります。

1.防疫ルールの案内 2.出入りする人の症状確認 3.出入りする人の名簿作成 4.マスクの着用 5.手洗い 6.飲食物の摂取禁止 7.密集度の緩和 8.1日3回以上の換気 9.こまめな消毒 10.防疫管理者の指定・運営

防疫対策の段階別基準(’21年7/1~)

韓国も日本と同じく、コロナウィルスの流行の度合いによって取るべき対策の規模が変わります。 従来までは5段階だったこれらの基準が2021年7月1日より4段階に刷新・施行されることになりました。

この段階基準は人口10万名あたりの週間1日平均感染者数を基準として決定されます。 また、各自治体が段階基準を満たす場合には1~3段階までは地域別で調整が可能です。

段階基準及びそれに対応する防疫対策の内容は大変細かく決められているため、以下の表は全国を基準として主な内容を要約したものになります。

韓国のコロナウイルス状況(随時更新)
(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)

私的な集まりの人数制限

「私的な集まり」というのは職場の飲み会やトルチャンチ、還暦祝い等を含めた親睦を深めることを目的とした全ての集まりや行事を言います。 但しワクチン接種が完了した人はこの人数制限の頭数から除外されます。 現在ソウルを始めとする首都圏は3段階の制限人数である4人までしか集まることができません。

食堂・カフェはテイクアウト・出前のみ

2~4段階で営業時間が制限される食堂・カフェについては、制限された営業時間以降はテイクアウトと出前(デリバリー)のみ可能となります。

コンサートやライブも入場者数制限

音楽のコンサートやライブについては屋内・外にかかわらず全席指定で運営をし、観客数は2~4段階の際には最大5,000名まで制限されます。

全国でマスク着用を義務化・違反時には罰金も

ソウル市内では2020年8月末から屋内外でのマスク着用を義務化していましたが、政府は2020年10月13日から全国的に医療機関や公共交通などの場所でのマスク着用を義務化しました。 違反時には最高10万ウォンの罰金が科されます。

万一訪問するなら事前に確認を

コロナウイルスの流行により臨時休業や営業時間に変更が生じているお店や施設が大変多い状況です。 万一訪問する場合にはコネストの各お店・施設の紹介ページ内上段にあるお知らせの確認、さらに正確を期すために直接お店側への事前問い合わせ・確認をしておくのが良いでしょう。

マスクなどの予防グッズは韓国で手に入る?

韓国ではコロナウィルス流行初期には一時的にマスクの供給が追いつかなかったこともありましたが、現在では需給バランスが安定しており、コンビニや薬局・スーパーなどで1つ1,000~2,000ウォンほどで購入が可能です。 消毒液についても同じく買い求めるのに苦労することはありませんし、ほとんどの交通機関や飲食店などで消毒液は常備されています。

韓国のコロナウイルス状況(随時更新)
(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)
韓国のコロナウイルス状況(随時更新)
(画像=『韓国旅行コネスト』より引用)

韓国内でコロナウイルスについての相談をする場合は?

韓国内で日本語での相談がしたい場合には、日本の公的機関である駐韓日本大使館に連絡する方法と、韓国の公的機関である疾病管理本部に連絡する2つの方法があります。

●在大韓民国日本国大使館領事部(邦人援護担当) E-mail:ryojisodan.seoul@so.mofa.go.jp TEL:02-739-7400 (代表:夜間および休館日は緊急オペレーターに接続されます)

提供・韓国旅行コネスト

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