2.四季折々の豊かな自然が広がる小さな尾瀬「覚満淵」
赤城山の標高1,360mにある覚満淵（かくまんぶち）は、1周1kmほどの湿地帯。湿生植物や高山植物の楽園で、小尾瀬とも呼ばれています。
ここでは湿地帯特有の植物とともに、6月中旬から下旬にかけてはオレンジ色の美しいレンゲツツジが咲き誇ります。また夏には新緑、秋は紅葉そして厳しい冬には雪景色も見られ、四季折々自然の美しさを楽しめます。
湿地帯の周りは遊歩道が整備されているので、周囲の景色や植物を眺めたり、写真を撮ったりしながらのんびり散策を楽しめます。
隣接する県立赤城公園ビジターセンターでは、駐車場やトイレを無料で使用できます。館内には周辺の動植物や赤城山の成り立ちなども無料展示されています。
ビジターセンターは観光案内所も兼ねておりパンフレットなども配布しているので、トレッキングや登山、観光の拠点としても利用でき、とても便利なスポットです。
県立赤城公園ビジターセンター
・営業時間：9:00〜15:45
・休館日：月曜日 年末年始
3.群馬屈指の雲海・初日の出も美しい「鳥居峠」
赤城山の標高1,390mに位置する鳥居峠。覚満淵や赤城大沼を近くから眺望できます。また6月から11月頃にかけて、気象条件によって美しい雲海が広がることでも知られています。
さらに、ここは群馬屈指の初日の出スポットとしても有名。御来光を拝もうと、元日に多くの見物客が足を運びます。
鳥居峠にはかつて、群馬県桐生市の水沼地区から続く赤城山登拝の道があり、ケーブルカーが運行していました。
1968年に廃線になってしまいましたが、駅舎は「赤城山頂記念館サントリービアバーベキューホール」と名称を変え、食事やカフェ、お土産屋さんとして現在も営業しています。
赤城山頂記念館サントリービアバーベキューホール
・営業期間：4月中旬〜11月中旬
・営業時間：平日10:00〜16：30 土日祝日9:00〜17:00
おわりに
群馬の名峰赤城山にある3つのオススメスポットをご紹介しました。
新鮮な空気と高山植物、そして四季折々の自然を堪能できる景勝地。レンゲツツジや新緑、紅葉シーズンには観光客をはじめ、フォトグラファーも多く足を運ぶ人気のスポットばかりです。
いずれも隣接しているので一度に全て巡ることも可能。壮大なスケールの風景と自然を楽しみに、赤城山へ足を運んでみませんか？
提供・トリップノート
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