「サイズ感」の選び方

では、次に「サイズ感」の選び方について説明していきますが、サイズ感も3つが基本となっています。

1 . タイト

細身でボディラインが出るようなサイズ感の「タイト」。

【第9回】30代40代からの大人女子おしゃれ講座!上級者の「シルエット」を手に入れよう
(画像=引用:Pierrot(ピエロ)、『プチ研』より引用)

アイテムでいうと、トップスの場合はコンパクトサイズなTシャツや目の詰まったニットなど。ボトムスはタイトスカートやスキニーパンツなどを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ボディラインが出るようなサイズ感なので、女性らしい印象を与える着こなしが楽しめるアイテムです。

2 . ジャスト

一番ベーシックで種類の豊富な「ジャスト」

【第9回】30代40代からの大人女子おしゃれ講座!上級者の「シルエット」を手に入れよう
(画像=引用:Pierrot(ピエロ)、『プチ研』より引用)

適度なゆとりがありつつも、ボリュームはそれほど感じさせないサイズ感で、すっきりと着こなすことができるのが特徴です。また、デザイン的にもシンプルで定番のものが多いため、おしゃれ初心者さんでもコーディネートを作りやすいサイズ感となっています。

3 . オーバー

体型を拾わないゆったりとしたサイズ感の「オーバー」。

【第9回】30代40代からの大人女子おしゃれ講座!上級者の「シルエット」を手に入れよう
(画像=引用:Re:EDIT(リエディ)、『プチ研』より引用)

ゆったりとした着こなしができるオーバーサイズのアイテムは、どこかカジュアルさやラフな印象を与えるアイテム。また、体型をカバーできるサイズ感なので愛用しているという方も多いかもしれませんね。

基本となる3つのサイズ感をそれぞれ上手に組み合わせることで、先に説明したA・Y・Iラインのシルエットをつくることができます。

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(画像=引用:Pierrot(ピエロ)、『プチ研』より引用)

例えば、タイトなトップスにジャストサイズ、もしくはオーバーサイズのボトムスを合わせればAラインコーデが完成しますし、逆にオーバーサイズのトップスやアウターにタイトかジャストサイズのボトムスを合わせればYラインコーデをつくることができます。

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(画像=引用:Pierrot(ピエロ) 、『プチ研』より引用)

どちらかのアイテムがタイトかオーバーサイズであれば、それ以外の2つのサイズ感を合わせることでコーデにメリハリが出て、洗練された印象の着こなしに仕上がります。 縦長なIラインを作るには、ジャストサイズとタイトなサイズ感のアイテムをうまく使うのがおすすめです。

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(画像=引用:Pierrot(ピエロ) 、『プチ研』より引用)

A・Yラインシルエットと違い、コーデにメリハリをつけないことがポイントとなるのがIラインシルエットの特徴です。そのため、ジャストサイズ、もしくはタイトなアイテムを組み合わせてコーデをつくると、すっきりとした着こなしにまとめることができます。

シルエットとサイズ感を意識したコーデの作り方

では、実際にシルエットとサイズ感を意識したコーディネートの作り方について、それぞれのシルエットごとにまとめていきます。

【Aライン】

まず、上半身はコンパクトにまとめて下半身にボリュームを出すAラインシルエット。

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(画像=引用:Re:EDIT(リエディ)、『プチ研』より引用)

ボトムスをボリュームのあるものにして、トップスをタイト、もしくはジャストサイズにすることで、裾に向かって広がるシルエットをバランス良く見せることができます。 そんなAラインコーデにおすすめのアイテムがフレアスカートとワイドパンツです。 フレアスカート自体がAラインのシルエットを持っているため、どんなサイズ感のトップスでもコーデ全体をAラインシルエットに見せることができます。 また、ワイドパンツの場合はタイトなサイズ感のトップスを選ぶことで、上半身をすっきりと見せてワイドパンツならではのボリューム感を引き立てることができ、バランスの良いAラインコーデを楽しむことができます。

【第9回】30代40代からの大人女子おしゃれ講座!上級者の「シルエット」を手に入れよう
(画像=引用:Pierrot(ピエロ)、『プチ研』より引用)

スカートコーデもパンツコーデも、基本的にトップスはインするようにしましょう。上半身をよりコンパクトな印象にまとめることができますし、ウエストマークもできるため、着やせと脚長、それぞれの効果が期待できます。 もっと手軽にAラインコーデを楽しみたいなら、Aラインシルエットのワンピースを使ってみてはいかがでしょうか。

【第9回】30代40代からの大人女子おしゃれ講座!上級者の「シルエット」を手に入れよう
(画像=引用:Pierrot(ピエロ)、『プチ研』より引用)

注意点として、Aラインシルエットのワンピースはフェミニンなデザインが多いので、30代40代の場合はベーシックカラーで膝下丈のデザインを選ぶようにすれば、大人のキレイめコーデをつくることができます。

【Yライン】

Yラインの場合、Aラインよりもメリハリを出す必要があるため、オーバーサイズのトップスにタイトなサイズ感のボトムスを合わせてつくるのがおすすめです。

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(画像=引用:Pierrot(ピエロ)、『プチ研』より引用)

トップスはオーバーサイズなものはもちろんですが、フレアスリーブなどのボリューム感がしっかりあるものだと、さらにメリハリが出てバランスも良くまとまります。 また、ボトムスはタイトスカートやスキニーパンツがおすすめ。下半身をすっきりと見せることで、Yラインシルエットならではのこなれ感を演出できます。

【第9回】30代40代からの大人女子おしゃれ講座!上級者の「シルエット」を手に入れよう
(画像=引用:Pierrot(ピエロ)、『プチ研』より引用)

メンズライクなオーバーサイズアウターにタイト、もしくはジャストサイズのボトムスを合わせるだけでも、Yラインコーデをつくることができます。

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(画像=引用:Re:EDIT(リエディ)、『プチ研』より引用)

いつものコーデにアウターを羽織るだけで、一気にシルエットを意識した着こなしに変身するので、おしゃれ初心者さんでも手軽にYラインシルエットのコーデが楽しめます。